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これやめたら結婚できた!「一生独身」予備軍が今すぐ実行すべきこと
中田綾美A.Nakata
これやめたら結婚できました!
恋愛コンサルタント・菊乃さんの著書『あなたの「そこ」がもったいない。』によれば、30歳以上で「いつかは結婚したい」という女性がまず第一に実行すべきことは“一人暮らし”。
「実家暮らしをやめたら結婚できました!」
菊乃さんが恋愛相談を受けてきたなかで、そう言う女性は非常に多いのだそうです。
もちろん、外見や言葉遣い、ふるまいを変える……といったことも大事なのですが、30代で彼氏がほしい、結婚したい女性にもっとも効果があるのは“親からの自立”だといいます。
実家暮らしの女性がなぜ結婚できないのか?
学校を卒業し働き始めて間もない20代前半ならともかく、アラサー以降の独身女性は今すぐ一人暮らしを始めましょう。
実家暮らしの女性が結婚できない理由として、以下の点が挙げられます。
(1)金銭感覚がおかしい
家賃がないぶん、使えるお金がそこそこあるため、実家暮らしの女性は身の丈の合っていない出費が多い傾向にあります。
高収入でもないのに趣味が海外旅行だったり、平日のランチに何千円もかけたり……。
自立した男性から見れば「こんな女性とは一緒に生活していけそうにない」とドン引きです。
また、実家暮らしの女性本人もそういうぜいたく三昧な生活に慣れきっていると「生活水準を落としてまで結婚したくないしー」とムダに理想が高くなる一方なので、ますます婚期が遠ざかってしまいます。
(2)“やってもらう”ことが当たり前になっている
実家暮らしだと、料理、掃除、洗濯、ゴミ出しにいたるまで、家事を親がやってくれることが多いでしょう。
また、生まれたときから一緒にいる両親なら、他人よりも“以心伝心”的なところもあります。
そうしたぬるま湯環境に浸っていると、男性とのお付き合いでは「わかってくれない」「察してくれない」という不満のオンパレードになりがちです。
また、(1)にも関係していますが、お金のかかる娯楽にハマることで“お客様体質”がしみついてしまうのも問題。
常に自分がサービスを受ける側で、“自分が誰かを喜ばせる、幸せにする”という心が欠けている女性と、いったい誰が結婚したいと思うでしょうか!?
お金がないから一人暮らしできない?
「そりゃ私だって一人暮らししたいけど……」
預金通帳を眺めてそう嘆く女性もいることでしょう。でも、ぜいたくな趣味をやめれば、一人暮らしを始める費用などすぐに貯まるのではないでしょうか?
一人暮らしにかかる初期費用は首都圏で30~50万円程度。シェアハウスなどを利用すれば、もっと安く抑えることも可能です。
「私ぜいたくなんかしてません!」
手取りの給料が少な過ぎて、一人暮らしなどできっこない……と反論したい女性もいるでしょう。でも、そういう女性は、“働き方”に問題があるのでは!?
菊乃さんによれば、実家暮らしの貧困女性が「このままじゃヤバイ」と本気で転職活動をした結果、フリーターからみごと正社員になり、その後、彼氏もできたというケースもあるといいます。
自分には学歴も職歴もないから……といって、現状に甘んじていませんか?
できない言い訳ばかりを探して何も行動を起こさなければ、ただいたずらに年齢を重ねるだけです。
“できない”と決め付けるのではなく、“一人暮らしを実現するにはどうすればいいか?”と発想を切り替えましょう。
実家暮らしは今は気楽かもしれませんが、いずれ親は老いて、娘より先にこの世を去ります。天涯孤独になってから後悔したくなければ、今すぐ親から自立しましょう。
大事なことなので何度も繰り返しますが、親に依存したまま、すねかじりのままでは“一生独身予備軍”から抜け出せないかも……!?
【参考】
菊乃(2017)『あなたの「そこ」がもったいない。』(すばる舎)