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不倫の発覚で修羅場に…一体どんなことが起こる?経験者のエピソード10選

並木まき

並木まきM.Namiki

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目次

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1:不倫で修羅場に…どんなことが起こる?

不倫関係が楽しいのは最初だけ。想定外にドロドロの展開になることも少なくありません。映画やドラマ顔負けの、人生最大のピンチに陥る人もたくさんいるのです。

2:夫の不倫編|修羅場を経験した人たちのエピソード5つ

(1)相手の女性の家に乗り込んだ


「夫が職場の後輩と不倫をしている情報をキャッチ。夫を問い詰めても白状しなかったので、現場を押さえなくてはと思い、ふたりでいるところに乗り込みました。

本人たちは、まったく予想していなかったようで、私の顔を見た瞬間、きょとんとしていました。そして見る見るうちに真っ青に。私は全裸のふたりの前で用意していた誓約書を女性に渡し、夫とは金輪際会わないことと、私に慰謝料100万円を支払うことを約束させ、サインさせました。

私が怒鳴っている最中ずっと、全裸でベッドの上でうつむきながら体育座りしていたあの女の姿は、いまでも忘れません」(39歳女性/パート)

(2)他人が仲裁に入るほどの口論に

「夫の浮気相手から、私のLINEに“離婚してください”と届き、そこから修羅場に発展。夫への愛情は消えていたものの、子どもが小さかったので離婚するわけにはいかず、相手の女性とやり合いました。

その翌日、夫には内緒でその女性と駅前のチェーン系カフェで会ったのですが、店員が仲裁に入るほどの激しい口論になりました。3時間ほど話し合った結果、相手の女性は夫とのことを諦めてくれましたが、心身ともに疲れ果てました……」(32歳女性/サービス)

(3)相手の女性が妊娠し諦めるよう説得

「夫が部下を妊娠させ、夫の勤務先にも知られる事態に。相手の女性は当初、“産む”と主張していて、諦めてもらうまでが本当に大変でした。

何度となく私と電話で話し、結局は、私がその女性の手術費用をもつことで決着。本当なら相手から慰謝料をもらいたい話でしたが、相手がお金がなかったこともあり、こちらが“手切金”のような形で100万円を払うことで、夫と別れてもらいました」(40歳女性/専門職)

(4)夫の私物を相手の女性宅に送りつけた

「元夫とは浮気が原因で離婚しました。夫はいくら問い詰めても浮気を認めなかったので、こちらで調査した相手の女性の自宅に、夫の私物を黙って送りつけてやったんです。

そこからは、離婚したくない夫、夫と再婚したい浮気相手、夫と離婚したい私の三者で2か月もの間、毎日のようにLINEや電話、対面でバトルの繰り返し。最終的に私が離婚調停を申し立てて離婚が成立しましたが、長期にわたる修羅場に、本気で疲れ果てました」(36歳女性/経営)

(5)夫が浮気相手に多額の借金

「夫の浮気が判明。別れるよう相手の女性に詰め寄ったところ、“ならば先にお金を返せ”と言われてしまい……。なんと、その女性から300万円も借金をしていたんです。

本来なら慰謝料を請求したいくらいだったのに、結局、私の貯金から返済をするハメに。当然、クズ夫にも見切りをつけて離婚しました。ほんと、踏んだり蹴ったりでした……」(41歳女性/サービス)

3:妻の不倫編|修羅場を経験した人たちのエピソード5つ

(1)駆け落ちを寸前で阻止

「妻がパート先の上司と不倫関係になってしまったんです。妻が妙にソワソワしているのをおかしいと思った僕が問い詰め、事態が発覚。相手がバツイチの独身だったために、県外に駆け落ちしようと画策していたことがわかりました。しかも、決行がその日の翌日、本当に驚きましたよ。

翌朝、妻を迎えに来た相手の男を待ち伏せして話し合いに。玄関前で殴り合い寸前までいき、近所の人にもばっちり目撃されました。その後、恥ずかしくてその家には暮らしていられず、夫婦で引っ越しをしました」(38歳男性/IT)

(2)プラトニックだからこそ厄介

「妻から“好きな人ができた”と打ち明けられました。不倫未遂とでも言うのでしょうか。肉体的な関係はないものの、お互いに相思相愛で、僕と離婚をしてから交際しようと約束したとのことでした。

相手の男性は独身。実際には不倫ではないのですが、なんとしても妻と離婚したくなかった僕は、相手の男性と直談判して、妻との連絡を絶ってもらいました。

ところが、妻はその男性と連絡がとれなくなってから、ヒステリー状態に。僕を罵倒し、敵意をむき出しにしてくる毎日が1年ほど続きました。離婚したいと何度も泣き叫ばれ、僕のメンタルも限界でしたが、いまもなんとか離婚せずにいます。だけど、まだ夫婦仲は冷え切っています」(44歳男性/IT)

(3)ダブル不倫の相手の妻から連絡が

「ある日、妻の不倫相手の奥さまから僕の職場に電話があり、W不倫の事実を知りました。相手の家庭には子どもがいなかったので、あちらの奥さまは、妻とご主人に慰謝料を請求して離婚する方針とのことでした。しかし、僕と妻の間には子どもがいますので、僕はなんとしても離婚は阻止したい考えでした。

あちらの奥さまの提案で4者で何度も面会をしましたが、それぞれの思惑が違うので、まったく話はまとまらず。それどころか、段々と険悪な雰囲気になり、僕らだけでは話し合いができなくなったので、弁護士を入れることに。

結局、不倫相手が僕に、妻が相手の奥さまに慰謝料を払う、という形でまとまりました。精神がズタボロになった上、慰謝料ももらったんだか払ったんだかわからない状態で、とにかく心が荒みましたね。結局、妻と僕も先日、離婚しました」(37歳男性/団体職員)

(4)モラハラ夫の濡れ衣

「浮気した妻が、僕をモラハラ夫に仕立て上げ、離婚を突きつけてきました。双方の親に、あることないことを吹聴し、被害者ヅラをして、離婚を優位に進めようと画策したんです。

最初のうちは、すっかり両家とも騙されて僕が劣勢。しかたがないので、100万円ほど使って探偵を依頼し、妻の浮気証拠を集めました。その証拠を両家に見せ、すべて妻の演技であると説得し、なんとか僕への濡れ衣は晴れましたが……。

結局、妻の気持ちはその男から冷めることはなく、その出来事からわずか1年で妻が家出。いまは離婚協議中です」(43歳男性/貿易)

(5)別の男の子どもを妊娠

「前妻が、僕とは性交渉がないにもかかわらず、妊娠。その時点で浮気を疑いましたが、妻からも“交際している人がいる”と打ち明けられました。僕らの間には子どもがいなかったので、妻はその子どもを“産みたい”と。頑固でしたね。

結局、僕が妻の意向を受け入れる形で、離婚。妻はどうしても出産までにその男と籍を入れたいということで、離婚の条件も、こちらの条件を妻が丸のみって感じで、“とにかく今日離婚して!”と毎日罵られましたし、なにもかもが慌ただしかったです。

すべてが終わったあとは虚しさしかありませんでした」(34歳男性/飲食)

4:まとめ

平穏な日常をあっけなく壊すのが、不倫の恐ろしさのひとつ。みなさんは、そんな不幸に遭遇しないよう、くれぐれも足を踏み入れないでくださいね。