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セックスでいけないのはナゼ?【男女別】いけない理由といけるカラダの作り方

大船くじら

大船くじらK.Ofuna

目次

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1:セックスでいける?いけない?

(1)セックスでいったことある?

女性はセックスでいった経験がない人が多いと聞くことがありますが、実際には、どれくらいの割合なのでしょうか。

そこで今回『MENJOY』では、20~40代の女性283名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「エッチでオーガズムを経験したことがありますか?」という質問をしてみました。結果は以下のとおりです。

ある・・・165人(58%)

ない・・・118人(42%)

およそ4割の女性は、セックスでいった経験がないと解答。世間でよくいわれていることが紛れもない事実であると、今回のアンケート結果でもわかりますね。

(2)セックスでいけなくていくフリをしたことがある? 

セックスでいけない女性が多いことが判明しましたが、そこで気になるのは、「女性はいったふりをする」ことが本当にあるのかどうか。

そこで、先ほどのアンケートで、「いったふりをしたことがありますか?」という質問をしてみました。結果は以下のとおりです。

ある・・・177人(63%)

ない・・・106人(37%)

今回の調査によると、6割以上の女性がエッチでいったふりをした経験があるようです。もしかすると、男性からすると「いったことがないなんて、本当?」と思っているかもしれませんが、実際にはそれが演技だった……なんていうことも、多くありそうです。

2:セックスで女性がいけない理由5つ

まずは、女性がオーガズムに至らない理由を見てみましょう。

(1)リラックスできていない

オーガズムに達するには、セックス自体を楽しむことが大切。しかし、「まだ相手と回数をこなしていなくて緊張している」「感じている顔を見られたくない」など、いろいろな要因でリラックスできないケースがあります。リラックスできないとセックスを楽しむのに集中できません。その結果、「いけない」状態になってしますのです。

(2)相手のテクニック不足 

愛撫や動作がヘタだったり、自分本位のエッチをする男性だったりすると、女性は気持ちよくありませんし、オーガズムに達するのも難しいでしょう。「エッチって痛いばかりで、どちらかというと苦痛……」そのような感想をもつ女性は本人の問題ではなく、パートナーのテクニックが不足している可能性もあります。

(3)相手のいくのが早すぎる

オーガズムに達するには個人差がありますが、それなりに時間が必要です。パートナーが終わってしまうのが早すぎると、オーガズムに達する前に終了してしまい「セックスでいけない」となってしまいます。

(4)自分の体を十分に把握していない

大抵の場合、初めからセックスで快感を得られることはありません。性感帯とよばれる箇所を愛撫されても、くすぐったいとか、痛いなどの感想になりがち。セックスでいけないのは、肉体がまだ快感を感じるための開発が進んでいない可能性もあります。

「エッチの経験が少ない」とか「自分の性感帯がどこかわからない」などの状況だと、セックスでいけないのも、ある程度は仕方がないことなのです。

(5)体調や精神面が不調

オーガズムに達するには精神面も重要。心身のどちらかが整っていない状況ではセックスでいけない状態になりやすいです。

疲れていてエッチをするのがつらいとか、悩みがあってエッチどころじゃないとか、ストレスでイライラしているなどの状態では、どんなに刺激されても、気持ちいいというように、脳が認識してくれません。

3:セックスで男性がいけない理由5つ

男性にもいけないときがあります。女性とは少し異なる理由を、見てみましょう。

(1)ひとりエッチのやりすぎ

ひとりエッチをするとき、いけなくなることはまずありません。しかし、限度を超えてやりすぎてしまうと、スッキリした状態になり、性欲がまったくない状態になって、セックスでいけなくなる可能性はあります。

(2)強い刺激に慣れすぎ  

日常的にアソコに強い刺激を与えていると、それに慣れてしまってセックスではいけないという状態になる場合も。強い刺激のひとつに、「ひとりエッチのやり方」があります。

アソコを強く握りしめている、特定の場所ばかり刺激を与えている、専用の道具やローションなどの感触に慣れてしまうなど、人によって原因はさまざま。そういった刺激を求めてしまい、女性のアソコでは十分な快感を得られないのです。

(3)飲酒している

お酒を飲んでほどよく酔っている状態は、性欲を高めてセックスを盛り上げる助けになります。しかし、過度に飲みすぎると妨げに。酔っている状態だとたとえ勃っても脳のはたらきが鈍くなっているため気持ちよさを感じにくいです。挿入している感覚もさほど得られないほどだと、オーガズムの至るわけがありません。

(4)集中できていない

エッチですぐに「いってしまう」人は、行為に集中しすぎないために「別のことを考える」という対策をとるケースがあります。逆に考えれば、エッチで「いけない」人は集中できていない場合があります。実家などで別の部屋に誰かいたり、エッチのあとに予定があったりすると、そっちが気になってしまい、いくにいけません。

(5)メンタル面がやられてる

男性のアソコのはたらきは、メンタルに大きく左右されるもの。不安や不満、悩みなど、メンタルがネガティブにかたむいているときは、正常な反応をしなくなる場合もあります。

「仕事で失敗して落ち込んでいる」「エッチのテクニックに不安がある」「愛が冷めてエッチをしたくない」……これらのようなネガティブな感情に支配されているときはセックスでいけないのも珍しくないでしょう。

4:セックスでいけないときに試したいこと5つ

ここではいくために試してほしいことを紹介します。

(1)落ち着いてできる状況をつくる

まずはリラックスしてセックスができる状況をつくりましょう。「早く寝ないと明日の仕事がつらい」と考えなくていいように、休日の前日にゆっくり行う、ラブホテルなど、声や物音が誰にも聞こえない場所を選ぶ、軽くお酒を飲んでみるなど自分がリラックスできる方法を片っ端から試してみましょう。

(2)パートナーと話し合う

原因が自分だけの問題ではないケースも多いです。パートナーのテクニックや経験が不足しているなどの理由で、本来なら感じるはずの快感が得られていない場合も。

セックスでいけないことを伝えたうえで、いく方法を模索しましょう。してもらって嬉しいこと、イヤなこと、どこを愛撫されると気持ちいいかなど、ふたりで試してみるのもおすすめです。

(3)ひとりエッチをする

いく感覚自体をまだ知らない場合は、ひとりエッチをしてどんな感覚なのか知っておくのがおすすめ。自分の感じるポイントを知って、開発するきっかけにもなります。一度「いく」感覚を覚えれば、セックスでもいきやすくなるでしょう。

パートナーと一緒にいろいろ試すのが恥ずかしい人は、こちらの方法のほうが抵抗なく試せるはず。

(4)恥じらいや罪悪感を捨てる

セックスに恥じらいや罪悪感に近い気持ちがあると、オーガズムを得られなくなりがちです。セックスをするのは、決しておかしなことではないので、思いっきり楽しみましょう。

(5)心身共に整える

できるだけ疲労が溜まっていない状態で、楽しい気持ちになれているときにセックスしてみましょう。そして、体調が優れないときや、気持ちが落ち込んでいるときに、オーガズムに達せなくても「仕方がない」と割り切って、あまり悩まないことです。

5:セックスで彼がいってくれないときの対処法3つ

彼氏がセックスでいかないとき、ちょっとした工夫でいくことも。ここではそんな対処法を紹介します。

(1)前戯を十分にする

「男性はエッチさえできれば満足する」と思っている人もいるかもしれません。しかし、男性だってセックスに精神的な満足感がほしいもの。特に男性はアソコを口で愛撫してもらうのが好きな人が多く、しっかり前戯をしてもらえれば、男性も気持ちが乗ってきて、いけるはずです。

(2)体位を変えてみる

体位を変えれば状況が変わる可能性があります。セックスは体位によって挿入の角度が変化したり、アソコの締め付けが強くなったりします。いつもの体位でいかないなら、後ろからしてみてみたり、自分が上になってみたりしましょう。

(3)無理に最後までにこだわらない

もし彼氏が無理に続けようとしているなら、ストップしてあげるのも優しさでしょう。無理をしすぎて、それがトラウマになると、次回のセックスに尾を引く可能性も。「こんな日もあるよ」と声をかけてあげれば彼氏も救われます。

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6:リラックスして「セックスでいけない」と付き合おう

「いかなくちゃ」と自分にプレッシャーをかけてしまうこともあるでしょう。しかし、プレッシャーをかければかけるほど、オーガズムに達しないジレンマに陥りがち。深刻になりすぎず、気楽に構えて、いろいろと試してみましょう。