掲載
彼氏と別れたい…原因が自分にある場合の平和な「別れ方のポイント」3つ
松田優Y.Matsuda
目次
隠す1:特に理由がなくても「彼氏と別れたい」ときはある
ひとりの恋人と一生を共にすることができれば理想的ですが、なかなかそうもいかないのが現実。どれだけ好きで付き合い始めた相手でも、別れたくなってしまうことはありますよね。
とは言え、ただでさえ切り出しにくい別れ話。明確なきっかけがあればまだしも、特に「これ」といった理由がない場合はなおさらです。気持ちの変化をうまく説明できず、別れたいのに別れることができない……ズルズルした期間を過ごしてしまうこともあるでしょう。
2:「彼氏が悪いわけじゃないけれど…」別れたいと思う瞬間5つ
関係を終わらせるほどの理由はない。でも、別れたい。中途半端な気持ちをもて余した経験が、誰しもあるのではないでしょうか。
そこで今回『MENJOY』では、独自のアンケート調査を実施。20代~40代の女性369人を対象に「“彼氏が悪いわけではないけど別れたい”と思ったことはありますか?」という質問をしてみました。さらに「ある」と回答した人に、その理由を聞いてみました。
その結果のうち、多かった意見をランキングでご紹介いたします。
第5位:結婚を考えられなかった・・・10人
「結婚を考えられない」(29歳女性/公務員)
「結婚するには家庭環境が違いすぎると思ったから」(49歳女性/主婦)
「彼が求めている結婚相手と自分が求めている結婚相手の理想が違ったから」(47歳女性/主婦)
恋人との付き合いが深くなればなるほど、将来のことが気になり始めますよね。いまの恋人と家庭を築くことを想像できない、結婚を考えることができないとなれば、関係を考え直したくなってしまうのも当然。好きな人と結婚したい人は別、ということもあるかもしれませんね。
第4位:ほかに好きな人ができた・・・17人
「新しく気になる男性ができた」(34歳女性/その他)
「ほかに気になる人ができてその人といるほうが楽しくなった」(26歳女性/総務・人事・事務)
「ほかに好きな人ができた」(43歳女性/その他)
心変わりは、誰にも止めることはできないもの。彼氏を嫌いになったわけではなくても、それ以上に好きな人ができることもあるでしょう。ある意味しかたがないことですが、彼氏のショックが想像できるだけに打ち明けにくい理由ナンバーワンと言えそうです。
第3位:彼の気持ちを重く感じてしまった・・・27人
「彼氏に好き好きと言われて、どこにでもついてこようとして重くなった」(37歳女性/主婦)
「彼氏の思いが重すぎて逃げたくなった。毎日の電話や、LINEが煩わしかった」(34歳女性/主婦)
「気を遣ってくれる人と一緒にいると疲れる」(37歳女性/デザイン関係)
恋人同士の関係はフラットで対等であることが理想的。どちらか一方が重すぎると、関係も崩れやすくなってしまいます。悪いことをされているわけではないからこそ指摘もしづらく、限界がくるまで我慢してしまうこともあるでしょう。「好かれすぎて別れたい」だなんて、贅沢な悩みにも聞こえますが、当人にとってはつらい悩みなのです。
第2位:彼氏以外と過ごす時間が欲しくなった・・・36人
「友人関係が充実しているとき、毎日の電話や連絡が面倒になった」(31歳女性/コンピューター関連以外の技術職)
「自分の時間をもっともちたくなった」(29歳女性/総務・人事・事務)
「夢のために使う時間が彼がいるとできないと思ったときに」(48歳女性/その他)
恋人と過ごす時間と、自分の時間。どちらもうまく両立することができればいいのですが、意外と難しいもの。仕事や趣味、友人関係などを、限られた時間でこなすとなると……恋人の優先順位が下がってしまうこともあるのかもしれませんね。
第1位:気持ちが冷めた・・・37人
「なんとなく愛情がなくなった」(45歳女性/総務・人事・事務)
「恋愛対象として見れなくなった」(34歳女性/主婦)
「彼氏に魅力を感じなくなった。一緒にいてもおもしろくないし充実感もなかった」(27歳女性/その他)
恋心はとても繊細なもの。ふとしたきっかけで急に気持ちが冷めてしまうことはありますよね。誰にでも起こりうる気持ちの変化ですが、いざ相手に伝えるとなると言い出しにくい理由であることも確か。微妙な気持ちを相手にわかってもらうのは至難の業と言えそう
です。
3:別れたほうがいい?のジャッジ方法3つ
別れるべきか、それともただの倦怠期か……その分かれ目はどこにあるのでしょうか。以下の項目に当てはまるものが多い人ほど、ふたりの関係は危機的状況にあると言えそうです。
(1)積極的に会おうとしなくなった
好きな人には「会いたい」と思うのが自然。実際に会うことができる頻度には個人差があっても、「会いたい」という気持ちだけはあるものです。
ところが、暇があっても彼氏と約束をする気分になれなかったり、それどころかデートの約束をキャンセルしたり。彼と会うことへの積極性が薄れているとしたら、「別れの赤信号」が点滅し始めた証拠と言えるでしょう。
(2)プレゼントを考えるのが億劫になった
プレゼント選びの真剣度=相手への気持ちの真剣度です。彼氏の喜ぶ顔を想像して、リサーチして、費用を工面して、ときには手作りまで……まさに愛を形にする行為は、気持ちが冷めれば冷めるほど億劫になるもの。
バレンタインやクリスマスといった季節のイベントはおろか、誕生日も適当に済ませるようになったら……別れのカウントダウンが始まっている可能性は大です。
(3)彼氏の言動にストレスを感じるようになった
かわいさ余って憎さ百倍。好きだったはずの人のことを、逆に嫌いになってしまうこともままあるもの。
話しているとイライラする、ちょっとした仕草が許せないなど、彼の言動がマイナスに働き始めたら覚悟を決めるべき。ストレスがMAXになって爆発する前に、別れを選んだほうがいいでしょう。
4:揉めたくない…彼氏との「平和な別れ方」のポイント3つ
恋人関係を解消するのなら、後腐れなく終わりたいと思うのは自然なこと。楽しかった思い出を汚さない、平和なお別れをするためには以下の3つのポイントに気を配っていきましょう。
(1)不満を言わない
恋の終わりを平和に迎えるコツは「嘘も方便」です。少なくとも最初は好きで付き合った相手だということを忘れずに、最後の最後で不満をぶつけるのはやめておきましょう。
最後だからこそ、ひとこと言ってやりたいという気持ちもわからなくはないですが、余計ないさかいを生むだけです。たとえ嘘でも笑って「付き合えてよかったよ」と言えたら完璧です。
(2)未練を残さない
お別れのとき、罪悪感から中途半端な期待をもたせるようなことを言うべきではありません。特に復縁を匂わすような発言は絶対にNG。「好きだけど別れる」なんて、保身のために矛盾した言い訳をしてはダメ。
たとえ自分が悪者になったとしても、きっぱり気持ちがないことを伝えましょう。
(3)次の恋に進まない
彼への気持ちが冷めているからといって、きちんと別れる前にほかの男性との関係を進めるのはルール違反です。次の恋へ気持ちの比重が傾いていたとしても、けじめをつけるのが先決です。
万が一、次の恋に進みかけていることが彼にバレたら……平和に別れるどことか修羅場が待っていることを覚悟して。
5:同棲している彼氏との別れ方は?
同棲している彼とのお別れは、恋の終わりであると同時に生活を一変させる一大事。ふたりの関係だけでなく、あらゆる面での「清算」が必要になります。
同棲カップルがケンカ別れをしてしまうと、後々後悔することになるのは必至。計画的に順序よく進めていかなければなりません。まずは借りている部屋の解約、家賃や生活費の清算、荷物の分配、引っ越し日の決定……特にお金の面では揉めやすいので、普段からしっかり管理をしておくことが大切です。
6:まとめ
ある意味では、愛の告白以上に緊張する別れ話。恋の終わりを平和に迎えるためには、やはり誠意をもって対応することがいちばんです。
せっかくの恋の思い出を汚してしまうことがないように。正直に彼と向き合って、次のステップへ進むことができたらいいですね。