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フレンチキスとは?上手なキスをするコツと注意点
月島もんもんM.Tsukishima
1:フレンチキスとは?
フレンチキスのフレンチとはフランスのこと。名前の響きから、海外でよくある「挨拶のような簡単なキス」を想像するかもしれませんが、それは誤解です。辞書に載っている意味は以下になります。
フレンチ‐キス(French kiss)
舌と舌とをからめ合う熱烈なキス。ディープキス。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
「ペットの猫とフレンチキスしちゃった」といった場合、本当の意味を知っているとかなり驚いてしまいます。しかし、恋人とならフレンチキスを望む人もいることでしょう。そこで上手なキスの仕方についてみていきましょう。
2:上手なフレンチキスのコツ5つ
恋愛コラムニストである箱崎キョウコさんにお話を伺いました。
(1)ムードを大切に
箱崎:情熱的なキスをする場合、ムードはとても大切です。部屋の照明を落としてアロマキャンドルの火を灯したり、ジャズなどの音楽を流したりして、ロマンチックな気分を高めましょう。ムードを作ってからキスをすれば、自然と情熱的なキスになることが多いでしょう。
(2)相手と呼吸を合わせて
箱崎:いきなり激しいキスをすると相手を驚かせてしまいます。相手と呼吸を合わせながらキスをするようにしてみてください。最初は軽いキスをして相手の反応を確かめるというのも重要です。
相手が激しいキスをしてきているのに応えなかったり、逆に相手の気持ちを考えないで激しいキスをしてしまったりすると雰囲気を壊してしまうので気をつけましょう。
(3)徐々に熱くしていく
箱崎:恋人とフレンチキスをしたいなら、徐々に熱していくようなイメージでするといいでしょう。最初は簡単なキスをして、相手の目を見つめてみる。相手がさらにキスをしてきたら、手を握って少し長めにキスをしてみるなど、雰囲気を作りながらキスをしていってください。
キスの途中で電気を消すのはいいですが、そそくさと音楽をかけたり、アロマの準備をしたりすると相手の気持ちが冷めてしまうかもしれないので、そういったことは事前に準備しておきましょう。
(4)首や背中に抱き着く
箱崎:情熱的なキスはキスだけで終わらせるものではありません。首に手をまわして彼を引き寄せてみたり、背中に手をまわして抱きついてみたり、耳元で「好き」とささやいてみたりして、キス以外のことでもコミュニケーションをとるようにしてみてください。
相手の気持ちが乗ってくると、キスに「勢い」がついていきます。
(5)強弱をつける
箱崎:強弱をつけるのも忘れないようにしてください。舌と舌を絡め合わせたかと思えば、今度は唇を重ね合わせるだけのキスをしてみたり、長いキスをしたかと思えば、今度は短めにキスをしてみたりしてメリハリをつけてみてください。相手を焦らすようにキスをするのもおすすめです。
3:フレンチキスするときの注意点5つ
今度はフレンチキスをするときの注意点をご紹介します。
(1)リップやグロスのつけすぎに注意
箱崎:リップやグロスをつけすぎてしまうと、キスをしたときに相手の唇に移ってしまい、ベタベタしてしまいます。リップの味が苦手な男性も多く、また、舌触りに影響が出ることをイヤがる人も多いので気をつけてください。
(2)口臭対策は万全に
箱崎:口臭がきつい相手とキスをしたいと思わないでしょう。口の中に食べ物の残り物があっても相手を不快にさせてしまいます。心配なときはキスをする前にしっかりと歯磨きをするようにしてください。
(3)水分補給をしておく
箱崎:口の中が乾燥していると、舌触りが悪くなりますし、口臭の原因にもなります。また、水分が足りていないことで唾液の出が悪くなってしまうこともあります。
(4)思いっきり楽しめる場所を選ぶ
箱崎:キスをするときに、場所を選ぶのも大切なこと。自分が人前でキスをすることにそれほど抵抗がなかったとしても、相手も同じ気持ちとは限りません。他人に見られる心配がないこと、時間的余裕があることなど、思いっきり楽しめる環境を作っておくことも忘れずに。
(5)相手がイヤがったらすぐやめる
箱崎:相手に強く求めるだけでは、自分勝手なキスになってしまいます。相手はキスをしたいと思うような気分でないときもありますし、のんびりリラックスしているように見えて、実は疲れていて「寝たい」と思っていることもあるかもしれません。
4:まとめ
今回は、フレンチキスについてご紹介しました。ライトなキスだと思われていることが多いようですが、実はかなり濃厚なキスを意味します。使い方を間違えないように気をつけてくださいね。
【取材協力】
箱崎キョウコ・・・某国立大学文学部卒業。在学中からスナック、キャバクラなどでホステスとして勤務し、卒業後もOLをしながら夜の仕事にはげむ。2011年ライターに転身。現在はスナックのチーママでもある。女性の赤裸々なインタビューを得意とし、恋愛コラムニストとして活躍中。『初めてのオーガズム: 26人のハツイキ告白』、『妄想ひとりHのススメ: 本物より気持ちいい』の著者。