カップルがマンネリ化してしまう理由｜防止策と解消法を解説

1：カップルのマンネリの意味は？マンネリしてる？

マンネリという言葉はよく耳にしますが、どのような意味をもつのでしょうか。

（1）マンネリの意味

マンネリとは「マンネリズム」という言葉の略。恋人との関係性だけを意味するのではなく、本来は以下のような意味を示します。

【マンネリ化】

代わりばえのないものになること。また、そのようす。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

仕事に対する意識として、「マンネリ」を使う人もいるのではないでしょうか。ただ、日本では、一般的に恋人に興味が薄れている、飽きているという意味で使われることが多いようです。

（2）マンネリしてると感じてる？

マンネリ化は、付き合いが長くなると起こりやすい傾向にあります。では、いま、どのくらいのカップルがマンネリを感じているのでしょうか。

そこで今回『MENJOY』では、20～40代の男女116名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「恋人とマンネリ化してますか？」という質問をしてみました。結果は以下のとおりです。

している・・・78人（67％）

していない・・・38人（33％）

なんと、約7割もの人が、恋人とのマンネリ化を実感している結果となりました。一見楽しそうに見えているカップルでも、実は冷め切っている……という実態がありそうです。

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2：カップルがマンネリしてしまう理由5つ

まずはカップルがマンネリしてしまう理由と原因を見ていきましょう。

（1）一緒にいる時間が長すぎるから

一緒にいる時間が長いのは、愛し合っている証拠。しかし、実はそれがマンネリ化を導く原因にもなります。目的もなくダラダラとふたりで過ごすだけではときめきが薄れてしまい、友達や家族のような関係性になることも。

（2）恋愛の進展が早いから

トントン拍子で恋愛が進展していくのは楽しい反面、相手に飽きてしまうスピードも早くなる可能性を秘めています。なかなか相手が振り向いてくれなかったり、もどかしい気持ちを抱えてゆっくり関係が進展していくほうが、努力のぶん、恋人への思い入れが強くいられるというパターンもあるでしょう。

（3）遠出・イベント・記念日に興味がないから

お互いが旅行やイベント、記念日に興味がないと、ワクワクを感じられません。それもマンネリの引き金になります。定期的にふたりで楽しい時間を過ごすことで、「この人と一緒でよかった」と感じられるもの。

「普通がいちばん」とも言いますし、「普通でいられる」のも幸せなことですが、関係性にメリハリがなければ、そりゃつまらないですよね。

（4）スキンシップが少ないから

キスやハグなどのスキンシップが少ないカップルも、マンネリ化しやすくなります。お互いが納得しているのならそれでいいですが、どちらかが恋人に触れたいのにあしらわれれば、気持ちも冷めてしまいます。

「スキンシップの回数が愛情のバロメーター」と感じる人も少なくありません。キスやハグが減ったときは、すでにマンネリ化しているかも。

（5）自分磨きをしないから

恋人に対して「素を出しすぎる」というのもマンネリ化の要因に。長年一緒にいると、「手を抜いても好きでいてくれる」などと思って、すっぴんでいる回数が増えたり、ちょっと太っても気にしなかったり、なんてことも起こります。

見た目が劣化することが悪いのではありません。その「甘え」が相手を冷めさせるのです。

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3：マンネリしているカップルの特徴5つ

すでに関係がマンネリ化しているカップルの特徴を紹介します。

（1）デートが減る

例えば、週1回だったデートが隔週に1回、しだいに月2回会うか会わないかになってきた……というように、デートの回数が減ってくるのはカップルがマンネリしている証拠。マンネリしてくると、デートをしなくても平気になってくるのです。

「会えなくてさみしい」という気持ちが薄れていき、だんだん、「会わなくてもいい」という気持ちが大きくなっていくのです。

（2）一緒にいてもスマホばかり見ている

目の前に恋人がいるのに、スマホに夢中になっているのは、恋愛の熱が冷めているのかもしれません。スマホを見ている時間だけ、ふたりの会話は減っています。つまり、「日常的コミュニケーション不足」に陥っている可能性が高いのです。

（3）お互いが相手に期待しすぎている

恋人が自分の思いどおりに動いてくれる、楽しませてくれると期待しすぎる状態もまずいです。これはつまり、「自分は何もしないけど、相手には楽しませてほしい」という気持ちの表れなのです。

自分自身が恋人のために何かしよう、したいと思えないのは、すでにマンネリした関係になっている証拠です。

（4）共通の話題や趣味がない

恋人に興味があるころは、あまり興味がない話でも「恋人を知りたい！」と思って耳を傾けます。しかし、マンネリしてしまうと話すことも聞くことも億劫になります。「価値観を共有できない」と感じ始めたときは、すでに時遅し、なのかもしれません。

（5）デートパターンが決まっている

いつもの場所でいつもの食事など、デートプランがマンネリしているときは関係もマンネリしています。お決まりのパターンはラクかもしれませんが、初めて訪れる場所へのワクワク感がなく、デートのために工夫もしないので、必然的にマンネリ化になってしまうのです。

「次回のデートのことを考えるのがめんどうくさい」と思い始めたら初期症状と思って間違いないでしょう。

4：別れるカップルも多い！マンネリ防止法5つ

一度マンネリ化してしまうと、よほどのきっかけがない限り、自然消滅や好きな人ができてお別れ……というのは免れません。大好きな恋人と別れたくないなら、早い段階からマンネリ防止法を試しましょう！

（1）ひとりの時間も大切にする

恋人のことが大好きでも、ベッタリ一緒にいることがよいこととは限りません。マンネリ防止のためには、お互いがひとりの時間を有意義に過ごしたり、友人や家族といる時間をつくることが大切です。ダラダラ一緒に過ごすより、メリハリをつけて恋人に会うようにしましょう。

（2）感謝や相手の好きなところを言葉にする

「照れくさい」「言葉で言わなくても伝わる」などという考えはマンネリ化を招く原因に。いつも一緒にいてくれる相手だからこそ、「ありがとう」「○○なところが好き」と口にするとよいでしょう。日々感情を口にすることで、お互いの絆がより深まるでしょう。

（3）初心にかえれるデートをする

マンネリ化の原因は、ときめきを忘れたり日々忙しかったりと、恋人に対する思いが薄れているから。出会った場所、初めてのデートで訪れた場所、初めてふたりきりで食事したレストランなど、ふたりで初心に返れるデートはマンネリ防止につながります。

（4）ふたりで自分磨きをする

どちらか一方だけではなく、ふたりで自分磨きするのもおすすめ。ヘアスタイルやファッションからイメチェンしてみたり、ダイエットしてみたりと、いま以上にレベルアップできることに挑戦しましょう。

資格取得や新しい趣味をスタートするなど、内面的な自分磨きをすることもいい刺激になりそうです。

（5）見返りを求めない

彼氏と彼女の関係なら、ときには自分を犠牲にしてでも相手に尽くすことも必要です。常に恋人に見返りを求めていると「期待外れだった」と感じてつまらなくなることがあります。見返りではなく、自分が「恋人のために何かしてあげたい」と行動すれば、マンネリ化を防止できるでしょう。

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5：マンネリ化しちゃったら？解消法3つ

すでにマンネリ化しているカップルも多いはず。少しでも現状を打破したいなら、いまできる解消法を実践してみてくださいね。

（1）いつもとは違う場所にデートする

マンネリ化しているカップルは、できるだけ早めに次回のデートの約束をしましょう。いつもとは違う場所で違う遊び方をすれば、ワクワク感を味わえます。恋人にマンネリしていても、環境さえ変われば意外とときめきは戻ってくるものです。

（2）ふたりの共通の趣味をつくる

インドア派のカップルなら、ふたりで共通の趣味やハマることを見つけてみましょう。共通の趣味が生まれることで、ふたりの距離が近くなり、コミュニケーションも増えます。次第にマンネリ化が解消できますよ。

（3）話題のグルメ・デートスポットに行く

テレビやSNSで紹介されているグルメやデートスポットは、デートの計画や道中も楽しめます。ふたりで遊びに行って、写真を撮って……と楽しみを共有すれば、ときめきやワクワク感が少しずつ戻ってくるでしょう。

「好き」という気持ちに直結はしないものの、ゆっくりとお互いの恋心を取り戻せることもあるんです。

6：まとめ

どんなカップルにでもマンネリする期間は訪れます。そこで別れないための工夫ができれば、「本当のふたりの絆」が判明するはず。「マンネリはつまらない」だけで済ませるのではなく、楽しむための努力をしてみましょう。