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彼氏を信じられない…なぜ?その心理と疑ってしまうときの対処法

大山奏

大山奏K.Ohyama

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目次

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1:彼氏を信じられないと感じたことがありますか?

付き合っている相手とは、信頼関係がなければ関係がうまくいきませんよね。ですが、さまざまな理由で彼氏を信じられなくなってしまうこともあります。

『MENJOY』では、20~40代の未婚女性194人のうち、現在彼氏がいる68人を対象に独自のアンケート調査を実施。「彼氏のことを信じられなくなったことがありますか?」と質問してみました。

結果は以下のとおりです。

ある・・・42人(62%)

ない・・・26人(38%)

本来いちばん信頼できるはずの彼氏が、信頼できなくなった経験をもつ女性は半数以上です。彼氏を信じられないと恋愛をしていても楽しいとは思えなくなってしまいそうですよね。

2:トラウマが原因?彼氏を信じられない心理5つ

ではなぜ、彼氏を信じられなくなってしまうのでしょうか。その心理を解説します。

(1)過去のトラウマ

過去に彼氏から裏切られた経験をもっている人は、新しい彼氏ができても「また裏切られるのでは」という不安でいっぱいになってしまいます。

もちろん目の前にいるのは別の男性で、自分を裏切って傷つけた相手ではありません。しかし、そうとわかっていても、心はそう簡単に安心できないのです。

(2)心配性

相手が何かしたわけではなくても、とにかく心配性で、「浮気してるんじゃないか」「自分のことを本当は好きじゃないんじゃないか」と考えてしまう女性もいます。この場合、自分の性格によるものですから、相手の行動は関係ありません。心配することが癖になっている状態です。

(3)期待しすぎる

「彼氏なんだから○○くらいしてくれるのが当然」など、相手に期待をしすぎた結果、勝手に裏切られた気持ちになってしまうこともあります。自分の当たり前は相手の当たり前ではない、ということにきちんと気がついていないと、すれ違ってしまいやすいです。

(4)彼の気持ちがわからない

男性と女性は考え方が違うことがよくあります。そもそも男性と女性という分け方をしなくても、人はそれぞれ個人の考え方や気持ちをもっています。ですから、相手の気持ちをすべて理解できるなんてことは幻想です。

とは言え、相手が何を考えているのかわからないということが続くと、信じることも難しくなります。

(5)彼の行動が不審

信頼できないだけの理由があって、信じられなくなることも当然あります。彼氏がほかの女性と頻繁にLINEでやり取りしていたり、休日に連絡が取れなくなったりなど、不審な行動があれば信用することは難しいでしょう。

3:彼氏を信じたいのに疑ってしまう…別れるべき?対処法5つ

信じられない彼氏といるのは、精神的につらいですよね。そんなときにはどうすればいいのでしょうか。

(1)言葉にして伝えてみる

相手の気持ちがわからなかったり、期待していることをしてくれずに信じられなくなったりしているのなら、まずは言葉で伝えてみるべきです。言葉で確認し、してほしいことを言うだけで、相手の行動が変わることもよくあります。

(2)不安だと言う

不安から信頼ができないのなら、自分が単純に不安だという気持ちを言ってしまうのもひとつの手です。このとき、相手のせいにはせず、自分が心配性だからだと伝えれば角が立ちません。

不安は言葉にするだけでもかなり気が楽になります。また相手だってあなたを不安なまま放置したくはないはずですよ。

(3)自分と相手の境界線をはっきりさせる

相手に期待しすぎた結果、裏切られたと思ってしまうのなら、それはあなたが相手に依存してしまっている証拠です。自分は自分、相手は相手としっかり分けて考えられないと、この先もどんどんひとりで沼にはまってしまうので注意が必要です。

(4)ルールをつくる

彼氏の行動が不審で信じられないのなら、ルールをつくってその不安を解消する方法もあります。「毎日朝と夜はLINEしてね」や「女の人とふたりきりでご飯に行くのはダメ」など。

ただ、こんな風にルールで固めてしまうと束縛を嫌がる男性は離れていってしまうというリスクもあります。

(5)別れる

どうしても信じられないというのなら、別れるしかありません。信頼できる相手でないのなら、結婚など将来を一緒に考えることも不可能でしょう。できる努力をすべてしてもダメだったら、キレイさっぱり忘れて次の恋を探したほうが得策です。

4:彼氏を信じられないときにやってはいけないNG行動3つ

(1)行動を監視する

信じられないときには、相手を24時間体制で見張って、不審なことをしていないか確かめたくなってしまいますよね。ですが、それでは相手は窮屈に感じてしまいます。最終的には耐えきれなくなった彼氏から別れを告げられてしまいます。

(2)ヒステリックに怒る

「期待を裏切った」「してほしいことをしてくれなかった」などの理由でヒステリックに怒っても、相手をドン引きさせるだけです。怒りの感情がわいてきても冷静に話し合いをしましょう。

(3)疑いの言葉をかける

「実は女の子と一緒なんじゃない?」「ほかの子と二股してるんでしょ?」など、疑いの言葉を言ってしまうのは愚策。こういう言葉を言えば言うほど、あなたへの信頼度を落とすだけです。

5:彼氏を信じられなくなることもある!

「彼氏のことを信じられないなんて、私は最低だ」と自分のことを責める必要はありません。誰だって、ちょっとくらい信じられなくなることはあります。

大切なのは、信じられないと感じてしまったあとの行動です。彼氏とどうすれば信頼関係を築けるかを考えてみてくださいね。