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サブカル系とは?サブカル系男子、女子の外見や行動の特徴17選

ミクニ シオリ

ミクニ シオリS.Mikuni

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目次

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1:サブカル系男子、サブカル系女子とは?

(1)サブカルとは?

サブカルとは「サブカルチャー」の略称です。メインカルチャーと相対して、ある特定の集団、クラスタだけが好むカルチャーのことを指します。

現在はSNSやネットの進歩で、さまざまな分野のクラスタが細かく分布していますが、ここ10年くらいは特にファッションや音楽、アート、アニメ、文学などに傾倒している人たちのことを指しています。

(2)サブカル系男子は好きですか?

サブカル男子が好きな女性は、どのくらいの割合でいるのでしょうか。『MENJOY』編集部では、20~30代の未婚女性89人対象に、「サブカル男子は好きですか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

好き・・・11人(12%)

どちらかと言うと好き・・・41人(46%)

どちらかと言うと嫌い・・・37人(42%)

肯定的な意見が6割ほどを占める一方、「どちらかと言うと嫌い」という声が4割でした。「サブカル男子はファッションや音楽へのこだわりが強そう」というイメージがあり、一部の女性にとっては理解されにくいのかもしれません。

2:サブカル系男子の特徴9

(1)ファッションにこだわりがあり古着などを着こなす

サブカルを好む男性の多くが、ファッションにも強い興味をもっています。メインカルチャーではないものを好む者として、「外見も個性的に見せたい」という思いが強く、流行のブランドのアイテムよりも、一点モノのヴィンテージ古着などを好みます。

(2)マッシュヘアなど個性的な髪型を好む

ファッションと同じく、髪型も個性的なものを好みます。一時期までは「サブカル男子=マッシュボブ」というのが定番で、SNSにもきのこアイコンが増殖しました。

現在マッシュはサブカルというよりも、韓流のイメージが強くなってきていますが、それでも前髪重ためのマッシュをつらぬく男子もいます。また、ネクストブームのウルフヘアなどに流れていくサブカル男子も。

(3)眼鏡が似合う

サブカル男子の多くはインドア派。青春時代も屋内で文化活動をして過ごしてきたからか、色白で華奢、そして眼鏡の似合う男性が多いです。一部のサブカル好き女子には「刺さりまくり」の外見です。

(4)イヤホンよりもヘッドフォンを愛用する

ポップなカルチャーを好まないサブカル男子は、ワイヤレススピーカーがどんなに流行しても、いまだへッドフォン派をつらぬいています。

ファッションアイテムとしても個性的だったり、人とかぶらなかったり、また、けっこうなサイズ感なのでなくしにくい、というのがいいのかもしれません。

(5)マイナーな趣味を極めている

サブカル男子たちはいくつかのカルチャーを横断していることが多いです。特に男性のほうが、ひとりでの趣味活に没頭していく傾向も高め。

人によっては2000年代のニコニコ動画のようなコンテンツがいまだに好きだったり、音楽が好きすぎて自宅で宅録を行っていたり……。サブカル女子と比べると、オタク気質が強めです。

(6)物知りである

オタク気質なぶん、知識が豊富な人も多いです。興味のある分野においては、過去の履歴までさかのぼって研究するので「歩く音楽歴史書」「生きるアニメ字引」のような人々も。そこまで突き詰められるのは、ちょっと羨ましいですよね。

(7)SNSが好き

サブカル男子にはなぜか人見知りな人が多く、リアルではコミュ障気味。なので、SNSでの匿名の交流を好みます。趣味が合う人をリアルで見つけづらいため、SNSで友人を探すほうが気の合う人が見つかりやすいようです。

(8)ひとりの時間を好む

趣味の時間に没頭してしまうので「ひとりで過ごす時間がないと無理」という人も多いです。オタク気質な男性にはあるあるな特徴なのですが、誰かに見られていると集中できないと、子ども部屋に籠る感覚を引きずっている人も……。いわゆる「大人子ども」な男性が多いのも特徴です。

(9)ナルシストに見られやすい

持ち物や趣味などにこだわりが強く、自己主張もないようであるので、ナルシスト気質に見られやすいです。実際、承認欲求をこじらせているサブカル男子も多いので、ある種「病み系男子」が多いとも言えます。

3:サブカル系女子の特徴8

(1)ファッションは流行よりも個性を重視する

女性は、男性よりもファッションのトレンドが素早く移行していきますが、サブカル女子のトレンドは我が道を行きます。

一昔前のサブカル女子と言えば、ニット帽に黒メガネなどが定番でしたが、いまはさまざまなクラスタが存在しており、古着を好む子やゴシックな服を好む子、アニメT好きなどいろいろです。

(2)眼鏡や帽子、リュックなど小物にこだわりがある

サブカル女子たちも持ち物にこだわりがある子が多く、持ち歩くものは個性的なもので固めています。好きなブランドや好きな小物など、自分ルールを決めており「私と言えばこれでしょ!」と人に主張できるような、持ち物による自分のアイデンティティを大切にしています。

(3)黒髪ボブ率が高かったけど…

いまだに、サブカル女子定番の髪型と言えば黒髪ボブです。でんぱ組やゆるめるモといった地下出身アイドルなど、サブカル女子が好む女性たちに黒髪ボブが多いからかもしれません。

現在はそれ以外にも、派手髪を極める子、ショート前髪重ためなど、好きなカルチャーによってクラスタの特徴が別れてきます。

(4)ベースはナチュラルメイク、だったけど…

平成のサブカル女子は「ギャルとの差別化」を大切にしており、メイクはナチュラルな雰囲気を好んでいました。

しかし2010年代、赤文字系読モたちが「殴られチーク」などと呼ばれるカラーメイクなどを楽しみ始め、サブカル女子たちのメイクがだんだん濃い目に変化してきました。いまは、黒髪に反比例した濃いリップや派手髪に合わせた派手なカラコンを楽しむサブカル女子が多いです。

(5)インディーズバンドなどマイナーな趣味にハマりやすい

サブカル女子は、特に音楽を好む傾向が強く、小さなライブハウスでやっているようなマイナーバンドを応援しています。演者側のバンドマンには、サブカル女子からウケのいいサブカル男子が多く、音楽好きというよりは推し活に近い感覚で音楽を聞いている子も。

(6)雑貨屋、古着屋、ハンドメイドが好き

その昔、サブカルの聖地と言えば「ヴィレッジヴァンガード」という書店でした。しかし、そもそもの時代の流れで、雑貨屋さん自体が日本で絶滅寸前。

それでも、持ち物にアイデンティティを求めるサブカル女子たちは「人とかぶらない」ことを身上に、下北沢にあるようなハンドメイド小物店や、一点モノのおいてある古着屋さんを開拓しています。

(7)SNSが好き

サブカル男子よりもミーハー気質の強いサブカル女子ですが、やっぱりSNSは大好きです。男性よりも女性のほうが同族意識が強いので、同じ趣味をもつ人をSNSで積極的にフォローします。いまや、クラスタに所属していないサブカル女子はいないとも言えるかもしれません。

(8)一眼レフカメラ所持率が高い

サブカル女子たちは、一眼レフが好きです。音楽やアニメを好むため、表現欲求の強い女子が多いのかもしれません。

写真はシェアもしやすいですし、カメラさえ買えば誰でも始められるので、イラストや音楽などと比べると、趣味としてハードルが低めです。風景や猫、女性の後ろ姿などをエモく切り取るカメラ勢と、逆にSNSで自分もモデル活動をしながらカメラも握るポートレートモデル勢とに分かれています。

4:もしかしてあなたもサブカル系?

平成と比べると、サブカル女子にもサブカル男子にも、明確なイメージというものはなくなってきました。アニメも音楽もサブスクで検索することができて「ニッチなカルチャー」というものが存在しなくなってきたからかもしれません。

しかし、そのぶん、サブカルの「クラスタ」は細分化されてきています。昔のイメージどおり、軽音部に入りながらライブハウス通いをする「邦楽ロッククラスタ」、アニメやゲームが好きだけど、見た目はこだわりたい「陰キャ系クラスタ」、アイドルやアニメが大好きで、板バックなどを持っている「推し活クラスタ」など、本当にさまざまなサブカルが存在するのです。

さて、あなたはどのクラスタに所属する、どんなサブカル女子・男子ですか?