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浴衣に下着？「浴衣に下着はつけない」って言うけど…みんなはどうしてる？
月野 はるH.Tsukino
1：浴衣にはそもそも「着物用の下着」がある
みなさん、実は「着物用の下着」があるのをご存知ですか？
和装が似合うように考えて作られた下着があれば安心！ 浴衣用の専用ブラジャーなど、着物専用の下着は種類もたくさん販売されています。
（1）普段の下着をつけると下着を2枚つけることに？
着物用の下着をつけるときには、普段のブラジャーは使いません。暑さを避けるためにも、専用の下着だけを着用するようにしましょう。
着物専用の下着には、デザインや素材などさまざまなタイプがあります。自分が心地よく着られるもの、通気性、デザインなど、好みのものを選びましょう。
袖のある和装専用の下着は、脇汗を吸ってくれるという利点も。
（2）胸を小さく見せる必要があるので、ブラとの相性が悪い？
和装の場合、胸の凹凸は目立たない方がきれいに着られます。そのため、普通のブラジャーよりも専用の下着が重宝されます。
胸を大きく見せるような盛りブラジャーは避けましょう。そういった下着をつけると、アニメのエロキャラみたいな浴衣姿になり、清楚さが台無しです。
専用の下着がない場合は、胸を強調しないようなものを着用しましょう。ノンワイヤーのブラジャーや、パットつきのタンクトップなどがおすすめです。
2：結局、どうする？みんなに浴衣の下着事情を聞いてみた
結局、みんなは浴衣を着るとき、下着はどうしているのでしょうか？ 実際の体験を聞いてみました！
（1）目立たないブラを
「手持ちのブラジャーの中で、胸が強調されないものを使っています。浴衣は年に1～2回くらいしか着る機会はないので、わざわざ専用の下着を買うのはもったいないかなって。特に違和感はないと思いますよ」（21歳／学生）
（2）専用のものを
「高校時代に茶道部に所属していたので、浴衣や着物を着る機会も多かったんです。だから専用の下着を持っています。長年使っていますよ。1つ買っておくのもアリだと思います。
もう約10年も使っているので、とってもお得ですよね（笑）」（28歳／事務）
（3）気にしていなかった！
「浴衣を買って、着付けをして、ヘアアレンジをして……って、浴衣って大変ですよね。だから正直、下着にまで気が回ってなかったです。いつものブラジャーを使っていました（笑）。友達と一緒に着付けをするときも、みんな普段のブラジャーを付けていたと思います。
私は胸がBカップとそこまで大きくないからか、全然大丈夫でしたよ！ 友達や彼氏にも指摘されたこともありませんし、きっと誰も気づいてないはずです」（20歳／学生）
（4）タオルを使う
「昔、おばあちゃんに着付けをしてもらっていたときに、ブラジャーの上からタオルを巻いてもらっていたんです。胸を抑えたほうが綺麗に着られるからって。
そのときの癖で、大人になってからもタオルを活用してます。着付けのときにちょっとアレンジが必要だけど、いろいろ試して自分にしっくりくるように気を付ければズレないし、汗も吸ってくれるし、便利なんです。
あと、腰が細いから腰回りにもタオルを巻くことで形を綺麗に整えています」（25歳／建築）
（5）脱いだ時のことも…
「花火大会とか夏祭りとかに浴衣って着ていくじゃないですか。だいたい彼氏と行くので、その後、彼の前で脱ぐことも考えて準備しなきゃじゃないですか！
着物専用のブラってかわいくないイメージで……。だから脱いでも大丈夫なかわいい下着をチョイスしてます（笑）。
浴衣を着ているときに可愛いって思って欲しい気持ちもありますが、浴衣を脱いだときも可愛いって思われたいので」（21歳／学生）
浴衣を着ている美しい彼女に、彼氏がキュン！としてそのまま……というパターンもありますよね。そんなとき、着物専用ブラだと盛り上がらなかったり、ロマンチックな雰囲気が台無しになる！という意見です。
（6）タンクトップ
「タンクトップで大丈夫だと思います。通気性がいいものや、胸の部分の生地が少し厚手になっているものだと便利だよね。
でも、色や柄には注意しないと、浴衣に透けて残念なことになるので、そこは気を付けています（笑）」（20歳／学生）
（7）ペチコート
「浴衣の下着ってブラのことも気になりますが、実は下も大事なんです。くっきりパンツの線が浴衣に出ちゃったりするとはずかしい……。
浴衣用の肌着がない場合は、ペチコートがおすすめです。汗も吸ってくれるし、パンツのラインも出にくくなります」（31歳／金融）
また、「あえてペチコートの裾がレースになっているものを着用し、チラッと見せるのが可愛い！」なんて上級者もいました！ 浴衣を自分らしく着こなすのも素敵ですね。
3：まとめ
浴衣の下着事情、いかがでしょうか？
代用する場合は手持ちのタンクトップとペチコートの組み合わせもおすすめです。とはいえ、専用の下着のほうが涼しいし、袖つきのもので上下つながっている専用肌着だと、脇汗もクリアできるし、トイレもラクと、いろいろな悩みが一気に解決しますよ。
さまざまなアイデアがあるので、自分に合ったものを選んで試してみましょう。当日にアタフタしてしまわないよう、事前の準備をしっかりとすると安心ですね。
また、事前準備のときに一度実際に下着を着用し、浴衣を羽織ってみて、色が透けないかどうか、隙間から見えてしまわないかどうかなど、できる限りチェックしておきましょう。
美しい浴衣姿で思いっきり夏を満喫してくださいね！