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会話が続かないのは相性が悪いからじゃない!盛り上げるテクニック6つ
松田優Y.Matsuda
目次
隠す1:会話が続かなくて困ったことある?
気心の知れた人とのお喋りは楽しいものですが、一方で気を遣う相手や初対面の人などとの会話では、話が弾まず困った経験がある人も多いのではないでしょうか。
特に相手が好きな人となると、緊張したり張り切りすぎたり……上手く会話が続かないということもありますよね。
そこで今回『MENJOY』では、独自のアンケート調査を実施。20代~40代の男女500人に対し「好きな人と会話が続かなくて困ったことはありますか?」という質問をしてみました。
結果は以下のとおりです。
ある・・・269人(54%)
ない・・・231人(46%)
半数以上の人が「困った経験がある」と答えました。好きな人との会話は特別なもの。盛り上げたいという意気込みが、かえって空回りに繋がってしまうこともあるかもしれませんね。
2:会話が続かない人の特徴5つ
一般的にみて、会話が続きにくい人の特徴にはどのようなものがあるのでしょう。
(1)他人に関心がない人
会話を上手に盛り上げることができる人は、人好きで好奇心旺盛なタイプが多い傾向があります。どのような話でも興味を持って広げることができるので、会話がスムーズに続いていくのです。
一方、相手の話に興味を持つことができない=他人に関心が薄い人は、話題を拾う気持ちも広げるつもりもないことが多く、会話はフェードアウトしていくばかり。大なり小なり、相手のことを知りたい、話をすることでわかり合いたいという気持ちがなければ、会話は成立しないでしょう。
(2)気を遣いすぎる人
無神経にズバズバ言い過ぎる人も考えものですが、気を遣いすぎる人も会話が続かない傾向があります。
相手が言ったことに対して「こう言ったら気に障るかな」「この言い方はおかしいかな」と気を遣い過ぎてしまうことで、上手く会話を続けることができなくなってしまうのです。
(3)声が小さい人
会話をストップさせる隠れた要因が声の大きさです。声が小さいと、なにを言っても相手に正しく伝わりにくく、会話がうやむやになってしまいます。
よっぽど静かな部屋で話すのであれば問題ありませんが、大抵の場合はそうもいきませんよね。小さな声は周りの音にかき消されてしまい、結果として会話も続かなくなってしまうのです。
(4)表情の変化が少ない人
表情の変化が少なく、何を考えているかわからない相手との会話は、不安で居心地の悪いものです。
会話は言葉だけでするものではありません。声色や身振り手振り、そして表情も会話の大事な要素のひとつです。表情の変化が少ない、能面のような顔をした相手とは会話をしづらいと思ってしまうのも当然といえるでしょう。
(5)自分のことばかり話す人
会話はキャッチボールです。「話す」「聞く」、両方のやり取りがあって初めて成立するもの。一方的に自分のことばかり話してしまう人とは、上手なキャッチボールができるはずもありません。
「もっと話がしたい」と思われるどころか、「早く終わらないかな」と呆れられている可能性大です。
3:相性は関係ない?会話が続かない本質的な問題5つ
好きな人との会話が続かないからといって、必ずしも相手との相性が悪いとは限りません。会話が続かない原因は、このような点にあるとも考えることができます。
(1)積極的に会話をしようとしていない
会話を盛り上げ話題を繋いでいくためには、ある程度の積極性が必要です。受け身で相手の言葉を待っているだけでは、会話は尻すぼみになっていくだけ。
好きな人が相手の場合、恥ずかしさや照れから積極的に会話できない人も多いはず。自分からきっかけを作って、相手の言葉を引き出す勇気が必要なのかもしれません。
(2)相手への興味が薄い
そもそも興味が薄い相手との会話は、盛り上がりに欠けて当然。相手の人柄や考え方を知りたいと思う気持ちがなければ、上辺だけの会話しかできないため、すぐに途切れてしまうでしょう。
会話をすることは相手のことを知るチャンスであると同時に、自分のことを知ってもらう良い機会でもあります。まずはお互いに興味のある話題を見つけて、そこから深い話に繋げることができればいいですね。
(3)タイミングが悪い
何を話すかも大切ですが、いつ話しかけるかも気を配るべきポイント。仕事が忙しい、考え事をしている、他にやることがある……時間的な余裕がないタイミングでは、会話を続けたくても続けられないという残念な結果になってしまいます。
様子を伺ってタイミングを見計らうか、「今、話できる?」と聞くことも大事な気配りといえそうです。
(4)共通点が少ない
初対面の相手でも、共通の話題さえあれば話に花が咲きますよね。逆に共通の話題がなければ、旧知の仲でも会話を続けるのは至難の業。
まずは好きな人との共通点を探してみましょう。どうしても見つからない場合は、共通点を作る努力をしてみるのもいいかもしれませんね。
(5)意識し過ぎている
会話は自然な流れを掴むことができるかどうかが鍵。どちらかが相手を意識し過ぎている場合、会話がぎこちなくなってしまいがち。恋愛対象として意識しているがゆえに、会話が上手く続かないというジレンマに陥ることも珍しくはないでしょう。
好きな人が相手となるとなかなか難しいですが、なるべく自然体でリラックスした受け答えをすることができれば理想的です。
4:彼氏との会話が続くようになるテクニック3つ
彼のことは大好きなのに、なぜか会話が続かない……切ない悩みを解決するためには、どうすればいいでしょう。彼との会話を楽しく弾ませるコツをピックアップしてみました。
(1)話を途中で遮るのはNG
彼氏が話している途中に口を挟んだり、話題を遮ったり……近しい間柄だからこそ、ついやってしまいがなミスですが、話の腰を折られた側は決して良い気分にはなりません。
結論やオチを急かさず相手の話を最後まで聞くことは、大人としてのマナー。相手の話をじっくり聞くことで、落ち着いた会話を続けていくことができるでしょう。
(2)彼氏の心をくすぐる「教えてほしいな」
スポーツ、映画、車……彼氏の好きなジャンルの話をしたいけれど、なにを話せばわからないという場合も多いですよね。話題作りのために下調べをするという手もありますが、いっそ彼氏に「教えてほしいな」と言ってみましょう。
恋人が自分の好きなものに興味を持ってくれたことに喜んでくれること間違いなし。自ずと会話も弾むでしょう。
(3)飾らず自然体がベスト
「こう言えば可愛いと思われるかな」「いい子だと思われるにはどうすればいいだろう」。彼氏にもっと好きになってもらいたいあまり、狙い過ぎた会話をしてしまうのはおすすめできません。
本音だけをズバズバ言う必要はありませんが、取り繕いすぎず自然体でいることで、会話も無理なく続けることができるでしょう。
5:好きな人との会話を盛り上げるテクニック3つ
好きな人との会話でどれだけ好印象を残すことができるか。恋の行方を左右する、会話テクニックを集めてみました。
(1)ネガティブな話題はポジティブに変換する
愚痴や自虐話を振られたとき、上手く返すことができずに困った経験はありませんか? ただ苦笑いするだけで会話が終わってしまうこともあるでしょう。
返答に困る話題は、ポジティブに変換していくのがテクニック。例えば「仕事を押し付けられて疲れてる」と言われたら「頼りにされてる証拠だね」といった具合に、明るい話題に転換していきましょう。そうすることで「この子と話していると楽しい気分になれる」と印象づけることができるはずです。
(2)相槌は言葉より笑顔で
ニコニコ笑顔で話を聞いてくれる相手に対して人は心を開くもの。気の利いたセリフを言うよりも、笑顔ひとつで会話は和むものです。
相手の目を見て、笑顔で相槌を打つ。基本中の基本だからこそ、改めて意識したいポイントといえます。
(3)過去の会話を踏まえる
コミュニケーションは積み重ねが大切。好きな人との会話は、ひとつひとつを大切に記憶しておくようにしましょう。些細なことこそ覚えておいて、次の会話に活かすことができれば満点です。
好きな人との会話では、特別感を前面に出していくべき。「あなたの話だから覚えていたんだよ」と付け加えれば、会話も恋も盛り上がること間違いなしです。
6:まとめ
一緒にいて楽しいと思ってもらうためには、会話を疎かにしてはいけません。好きな人とどれだけ盛り上がって話ができるかで、相手からの評価も変わるはず。
会話を制する者は恋を制すると肝に銘じて。まずは場数を踏みながら、彼との会話を大切に楽しんでいきましょう。