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20代でやっておこう!30代40代女性が「しなくて後悔してること」トップ5

森下あゆみ

森下あゆみ

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1:20代のうちにやっておいたほうがいいことがある!

「時間は戻らない」とわかりつつも、つい、だらけたり、つい適当に過ごしたりしてしまうのが人間です。人生の中で「いま」がいちばん若い私たちですが、20代のうちにやっておいたほうがよいことは、見逃さないようにしたいものです。

30代以降は、お金、体力、結婚などさまざまな理由で、やりたくてもできないことがたくさん出てきます。

2:30代40代へのアンケートで判明!20代のうちにやっておけばよかったこと5

人生の先輩は、20代の自分の過ごし方に後悔していることはあるのでしょうか? 今回『MENJOY』では、30〜40代の女性425名を対象に、「“20代のうちにやっておけばよかった”と後悔していることを、なるべく詳しく教えてください」と聞いてみました。

その結果のうち、多かった意見を5つにまとめてみました。

(1)学校での勉強や資格の勉強

「もっと専門的に勉強をしておけばよかった」(38歳女性/その他)

「取りたい資格があったので、通信で通って資格取得しておけばよかった。30代になって昔はどんどん頭に吸収できたものが全然できなくなっている」(30歳女性/その他)

「大学に行くべきだった。やっぱり学歴は大事」(48歳女性/主婦)

もっとも多かったのが、学校での勉強や資格の勉強、就職に役立つ勉強をしておくべきだったという後悔です。就職後も勉強はできますが、仕事や日々の生活の忙しさで、なかなか進みません。だからこそ、「学生時代に勉強をしておくべきだった」と考える人が多いのでしょう。

(2)結婚・恋愛

「もっとたくさん恋愛をして、もっと自由でいればよかった」(37歳女性/総務・人事・事務)

「結婚して、妊娠して穏やかにしたかった」(43歳女性/その他)

「結婚、出産していたらだいぶ違っていたように思う」(46歳女性/出版・マスコミ関係)

20代であれば、「恋愛はいつでも自由に楽しめるものだ」と思う人は多いはず。しかし、30代、40代になるとひとつの恋愛を本気で進めることが心身の大きな負担になり、異性と軽く遊ぶということができません。無責任な恋愛はできないのです。

ましてや既婚者ともなれば、自由恋愛はできません。また、「20代のうちに結婚や出産を経験しておきたかった」という声もありました。

(3)海外旅行・留学

「プライベートで海外旅行に行くこと。社員旅行でしか行ったことがないので」(40歳女性/主婦)

「就職する前に旅行等、時間がかかることを経験しておくべきだった」(37歳女性/デザイン関係)

「ワーホリ、海外留学。若いほうが何でも受け入れられるし、覚えもいいから」(36歳女性/その他)

男女問わず、20代や学生のうちにしておきたかったこと、しておくべきことTOP5に入る海外旅行や留学。お金に余裕が生まれやすい30代以降のほうが、海外へ気軽に行けると思いがち。

ですが、給料を独り占めできない既婚者、育児をしなければならない環境、正社員になり長期休暇がとれない立場になると、そう簡単には海外旅行なんてできません。多少生活を切り詰めてでも海外へ飛び出せるのが、20代、そして学生時代なのです。

(4)貯金・投資・運用

「もっと貯金すればよかった」(41歳女性/主婦)

「独身のうちに貯金をしておくこと」(31歳女性/主婦)

「資産運用」(48歳女性/総務・人事・事務)

もし、結婚前にある程度貯金ができていれば……と後悔する女性は少なくありません。結婚、出産、子育て、何をするにしてもお金がかかり、「少し余裕があれば」「20代のころしっかり貯金していれば」と思うのです。

また、普通の貯金ではなく投資や資産運用で「お金を増やしておけばよかった」と後悔する女性もいました。

(5)美容や健康に関すること

「歯の矯正をする」(31歳女性/金融関係)

「整形とか脱毛といった身体のメンテナンス」(40歳女性/営業・販売)

「紫外線予防」(49歳女性/総務・人事・事務)

女性ならでは、と言えるのかもしれません。しなくて後悔していること、しておけばよかったこととして、美容にまつわることをあげた人も多かったです。

時間がかかる歯の矯正や、抵抗なく肌を露出できる20代での脱毛は、20代こそしておいたほうがよいと言えるでしょう。紫外線予防は、いまこの瞬間からやっておきたいことのひとつ。しみやしわの原因となりかねません。

3:20代でやるべきこと9

30~40代の先輩の意見を踏まえたうえで、後悔しないために20代でやるべきことを紹介します。

(1)海外旅行・海外留学

ちょっとした旅行から本気の留学まで。とにかく日本を出る、世界を見る、という経験は人生、そして考え方を大きく変化させてくれるきっかけとなります。多感な時期に海外へ行って、刺激を受けてみましょう。

(2)税金・保険・年金などのお金に関する知識を深める

30代以降を賢く生きるためには、若いうちからお金にまつわることを勉強しておきましょう。貯めるだけでなく、生み出す・増やす手段も若いときから学んでおきたいものです。

(3)英語など、日本語以外の語学を習得する

「語学の習得は、年齢を重ねるほど難しくなる」と言われています。単純に若いときのほうが物覚えがよいということに加え、時間や余裕があるため、語学の勉強がしやすいのです。

読み書き喋りすべてができなくとも、何を言っているのかある程度聞き取れる、外国語のネット記事が何となく理解できる程度でも、日常生活や仕事でかなり役に立ちます。

(4)激しい恋愛をする

授業やバイトに行けなくなるほど最悪な失恋、学校でナンバーワン人気の男子との交際、二度と経験したくない泥沼三角関係など……激しい恋愛は10~20代で経験すればいい思い出に昇華されます。

大人の恋愛も楽しいですが、どこかでブレーキをかけてしまったり、仕事を投げ出すような恋愛はできなかったりと、激しい恋はできません。だからこそ「あのときは……」と笑って許せる20代までに経験しておきたいものです。

(5)就活に真面目に取り組む

学生時代、就活を楽しんで第一希望の企業へ就職できた人もいれば、妥協したり行きたくもない企業に就職したりする人もいます。新卒で就職した企業は、労働に対する価値観が決まると言っても過言ではありません。

ブラック企業に就職しなければ、大企業や有名企業ばかり狙わなければなど、後悔することもあるでしょう。自分に合う社風で、結婚後も働きやすい環境の職場を選ぶことが大切です。

(6)学生生活を思いっきり楽しんでおく

30代以降の先輩が「あのころはよかった……」と思い出す時期が学生生活です。勉強、就活、バイトで充実している人もいれば、授業以外は引きこもりがちで学生らしいことをしていない人もいます。

おうち時間を楽しむことは、この先もいくらでもできるでしょう。ただ、「学校の友達と遊ぶこと」は、いまこの瞬間にしかできないこと。学生の特権を使わないと損かもしれませんね。

(7)学びの時間を確保して、実行する

勉強はこの先の人生をより豊かにしてくれるもっとも大きな要素のひとつです。「もっと真面目に勉強をしておけばよかった」「就職に役立つ専門的なことを学んでおけばよかった」と思う先輩は多いもの。

お金に関する知識、趣味につながること、副業として稼げる手段など、学校で学ぶことプラスアルファの知識や教養を身につけるといいかもしれません。

(8)人生のパートナーを妥協せず選ぶ

「何でこの人と結婚したんだろう」「付き合っていたころはよかったのに」など、パートナー選びに後悔している女性もいます。離婚するほどの勢いはないものの、日々小さなストレスが溜まる夫のイヤな癖や性格を見ていると、焦って結婚しなければよかったと思うことも。

30代に入って焦って婚活するのではなく、20代の早いうちからゆる~くでも、「相手を見極める力」を習慣づけておくといいでしょう。

(9)妊娠・出産にともなう妊活をする

結婚と同様、「出産をしておけばよかった」という女性は多いもの。年齢を重ねるごとに、妊娠や出産のリスクは高まるので、子どもがほしい人はできるだけ早く出産の計画を立てたほうがよさそうです。

ただ、誰でも好きなタイミングで妊娠できるとは限りません。20代のうちから、「妊娠しやすい体づくり」もしておきたいことのひとつと言えます。

4:まとめ

人生の先輩が教えてくれる後悔は、20代にとって金言です。学生生活を終えてからの1年は、毎月、毎週、毎日が短く、あっという間に過ぎていきます。

「まだ20代前半だから」「まだアラサーになったばかりだから」と言わず思わず、できるだけ早く、やりたいことへの準備をしておきましょう。