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優しい人と恋愛するメリットは?【令和的】本当に優しい人の見分け方

大船くじら

大船くじらK.Ofuna

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目次

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1:優しい人が怖い!?

「優しい人が好き」という人は多いでしょう。ではなぜ、「優しい人」がいいのでしょうか。「怒らない」「なんでも許してくれる」などが理由の人もいるはず。

しかし、もし「悪癖なども全然注意しない」「悪さをしても、許してくれる」という人がいたら、その人は本当に優しい人とはいえないかもしれません。

ただひたすら、いつも親切で、相手を責めないだけの人は本当に優しい人ではなく、実は一緒にいても、ためにならない「怖い人」の可能性があります。では本当の優しさとはどんなものなのか、以下で考えていきましょう。

2:本当に優しい人の行動・特徴5つ

ここでは、上辺だけじゃない、本当に優しい人がもつ要素を紹介していきたいと思います。

(1)見返りを求めない

人が他人に優しい態度をとるとき、「いい人だと思われたい」「好かれたい」「メリットがある」など打算の気持ちが隠されていることも少なくありません。

しかし、本当に優しい人は、自分が行う親切や思いやりのある行動に、見返りは求めません。「人が困っているから、助けるのが当然」「人を思いやるのは当たり前」と自然に優しい行動を取ってしまうのです。

(2)本気で他人を心配できる

職場の同僚など身近な人に起きるトラブルには、心配な気持ちがありつつも、野次馬根性が働く人も。「相談にのるよ」なんていいつつ、情報収集して、今後の展開を楽しむような人もいるものです。

本当に優しい人は、真剣にその人のことを心配します。楽しもうなんて気持ちは微塵もありません。相談をされれば親身に聞きますし、自分にできることはしてあげたいと思います。

(3)公平に人と付き合える

本当に優しい人は、誰にでも同じ熱量で優しさを注ぐことができます。「自分より立場が上だから優しくしよう」とか、「後輩に優しくする気にはなれない」などの気持ちはもちません。

基本的には公平に周囲と付き合えるのが本当に優しい人です。しかし「いじめてくる」とか、「やたら攻撃的な対応をする」といった人にまで優しいとはかぎらないでしょう。

(4)自分が損をしてでも相手を助けられる

「困ったことがあったら何でも言ってね」と言ってくれる人は多くいます。しかし、本当に困ったときに手を差し伸べてくれる人がどれだけいるでしょうか。「助けようとすると、自分が損をする」となると、ためらう人は多いでしょう。

しかし、本当に優しい人は、損得勘定で行動はしません。自分が損になるとわかっていても、大切な人が困っていたら手を差し伸べずにはいられないのです。

(5)相手を思って怒れる

「怒った姿を見たことがない」「いつもニコニコしていて温厚な人」。このような人は優しいといわれがちですが、相手が間違ったことをしているときにも、注意もせずニコニコしているだけなら本当に優しい人ではありません。

相手が明らかに間違いをおかしているなら、「それは違うよ」「よくないよ」と怒ってでも間違いを指摘して、正しい方向へ導こうとするでしょう。

3:あなたは?優しい人度診断

自分が「優しい人」だと自信があるでしょうか。ここでは優しい人診断をしてみたいと思います。全部で10個の診断項目すべてに「はい」か「いいえ」で回答してみてください。建前ではなく本音で回答するほど正確な結果がでます。

それではレッツスタート!

(1)誰も見ていないなら

間違っていると思うことでも、絶対にバレない保証があるならやってしまう。

(2)友達のために

親友が嫌っている相手は、友情を重視して、自分も嫌いになれる。

(3)生意気な奴は助けない

普段、口答えばかりする後輩が困っているときに、助けてあげないのは当然である。

(4)立場で態度を変える

上司と後輩では、得られるメリットが変わってくるので態度が変わるのは仕方がないことだ。

(5)親切にしている人を見て

電車内などで、老人や妊婦に席をゆずる人や、知らない人の荷物を持ってあげる人を見ると「偽善者」だと思う。

(6)裏切られたら

彼氏が浮気をしたら、自分も浮気をやり返すのは、他人の痛みをわからせるための優しさだと思う。

(7)親切は状況次第

自分に心の余裕があるから、他人にも優しくできるのであって、余裕がないときに、優しくできないのは当然である。

(8)感謝の気持ちがない相手に

どんなに親切にしても、思いやりをもって対応しても、相手がまったく感謝しないなら、バカらしい気持ちになるし、親切にする必要はないと思う。

(9)自分が被害を受けてまで

優しさとは自分ができる範囲で行うものであって、自分が損失を抱えてまで行う行動は優しさとはいえない。

(10)めんどくさいから

正直、波風を立てたくないから、温厚なキャラを演じているだけで、他人がどうなろうが、あまり興味がない。

質問はすべて、「いいえ」と回答したら1点ずつ加点してください。

10点満点の人は「優しさ度数100%」自他ともに認める優しい人です。

6点の人は「優しさ度数80%」完璧ではないものの十分に優しい人といえるでしょう。

4点の人は「優しさ度数50%」一般的な普通の人だといえます。

3点以下の人は「優しさ度数30%」優しい人だとはいえないかもしれませんが、ある意味、正直で人間らしい人だともいえるのではないでしょうか。

4:優しい人と恋愛するメリット5つ

恋愛相手に「優しい人」を求めるのは、いい恋愛ができる可能性が高いからです。ここでは優しい人との恋愛で得られる利点をご紹介します。

(1)自分も優しくなれる

恋人同士はお互いに影響を与え合う傾向があります。性格や行動、考え方など、だんだんと似てくるものです。彼氏がいつもイライラしていて、攻撃的な性格の人であれば、それがうつって、自分もイライラしてしまいがち。

逆に彼氏が温和でいつも優しい雰囲気の人なら、それが自分にも影響して、優しい気持ちになれるものです。

(2)もめ事が少ない

本当に優しい人はむやみに人を責めませんし、ささいなことでは怒りません。基本的にはケンカの少ないおだやかな関係を築けるでしょう。至らない点があれば、「ちゃんとしろよ」とは言わずに、問題解決のためにサポートしながら一緒に行ってくれるはず・

ただし、指摘しなければならないことは、ためらいなく叱責する場合もあるので、甘え切ってはいけません。

(3)裏切らない

上辺だけ優しい人は、表向きは優しくて信頼できるような気がしても、裏で何をするかわかりません。バレないと思えば、浮気などパートナーを裏切る行為をするケースもあるでしょう。

しかし、本当に優しい人は、裏表がないので、バレるバレないで自分の行動を変えるような行動はしません。パートナーが悲しむ、裏切り行為はしないのです。

(4)かゆいところに手が届く

独りよがりな「これをやったら女性は喜ぶ」という思い込みからの、押し付けがましい行動をとってしまう男性もいますが、正直余計なお世話なこともあるもの。

本当に優しい人は、相手に対する気遣いや思いやりにあふれています。何をすれば彼女が喜んで、何に対して機嫌が悪くなるのか読み解ける人が多いです。そのため、あまり強くアピールしなくても快適な恋人関係が築けるでしょう。

(5)束縛されない

「何かあったら心配だから」と彼女の行動を制限して、束縛する男性がいます。それを「愛されているから」と思ってしまう人もいますが、彼氏が不安なだけで、本当の優しさではないケースがほとんど。

本当に優しい人は、自分の不安感を解消するために、恋人を束縛するような行動はとりません。束縛が自分本位の行動で、思いやりではないと理解しているのです。

5:優しい人を見分けるポイント3つ

優しく見える人は多くいても、本当に優しい人はごく一部。なかには自分が優位に立つために優しさを利用する人も。ここでは本当に優しい人なのか見分けるポイントをご紹介します。

(1)外面がいいだけかどうか

周囲に好かれたい気持ちが強い人は、優しいキャラを演じる傾向があります。そのような人は打ち解けるに従って本当の姿を見せることが多いです。

誰かに優しくしたあとに、「あいつはダメな奴だからなぁ」と悪口をいったり、「親切にしていれば、そのうち利用できるでしょ」など裏の本音を見せるようなら、本当に優しい人とはいえないでしょう。

(2)モラハラになっていないかどうか

本当に優しい人は、相手のために厳しい言葉を投げかけることがあります。しかし、単純に彼女を見下しているモラハラ男の場合もあるので注意が必要です。

見分ける方法は、言い方に愛情を感じるかどうかです。モラハラ男の厳しい言葉は正論で相手を傷つけるのが目的。言葉にも態度にも愛情のかけらが感じられません。本当に優しい人の場合、厳しい言葉のなかにも愛情が感じられるものです。

(3)人に興味ないだけではないか

他人と深く関わりたくない人や、興味がない人もいます。そのような人は集団のなかで、当たり障りのないソフトで温和なキャラクターでいるケースがあります。

他人と関わるのが面倒なので、意見をぶつけ合ったり、相手を注意したりせずに、無難ないい人キャラでやり過ごしているのです。このような人は害はありませんが、困っているときに手を差し伸べるような積極的な優しさは見せてくれません。

6:じっくり内面を見て、優しい人を見分けよう

優しい人のなかでも、もっとも信頼ができるのが、本当に優しい人。しかし、見分けるのは非常に難しいのではないかと思います。大切なのは上辺だけで優しいと判断しないで、日頃のささいな行動や発言などから内面を読み解くことではないでしょうか。