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亭主関白とは?なりやすい男性の見分け方と相性がいい女性

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目次

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1:亭主関白の意味は?

亭主関白と聞くと「夫優位の夫婦関係」というイメージで、現代的ではなく、いいイメージがあまりもてない人も多いはず。まずは正しい意味を辞書で見てみましょう。

ていしゅ-かんぱく【亭主関白】

家庭内で、夫が支配権を持っていること。⇔かかあ天下

出典:デジタル大辞泉(小学館)

普段、亭主関白という言葉からイメージする意味と大きな違いはないようです。亭主関白と聞くと抵抗を感じる人も多いとは思いますが、どちらかがリードしたほうが夫婦関係がうまくいくケースもあり、必ずしも悪いことばかりではないのかもしれません。

2:亭主関白になりやすい男性の見分け方5つ

現時点では亭主関白ではなくても、「将来的には支配的になりそう」と感じさせる男性がいるもの。そんな男性の見分け方を紹介したいと思います。

(1)自分の考えを押し付けがち

自分の考え方や行動に自信があり、「自分の判断がいちばん正しい」と思っている傾向がある男性は、結婚すると亭主関白になる可能性が高いといえるでしょう。

「これはこうしなくちゃいけないんだ」と自分の考えを押し付けてきて、こちらが「こうしたほうがいいんじゃない」という意見には、まったく耳を貸さないような男性が該当します。

(2)いつもリードしてくれる

「今度の休みはあそこに行こう」「迷っているならこっちにしなよ」など、決断力があってリードしてくれる彼氏は頼りがいがある反面、結婚したら亭主関白になる可能性もあります。

亭主関白というと聞こえがあまりよくありませんが、決断力や行動力に長けているリーダータイプの男性であることも。リードしなくちゃという気持ちが強引さにつながるのです。

(3)男はこうあるべきと思っている

「男性は強くなくてはならない」「男性は女性を守るもの」このような固定観念にとらわれていて、その考えのどおりに行動する男性がいます。このような人は「男はこうあるべき」「女はこうするべき」など性別ごとに役割があると考える古いタイプの男性。

彼氏がこのようなタイプなら、結婚すると「妻とはこうあるべき」と昔ながらの考え方を押し付ける亭主関白な夫になりがちです。

(4)そと面がいい

そと面のいい人も亭主関白になる可能性を秘めています。職場や友人グループの中で、「評価されたい」とか「好かれたい」気持ちなどから、いい人キャラを演じて、溜まったストレスが家庭に出てしまうのです。

彼氏が周囲からいい人と思われているのに、実際はそと面がいいだけの場合は、結婚後は家庭内で横暴になるおそれがあります。

(5)プライドが高く上から目線

プライドが高くて、人に頭を下げられない人や、自分に非があっても素直に謝れない男性がいます。そのような男性は、どこか人を見下しているような雰囲気をもっているもの。

プライドが高くて、上から目線で人とコミュニケーションする傾向がある男性は、基本的に性格は変わりにくいです。家庭内でも自分がいちばんでいたがるでしょう。

3:亭主関白な夫のメリット3つ

亭主関白な夫も悪い面ばかりではありません。ここでは亭主関白な夫のメリットを紹介します。

(1)頼りがいがある

強引さや押し付けがましさ、人の意見にあまり耳を貸さないなど、デメリット面もありますが、どれも好意的に考えれば頼りがいにつながる要素でもあるでしょう。

「こうしなければいけない」という自分の考えに基づいて、家庭をグイグイと引っ張ってくれ、「難しい決断は全部妻まかせ」のような頼りなさを感じずにすむはずです。

(2)扱いを覚えるとラク

亭主関白というと気難しくて扱いにくいイメージがあるかもしれません。しかし、「自分が家族の中でいちばん」というポジションをキープさせてあげれば満足するので、あしらいを覚えればコントロールは比較的簡単です。

何をするにもまずは亭主関白の男性を立ててあげることで、満足するもの。「いつも守ってもらって感謝している」などとおだてれば、家族のために一生懸命頑張ってくれるでしょう。

(3)愛情深い一面もある

家庭内で支配的な亭主関白の男性ですが、モラハラ亭主とは違い、「家族を守る」という責任感や家族愛からの行動でもあります。自分ルールを押し付けてしまうのも、それが家族にとって最善だと信じているからこそ。

あまりに支配的な態度に家族がウンザリすることもあるかもしれませんが、いざとなったら自分が矢面に立って家族を守ってくれる強さも備えています。

4:亭主関白になりやすい男性と相性がいい女性の特徴5つ

亭主関白な男性は万人ウケするタイプではなく、付き合えるタイプは限られているもの。ここでは相性がいい女性のタイプを紹介します。

(1)引っ張ってもらいたい

亭主関白の男性は、基本的には「自分がリードする」という気持ちが強い人が多いです。そのため、自分が決定権をもちたいタイプの女性とはお互いの主張がぶつかって、喧嘩になりがち。

どちらかというと、引っ張られたい願望が強い女性のほうが、相性がいいといえるでしょう。なんでも男性が決めてくれるので、自分で決断する必要が少なくてすみます。

(2)守られたい

亭主関白の男性は「妻や子どもを守るために強くなければいけない」と考えている人もいます。その気持ちが強くなりすぎて、家庭内で支配的な態度をとってしまうのです。

「強い人に守ってもらえると安心」という気持ちが強い女性とは相性がいいはず。亭主関白な男性は、自分本位な面もありますが、全力で愛する人を守ってくれるでしょう。

(3)包容力がある

「自分がいちばんでいたい」「自分の考えが正しい」などと考える亭主関白の男性は、ある意味わがままで幼稚な人ともいえます。通常、そのような人と付き合うのは疲れるもの。「やってられない」と見放す人も多いはず。

自分勝手さや幼稚さを許容して包んであげられる、包容力のある女性のほうが、亭主関白の男性とは相性がいいといえるでしょう。

(4)尽くすのが好き

家庭内で支配的な立場にいたい亭主関白の男性は、周囲の人が自分をないがしろにすることが許せません。「自分を差しおいて友達と遊び行ってしまう」「あれこれ家事などを頼まれる」など、当たり前のことを許容できないのです。

なので、対等な関係で付き合おうとする人よりは、自分を最優先に考えてくれる「尽くしてくれる女性」のほうが相性はいいといえるでしょう。

(5)適当にあしらえる

亭主関白な男性の行動や言動は強引さや、自分勝手さがあり、あまり真正面から真剣に受け止めると、傷つけられてしまうことも。どんなに愛情があるゆえの行動とはいえ、モラハラと感じる場合もあるでしょう。

ある程度話を聞き流したり、程よくおだてたりなど、「自分の手のひらの上で踊らせる」ことができる女性のほうが相性がいいはずです。

5:亭主関白な男性と合う人もいる

亭主関白の男性は、古臭さやモラハラっぽさがあって、あまりいいイメージはありません。しかし、昔ながらの日本男児的なよさをもっていて、付き合うメリットもあるようです。自分に合うのかどうか、よく見極めて付き合いましょう。