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セックスで濡れるからって気持ちいいわけじゃない!濡れる理由と濡らす方法
ミクニ シオリS.Mikuni
目次
隠す1:セックスで濡れなくて困ったことある?
濡れやすい人、濡れにくい人は体質であるともいわれていますよね。だけど大好きな恋人とのエッチ中に、なかなか濡れなくて雰囲気が台無しになってしまった……という女性もいるようです。
今回『MENJOY』では、20~40代の女性452人に「セックスで濡れなくて困ったことはありますか?」というアンケートを実施。結果は以下のとおりです。
ある・・・191人(42%)
ない・・・261人(58%)
半数近くの女性が、セックス中に濡れなかったことで痛みを感じたり、相手に気を使ってしまったりしているようです。
2:濡れてるのは気持ちいい証拠?女子の本音
そもそも「濡れていること」と「快楽を感じていること」は、必ずしもイコールではない場合があります。女子の本音をリサーチしてまとめました。
(1)気持ちよくなる前から濡れることもある
物理的な行為を行っていなくても、濡れている状態になることがあります。それはセックスによる快楽を感じる前であっても、ドキドキしたり、この先起こることを妄想してたりしているうちに、体が反応してしまうというもの。気持ちよさを感じる前から濡れてしまうのです。
(2)気持ちいいときは濡れやすくなる
もちろん、気持ちがいいときは濡れやすくなるのも女性の本音のひとつ。大好きな彼からの愛撫を素直に気持ちいいと感じることで、反射的に体がそれを受け止めて濡れやすくなります。
(3)体調次第でなんでもないときに濡れる
性行為をしていないときでも濡れることはあります。膣が濡れるのは異物挿入から膣内を守るという役目もあります。体調や状況によって、なんでもないときに濡れてしまっている場合も。
(4)気持ちよくても、なぜか濡れないことも
水分不足、周辺筋肉の緊張などが原因で、愛撫を好意的に受け止めていても濡れないということもあります。体質的に濡れやすい人も、そうではない人もいるので、濡れない=気持ちよさを感じていないというわけではないのです。
(5)濡れていても、気持ちよくないこともある
逆にいえば、膣が濡れていても気持ちいいとは感じていない場合もあります。挿入物の侵入に対して膣内が濡れても、気持ちが入っていないので快楽を感じません。濡れていなくても気持ちいいこともあれば、気持ちよくても濡れないということもあるのです。
3:濡れすぎても困る…体験談3つ
(1)濡れすぎておりものシートが欠かせない…
「私はどちらかというと、セックスが好き。ちょっとエッチな妄想をすることも多いので、日常的にものすごく濡れやすいんです。なのでパンツが汚れるのを防ぐために、おりものシートが欠かせません」(Nさん・20代女性)
(2)好きな人でなくても濡れてしまう
「好きじゃない人とセックスしても、よく濡れるんですよね。体質的に濡れやすいのだとは思うのですが……。でも、まったく好きじゃないのに濡れるって、すごく複雑な気分なんです。たまにそんな自分が嫌になりますね。」(Aさん・20代女性)
(3)エロい、セックスが好きなど勝手なイメージをもたれる
「よく濡れるから、ものすごくセックスが好きなんだって思われたり、勝手にエロい女ってレッテルを貼られたりすることが多いかも……。いまの彼氏もそうなんですよね。否定しても、まったく信じてもらえず、正直ちょっとめんどくさいですね」(Mさん・30代)
4:濡れなくて困る…濡らす方法5つ
セックスの悩みは本当に人それぞれ。濡れすぎて困るという人もいれば、濡れなくて困るという人も。特に、濡れていない状態でのセックスは膣内を傷つける恐れもあるので、しっかり濡らす方法を知ることも大切です。
(1)リラックスすること
緊張しているときは体が強ばってしまい、周辺筋肉が硬直しやすくなり、愛液の分泌が潤滑でなくなることがあります。恐怖や不安があると気持ちも入らなくなるので、まずはリラックスして行為にのぞみましょう。
(2)時間をかけて愛撫すること
すぐには濡れなくても、時間をかけて愛撫することで濡れやすくなっていきます。まずはゆっくりハグをしたり、胸などの性感帯をじっくり愛撫してもらいましょう。
(3)潤滑ローションで補助する
どうしても濡れづらい場合、挿入タイプの潤滑ローションを使うことで、膣内が濡れたような状態を作ることができます。彼のアソコとサイズが合わない、痛みを感じやすいときは積極的に利用してみてください。
(4)行為に対する嫌悪感をなくすこと
行為そのものに対して「怖い」「痛いかも」という悪いイメージが強いと、体が緊張しやすくなります。まずはイメージトレーニングすることも大切。少女マンガや女性向けのAVなどで、セックスに対するいいイメージをふくらませてみましょう。
(5)「気持ちいい」を知ること
気持ちいいという感覚がわからず、最中に不安を感じてしまうこともあります。そういうときはまず、ひとりでリラックスできるときに快楽を知っていきましょう。
大人のおもちゃなどを使いながら、気持ちいいという感覚がどういうものなのかを体感してみるのもおすすめ。そうすることで本番のときにも安心できるはずです。
5:「濡れる」「濡れない」を意識しすぎないで
濡れづらいことで痛みを感じたり、相手に気を使ったりしているうちに、行為そのものが嫌いになってしまう人も多くいます。
大切なのは気持ちです。あまり「濡れる」「濡れない」にこだわりすぎると、リラックスして行為にのぞむことができなくなり、さらに濡れづらくなる可能性も。パートナーと話し合いながら、ゆっくり向き合っていくことが大切です。