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夫婦の性生活の実態を調査!エッチに対する不満とその解決策は?

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番長みるくM.Bancho

目次

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1:夫婦の性生活の実態とは?

良好な夫婦関係を保つために、セックスは必要不可欠。頭ではそうわかっていても、仕事や育児で疲れていたり、日々のストレスだったりで積極的になれないことも。その結果、セックスレスになる夫婦も多いのが現実です。

厚生労働省による2018年の「全国家庭動向調査」によると、5174名のうち、約75%の人が「夫婦間の性交渉はない」と回答。さらに「妻の年齢別にみた夫婦間の性交渉の割合」を見てみると、29歳以下で性交渉をしていない夫婦は33.1%、30代は50.7%、40代は66.6%、50代は79.2%と年齢が上がるにつれて、エッチをしない夫婦が増えています。

妊娠や出産、育児などをきっかけに、夫婦がセックスレスになるのはよく聞く話。セックスレスは必ずしも悪いことではありません。お互い納得していればいいけれど、不満を抱えているなら改善策が必要です。

2:夫婦の性生活に対する夫の不満5つ

まずは、夫婦の性生活について男性がどのような不満を抱えているのか見ていきましょう。

(1)妻がエッチに応じてくれない

「毎日エッチしたいけど、妻が嫌がります。自己処理するほうが増えました」(30歳男性・美容)

「妻に毎回断られています。不倫するわけにもいかないし、悩んでいます」(28歳男性・医療)

「妻は仕事が忙しく、帰宅したらすぐ眠ってしまいます。睡眠を優先したい妻の気持ちもわかるけど、正直不満です」(35歳男性・公務員)

夫婦の営みが面倒だと感じる妻は多く、夫からの誘いに応じないことも。夫側は欲求不満になり、夫婦喧嘩に発展することもあるようです。

(2)子どもがいるから思い切りエッチできない

「子どもが横に寝ているので、息を潜めて挿入するだけのエッチ。ちょっと寂しい」(32歳男性・建設)

「前戯の段階で子どもが起きてしまい、挿入まで至らないことも多いです」(28歳男性・IT関連)

「声も音も出せず、物足りない。思いっきりエッチしたい」(30歳男性・営業)

子どもの存在がエッチの妨げになる……という意見は多いようです。子どもにエッチの現場を見られないようにアレコレ工夫するのが億劫、なんて人も。

(3)エッチがマンネリ

「家を買ってからは同じ場所と時間、体位のエッチばかり。もう飽きています」(28歳男性・インテリア)

「妻からの攻め方がワンパターン。イッたフリの猿芝居にも飽き飽き」(35歳男性・報道)

「いつも同じ順番なので、エッチの次の手が読めてしまいます。楽しくありません」(39歳男性・教育)

交際期間や結婚生活が長いと、夫婦生活もマンネリ化しがち。どんなに愛情があっても、新鮮さが薄れれば、浮気に走る原因になってしまいます。

(4)妻が満足しているかわからない

「妻は何をしても無表情。付き合っているときはもっと反応があったはずなのに。感じているのかわかりません」(28歳男性・医療)

「どこを触っても妻のリアクションが薄い。エッチの正解がわからないままです」(29歳男性・福祉)

「妻は何も言わないので、満足してくれているのか謎です」(25歳男性・アパレル)

相手の表情や反応が薄いと、満足してくれているのか確信がもてませんよね。その結果、自信をなくしてしまうこともあるようです。

(5)妻を性的対象に見ることができなくなった

「妻を性的対象に見れません。妻は不満そうだけど、ムラムラしなくて」(26歳男性・音楽)

「仕事が激務すぎてもう1年以上レス。なぜかやる気にならなくて」(29歳男性・芸能)

「職場の同僚と不倫中。浮気相手を裏切るような気がして、妻とエッチしていません」(39歳男性・不動産)

妻とエッチしたい気持ちになれず、エッチの頻度が減り、最悪の場合セックスレスに発展することも。仕事やストレスで性欲が減退し、エッチしない生活を繰り返すうちに、それが普通になってしまうようです。

3:夫婦の性生活に対する妻の不満5つ

続いては妻が抱える不満について見ていきましょう。

(1)イクことができない

「夫とエッチしても、自分だけ射精してすぐ寝てしまう。こんなエッチじゃイケません」(30歳女性・出版)

「旦那はエッチが下手。旦那じゃイケないから、もっぱらひとりエッチ派です」(28歳女性・リハビリ)

「いまだにイク感覚がわかりません。求められるままエッチしてるけど、正直退屈です」(31歳女性・心理)

夫のテクニックや愛撫不足のせいか、エッチでオーガズムを感じられない妻たちも。自己処理で性欲を満たしている女性も少なくありません。

(2)夫がエッチを強要する

「育児と家事、仕事で毎日クタクタ。それなのに奉仕してもらいたがる夫にうんざり。義務感でエッチしたくない」(29歳女性・医療)

「元々エッチが苦手。毎晩求めてくるのがつらいです」(28歳女性・芸能)

「夫はエッチを断ると脅してきます。嫌々エッチせざるをえません」(32歳女性・音楽)

円満な夫婦関係を送るのにエッチは必須。そう考えてしたかたなくエッチに応じてる人もいる様子。それが夫婦関係に亀裂をもたらすこともありそうです。

(3)もっとエッチに時間をかけてほしい

「交際初期のようにもっと時間をかけてほしい」(33歳女性・公務員)

「胸とアソコをちょっと触ってすぐ挿入。あっという間すぎて悲しくなる」(28歳女性・事務)

「前戯もピロートークもなく、挿入だけのエッチ。楽しむ余裕はありません」(39歳女性・美容)

反応を確認しながら、時間をかけて愛撫してほしいもの。前戯もなく、すぐに挿入……となると大切にされていないと感じてしまいますよね。

(4)夫の性癖にうんざり

「夫は暴力的なエッチが大好き。私には苦痛でしかありません」(39歳女性・営業)

「旦那の異常な性癖には以前から気づいていました。改善しそうにないし、浮気されたくないし、悩んでいます」(33歳女性・IT関連)

「我慢して夫の好みに応えていましたが、もう限界です。変なプレイにうんざり」(32歳女性・インテリア)

夫が性癖を隠さずに打ち明けてくれるのは、心を開いている証拠。しかし、毎回付き合わされるのはうんざりしますよね。性癖は改善する可能性が低いため、お互いに楽しめる妥協点を見つけるしかなさそう。

(5)夫のエッチが雑

「毎回私が奉仕して挿入し、5分足らずで終了。雑な扱いにイライラします」(29歳女性・建築)

「私がお口エッチしているときに、夫はスマホゲームをしています。いい加減にしてほしい」(25歳女性・保安)

「夫は何もせずにマグロ状態。私ばかり動いて…不公平に感じます」(31歳女性・葬祭)

自分本位な夫婦生活に不満を抱えている様子。頻繁に求められても、内容が雑だと嫌な気持ちしか残りません。特に時間が短いと夫からの愛情を感じにくく、エッチした実感も湧きづらいでしょう。

4:夫婦の性生活を充実させる方法4つ

長い夫婦生活を充実させるには、満足のいく性生活を送ること。うまくいくポイントをまとめました。

(1)エッチについて話し合う

エッチすることを特別視しすぎず、気軽に話し合ってみましょう。エッチの頻度が減っている原因や、お互いの考えについて素直に話し合うことが大切。もしかしたら些細なすれ違いや誤解、不満も解消するかもしれません。

エッチは精神的な部分もかなり影響しているため、話し合いがプラスに働く可能性があります。

(2)相手を認め、愛情表現をする

エッチは心と体のつながりを感じるもの。普段から相手を認め、積極的な愛情表現を心がけましょう。「言わなくてもわかっているはず」と思わずに、意識して気持ちを言葉にすること。パートナーと心のつながりを感じれば、エッチでも安心して心を解放できます。

(3)場所を変えてみる

いつも同じ場所や時間帯でエッチがマンネリ気味なら、思い切ってエッチする場所を変えてみましょう。ラブホテルに行くのもいいですが、旅行して気分を変えれば新鮮に感じます。

(4)子どもがいる場合は、別の空間で

子どもがいると恋人時代のように思い切りエッチするのが難しくなりますよね。居住スペースの問題で、エッチする部屋がないという意見も多く見られました。

子どもが寝てから別の部屋に移動して布団を敷くなど、工夫をしている夫婦もいるようです。また日中、子どもがいないときを狙ってエッチする夫婦も。積極的な工夫がセックスレスを防ぎます。

5:性の不一致は離婚原因になる?

平成26年の司法統計(厚生労働省)によれば、離婚の申し立て理由は、夫・妻ともに「性格の不一致」がトップ。また「異性関係」や「性的不満」なども上位に。

ラブラブな気持ちをいつまでも保ち続けることは難しく、性格や性の不一致をそのままにしてしまうと、寂しさや不満を埋めるようになり、不倫へ走ってしまうことも考えられます。問題が小さいうちに早急に解決するのがポイントと言えるでしょう。

6:まとめ

夫婦生活は快感を得るためだけではありません。愛情を感じ、コミュニケーションをとることも大切。エッチに不満を抱えたままの状態が続くと、ふたりの関係も徐々にギクシャクします。問題が深刻になる前に話し合ってみましょう。

【参考】

2018 年社会保障・人口問題基本調査 第6回全国家庭動向調査 結果の概要-厚生労働省