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スローセックスとは?深く強く愛し合える究極のエッチ実践方法
ミクニ シオリS.Mikuni
1:スローセックスとは?
スローセックスとは、もとはセックスセラピストのアダム徳永さんが提唱していた、カップルが深い快感を得ることができるセックス方法です。
著書もいくつか出版されており、巷でも大きな話題となりました。今は一般にも浸透して、多くの人に「焦りのない、ゆったりした優しいセックス」として認識されています。
2:普通のセックスと何が違う?スローセックスの魅力4つ
スローセックスは肉体的な満足感だけでなく、お互いの愛を深めることを目的としています。精神的なぬくもりを楽しめるのが、スローセックスの大きなメリットです。
(1)「イク」ことにこだわらない
アダム徳永さんが解説する「スローセックス」は、イクことにこだわらず、相手を快感の海に沈めてあげることを目的としています。
男女ともに、イクことをセックスのゴールとしてしまうと、プレッシャーを抱えることがあります。肉体的な快感より、精神的な満足感をセックスの目的にできるのが、スローセックスのいいところ。
(2)じっくりと快感を得られる
スローセックスは長い時間をかけて行われます。そのため、徐々に大きくなってくる快感の波を、ゆっくりと自分のペースで感じることができます。
時間をかけて快感に慣れていくことで、男性よりオーガズムを感じづらい女性でも、オーガズムが得やすい状態に近づいていきます。
(3)セックスに不安を感じづらい
時間をかけたセックスは、セックスがあまり好きではない人や、セックスで痛みを感じやすい人にとっても安心しやすくなります。
少し焦らすなどソフトなタッチを行っていくため、特に女性にとって安心できるセックスが体験できるはずです。
(4)「正しいセックス」に近い形を実践できる
いわゆる「ガシマン」などと呼ばれるような、よくあるアダルトビデオのような激しい動きは、スローセックスとは無縁です。
男性がはじめてスローセックスを実践してみる時、女性が「それいいと思ってるの、男だけだから」と考えてしまうような乱暴なセックスから卒業できるかもしれません。
3:スローセックスの実践方法5つ
では、実際にスローセックスを行う際のやり方も確認しておきましょう。とにかく、焦らずじっくり、相手のためを思って行うのがスローセックスのコツです。
(1)気持ちが入り込めるムードを作る
スローセックスでは、精神面の満足感も重要になってきます。まずは、お互いにセックスのムードに入り込めるように、雰囲気作りをしてみましょう。
間接照明をつけてみたり、かわいい下着をつけたり、アロマを焚いてみたり……入念すぎるくらいのロマンチックさで、セックスに没入感を感じてみて。
(2)性器に触れずイチャイチャする
精神的な満足感のためには、性器以外へのタッチの時間も重要です。すぐにセックスに突入するのではなく、ふたりでぎゅっと抱きしめ合ったり、ソフトなキスをしたり、手をつないでみたり、好意を口にして伝えたり……そうすることで、セックスの時の満足感もより高まります。
(3)全身を優しく指で触れる
いざセックスがはじまったら、いきなり服を全部脱がしたりせずに、ゆっくりと体に触れていきましょう。
口、耳、首、脇、胸、おなか、太もも……セックスのムードに頭が飲まれている時は、体中の全てが性感帯になります。優しくフェザータッチしたり、キスをしたりしながら、まずは全身の感覚を研ぎ澄ませていきます。
(4)時間をかけて前戯を行う
スローセックスを提唱するアダム徳永さんは、挿入までの前戯で2時間を使うといいます。時間が重要なわけではないですが、前戯は本来、そのくらいじっくりと行われるものともいえます。
性器を触る時も、いきなり触ったりせずに、まずは周辺を触ったりくちづけしたりして。そうやってゆっくり愛撫していくと、数時間があっという間に過ぎてしまうようです。
(5)欲しくなるくらいゆっくりした挿入を
挿入する時も、とにかくゆっくり。奥に挿れるまで、数十秒使うような気持ちで挿入しましょう。入ってもすぐに動いたりせず、まずは止まってお互いの存在を確かめてみて。
そのままキスしたり抱きしめたりしながら、相手が自分から動きたくなってしまうくらいになったら、ゆっくりと動きはじめてみて。
4:スローセックスはマインドも大切
スローセックスは、ただゆっくり行えばいいというものでもありません。精神的な満足感をお互いに得るためには、互いが互いを思いやり、気持ちよくしてあげたいと考える気持ちも大切です。
前戯の上手さ、性器のサイズなどに囚われず、相手を思う気持ちをお互いに受け止め合うこと。セックスを通して互いの愛を深めるとは、そういうことなのです。