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喧嘩するほど仲がいい…は本当?喧嘩はするけど仲良しカップルのエピソード

番長みるく

番長みるくM.Bancho

目次

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1:喧嘩するほど仲がいいを英語で言うと?

「喧嘩するほど仲がいい」は、英語では何と言うのでしょうか? 英語で訳をする場合には、さまざまな表現ができます。

 

よく英語の慣用句としていわれているのが「A spat is the evidence that they get along with each other.」という表現。「spat」は「ちょっとしたいさかい、言い争い」という意味で、直訳すると、「小さいいさかいは仲がずっと良い証拠」となって、ニュアンスは近いでしょう。

また、「They have a lover’s quarrel.」もよく使われる表現です。「quarrel」はまさに口喧嘩や口論、仲違いのこと。つまり「lover’s quarrel」で、「恋人同士の痴話喧嘩」を表します。これは「あんなのじゃれあいみたいなもんだよ」という意味で使われるので、若干、日本語の「喧嘩するほど仲がいい」とはニュアンスは異なるかもしれませんが、意味は近いですよね。

 

2:ことわざ通り!喧嘩するほど仲がいいカップルのエピソード5つ

ことわざのように、喧嘩するほど仲がいいとは、具体的にはどんなカップルのことを言うのでしょうか?

(1)週4で喧嘩しています

「週に3日は彼氏とデートをしているけど、会えないときはいつも電話やLINEで喧嘩しちゃいます。

本当に些細なことなんだけど、意見がぶつかり合っちゃって。相手の言い回しが気に入らなかったり、踏み込んだ質問にいらだったり。でも会ったらすぐ仲直りしています。

喧嘩するのは、相手に自分のことをもっと理解してほしいと思うし、相手のことをもっと知りたいってことだと思うから。だから、むしろ喧嘩することでどんどん仲良くなっている気がする」(Aさん・25歳女性/会社員)

(2)価値観の違いを理解する手段

「付き合いはじめのころは、ほぼ毎日のように喧嘩していました。

彼の結婚観が理解できなくて、アレコレ質問しているうちにデリカシーのない発言をしちゃっていたみたいです。大喧嘩になったけど、少し時間が経って冷静になって、どこが嫌なのか、どうしてほしいのかまで話し合うようになったら、すごく仲良くなったんです。

喧嘩するほど仲がいいって本当だなって思いました」(Kさん・30歳女性/会社員)

(3)もっと一緒にいたくて

「彼氏とは週イチでデートしているんだけど、正直もう少し一緒にいたいと思っていて。素直にそう伝えればいいのに言えなくて、真逆のことを言って、相手を傷つけていました。

大喧嘩してから仲直りするときに、“本当はもっと一緒にいたいの”って正直に伝えたら、彼がギュって抱きしめてくれて。仲直りするとき、必死に自分の思いを伝えるから、喧嘩する前よりも仲が深まるのかも」(Yさん・26歳女性/派遣社員)

(4)喧嘩が多すぎて、彼が爆発

「彼氏と私はあまりに喧嘩が多すぎて、いつ別れるのかなって毎回思うくらいでした。いつも彼氏が折れて仲直りするんだけど、ある日”もうこれ以上、喧嘩するなら別れよう”って彼氏が言ってきたんです。

もう我慢の限界だったみたい。でもそんな彼氏の言い分を聞いて、我慢させていたことに気づくことができたし、私のことを思ってくれていたんだなって思って……。

それ以来、喧嘩じゃなくて話し合いになるように意識したら、衝突することがなくなって仲良しになった」(Hさん・31歳/事務)

(5)記念日にも喧嘩

「彼の過去の恋愛がどうしても気になって、それがきっかけで記念日にレストランで大喧嘩。一緒にお泊りするはずだったのに、彼が怒って先に帰っちゃったんです。

なんとか連絡がついて、最寄り駅から話し合いながら一緒に帰宅。”いつか自分から昔のことを話したいと思えるタイミングですべてを打ち明けるから、そのときまで待ってほしい”って彼氏の本音が聞けたから、そこで仲直り。

本音で話し合えたから、前よりも仲が深まった気がする」(Tさん・28歳/自営業)

 

3:本当に喧嘩するほど仲がいい!? 仲が良くなる理由5つ

喧嘩するほど仲がいいと言われるのは、本当なのでしょうか? 喧嘩しても仲良くなる理由を見ていきましょう。

(1)本音でぶつかり合える

喧嘩するほど仲がいいと言われるのは、喧嘩をすることによってお互いが本音でぶつかり合うことができるから。

恋人が何を考えているのかわからず、どんなふうに接したらいいのかわからないと、喧嘩はなくてもなんとなく距離が縮まらなかったりするもの。

でも喧嘩することで思いを素直に話せると、「そんなふうに考えていたんだ」と新たな一面を知り、理解が深まるのでしょう。

(2)我慢しなくて済む

お互いに一緒にいる中で、心の中に溜まったモヤモヤやストレスなどを溜めなくていいというメリットも。本当は相手に伝えたい思いや不満があるのに、それを我慢していると、どこかで爆発してしまう可能性があります。

こまめに喧嘩をすることによって、我慢がなくなり、ストレスのない付き合いができるようになることも。

(3)相手の気持ちがわかる

お互いが本音をぶつけることがないと「あのときは本当にどう思っていたんだろう?」といった疑問が相手に対して溜まっていくことも。

その点でいうと、喧嘩をすることで、その都度自分の気持ちを相手に伝え、相手の気持ちを聞く機会がもうけられるでしょう。お互いの気持ちを把握しやすいのです。

(4)相手への接し方がわかる

喧嘩を経験することで、「ここまで言ってしまうと、相手は怒る」や「ここまで言わないと相手は理解してくれない」など、深いコミュニケーションの度合いや接し方がわかるようになるでしょう。

お互いの気持ちがわかれば、相手への適切な接し方もわかりますよね。

(5)仲直りしやすい

喧嘩というのは、見方を変えれば、相手が何に怒っているのかという原因を見極められるチャンスにも。どんな方向性で仲直りをしたらいいのかということが明確になっています。原因はわからなくて、ただ「ごめん」と謝ったとしても、ふたりの仲は深まりません。

原因を明確にし、具体的な改善策を提案できるからこそ、喧嘩しても仲直りすることができるのです。そうしてふたりの親密度が深まり、信頼関係が構築していくでしょう。

 

4:まとめ

さまざまな人の話を聞いてみると、喧嘩するほど仲がいいと言われるのはある意味本当で、本音でぶつかり合えるふたりだからこそ、長く一緒にいることができるということがわかります。

何を考えているのかわからない相手と長く一緒にいるよりも、どこまでも自分に素直にぶつかってくる人のほうが、長い目で見ると接しやすいですよね。

ただし、中には衝突をとことん嫌うタイプの人もいて、そういう人にとっては、喧嘩はストレスでしかなく、すぐに背を向けられることも。見極めも必要でしょう。