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束縛する彼女とは別れたい?彼氏への束縛を今すぐやめるためのコツ7つ

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

目次

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1:束縛彼女は別れたいと思われる!

彼女から束縛を受けているという筆者の友人男性に「彼女と別れたいですか?」と聞いてみると「これ以上ひどくなるようだったらもう無理」といった意見が飛び出しました。しかし、逆に「まったく束縛されないと、愛されてるっていう実感がわかない」という人も。

その境界線、ちゃんと把握していますか?

 

2:束縛彼女診断!あなたの束縛度はどれくらい?

『Menjoy!』の過去記事「あなたは何点?“束縛彼女”診断 10点チェック」を参考にしつつ、恋愛小説家の肩書きを持つ小川沙耶さんにお話をうかがい、オリジナルの束縛診断をつくってみました。

(1)「仕事終わった」と毎日連絡

小川:「いま、仕事終わったよ!」という連絡を毎日入れるという女性は、束縛傾向が見られますが、その度合いは小さいといえるでしょう。相手に連絡を入れるということは、相手からの連絡も求めているという可能性があります。「そんなつもりはない」という人もいるかもしれませんが、男性からはそう見えている可能性があるわけです。

ただし、「仕事が終わったら連絡して」と相手に求めるよりも、自分から連絡するというほうが、束縛感は感じにくく、好感が持たれやすいでしょう。そのほうが男性も「俺も今仕事終わったよ」と返信しやすくなります。

(2)「こっち見て!」と頬を膨らませる

小川:デート中に彼がほかの女性に視線を移したところを「こっち見て!」と頬を膨らませるという人も束縛体質かもしれません。ただし、この場合もその度合いはマイルド。

自分だけを見てほしいという束縛になりますが、むしろ男性としてはうれしい部類の束縛でしょう。こういった束縛は男性を虜にするテクニックとして使用しても効果的です。

(3)飲み会に行くときは事前報告

小川:飲み会に行くときは事前報告を要求するという人は、まあまあの束縛傾向。女性がいる飲み会に行くときは事前報告をするということは、彼女がいる場合のマナーとして考えている男性もいますが、束縛されていると考えてしまう男性もいます。

こまめに連絡を取り合うのが苦手という男性には控えたほうがいいかもしれません。

(4)さみしいとLINEしてしまう

小川:頻繁に「さみしい」というLINEを送るという人も束縛傾向があります。ただメッセージを送るだけなので束縛ではないと考える女性もいるかもしれませんが、男性からすると「会いたい」といった意味であったり、「私のさみしさをどうにかして」といった意思のあるメッセージであると受け取ってしまう男性もいます。

そういう男性からすると、重いメッセージと言えるわけです。一度や二度ならかわいいと思われますが、何度も送るのは控えたほうが良さそうです。

(5)飲み会の証拠写真を要求

小川:飲み会の証拠写真を要求するという人は、束縛度が強め。束縛と捉えない男性はほとんどいないでしょう。本当に飲み会に行っているのか疑っているという点でも、信頼関係の崩壊につながるため、控えたほうが良さそう。

この束縛に長い期間耐えられる男性は、そうは多くないと思われます。

(6)仕事であっても女性とふたりきりを許せない

小川:「仕事であろうと女性とふたりきりは許さない!」という人もまた、束縛度が強いでしょう。勤め先にもよりますが、仕事でまったく女性と関わらないというのは難しいですし、仲間とのコミュニケーションも仕事のうちです。

女性とのコミュニケーションを一切禁じられたら、仕事をとるか恋人をとるかの選択になってしまうため、男性からすると大きな負担となってしまいます。

 

3:彼氏への束縛を今すぐやめるコツ7個

今度は束縛をやめるコツをご紹介します。小川沙耶さんにお話をうかがいました。

(1)友人を共有する

小川:束縛するというのは、相手の浮気などを恐れているという部分に原因がある可能性が高いので、相手の交友関係を把握してしまうと束縛をやわらげることができるはず。彼の女友達と友達になってしまえば、仲間内の飲み会にも出席できるので、手っ取り早いと言えるでしょう。

(2)自分磨きに力を入れる

小川:彼を束縛してしまう女性は、自分に自信がないことが原因のひとつとして考えられます。なので女性としての魅力を上げて、自分に自信を持つことで彼への束縛をやわらげることができるでしょう。そのために自分磨きに力を入れるというのは効果的。

(3)趣味を持つ

小川:恋愛以外に熱中できる趣味を持つというのも大切です。彼からの連絡が来ない時間、不安に駆られてしまうという人は、その時間を忘れられるくらい熱中できるものを見つけるといいでしょう。

資格の勉強のように、自身を向上させてくれるものでもいいですし、映画鑑賞や小説を読んだりなど時間のかかるものがおすすめ。

(4)友人を増やす

小川:彼を束縛してしまうという女性は、交友関係が少ない傾向があります。交友関係が少ないために、特定の友人や恋人とのつながりに固執してしまって、手放したくないと感じてしまうわけです。

なので友人を増やして女子会をしたり、フットサルなどの活動に参加して男女入り乱れた人間関係を増やしていくといいでしょう。

(5)瞑想をする

小川:瞑想をするというのもおすすめです。学校や仕事などはものの考え方やいかに考えるかを学ぶことが多いですが、瞑想はその逆で考えないことを練習する方法。嫌なことがあったときに同じことを何度も思い出して考えてしまうという人は瞑想をして、思考を自分の意思で止められるようにするといいでしょう。

(6)愛着スタイルを変える

小川:カウンセラーの岡田尊司氏の著書『夫婦という病:夫を愛せない妻たち』にも紹介されていますが、愛着のスタイルは、生まれ育った環境や経験などにより4パターンに分かれます。

その中でも「不安型」という愛着スタイルは、相手に嫌われることを恐れて今の関係にしがみついたり、相手を支配的に束縛してしまったりすると言われています。そういった自分の特徴を知って克服していくというのも大切なことです。

(7)別れる

小川:本末転倒と言えるような手段ですが、恋人がいなくなればそもそも束縛もしなくて済みます。なので最後にご紹介する方法は、いっそ別れてしまうことです。とはいってもこれは本当に最終手段。なので、このまま付き合っていても相手を傷つけるだけだと感じたり、束縛している自分がつらいと感じるなら恋人と話し合ってみるといいでしょう。

 

4:まとめ

相手が好きだからこそ束縛してしまうというのはありがちなこと。しかし、束縛のしすぎは相手も苦しいですし、束縛するほうの自分もつらいはず。まずは自分を知ることから初めてみるといいかもしれません。

 

【取材協力】

小川沙耶・・・ライター・官能小説家。都内の金融関連会社で派遣OLをしながらニッカンスポーツにて小説家デビュー。著書に『美人妻・肉棒狂い』『美人妻・蜜壺いじり』『淫欲妻・愛液垂らし』(大洋文庫)がある。『人妻不倫ファイル:純愛と肉欲に常識はいらない』『女性社員から“きもい”と言われない働き方』『美人妻 蜜壺いじり』の著者。漫画原作、恋愛小説家、官能小説家。