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自由に生きる人は憧れの的!なるためにはどうすれはいい?必須知識と職業選びのコツ

槻谷岳大

槻谷岳大T.Tsukitani

目次

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1:自由に生きる女性はカッコいい!英語で言うと?

欧米社会は日本よりも「自由」に対する考察や世界観が広い感じがします。

ちなみに「自由に生きる」を英語で言うと「live freely」などですが、英語で「自由」は、大きく「Liberty」 と「Freedom」のふたつがあります。この違いは、「能動的」に得る自由と「受動的」に得る自由かの違いです。

フランス革命やアメリカ独立の象徴である自由の女神は、当時の王政から市民が勝ち取ったものなので「Liberty」であり、言論の自由(Freedom of speech)など現代の民主主義国家において、もともと権利として認められている自由は「Freedom」なのです。

自由の女神に象徴されるように、自由に生きる女性は、いつの時代にも憧れの存在なのかもしれません。

 

2:自由に生きる方法。仕事やお金の必須知識

「自由に生きる」とはどのような条件のもとで言える定義なのでしょうか。筆者なりにその条件を整理してみました。

1)精神的に自由であること

精神的に楽な状態で働けるというのは、「自由」の大きな条件でしょう。そのためにまず大事なことは、「それが自分に向いている楽しい仕事か」ということです。さらに、会社をはじめ組織で働く人の多い日本では、上司・部下の関係など精神的ストレスを感じながら働いている人は多いです。そういった人間関係から受けるストレスの有無も「自由に働く」大きな要素です。

2)経済的に自由であること

社会で生きていくうえで、お金はどうしても重要なもの。衣食住など生活に困る状況では「自由」などと簡単に口に出せるものではありません。やはり、ある程度の欲望を満たせる水準の経済的な余裕は、自由を語る上で必須のものであると言えます。

3)時間的に自由であること

サラリーマン社会の日本において、時間的制約を受けずに生きていける職業というのは貴重なものです。毎日朝起きて、満員電車に乗って、何時までにオフィスに出社して……。こういった時間的制約を受けない職業は限られていますが、もっとも「自由に生きる」ことに近いといえるでしょう。

 

3:自由に生きるための職業選びのポイント

前段で述べたように、「好きな仕事で」「人間関係のストレスを受けず」「お金も稼げ」「時間の拘束もされない」そんな仕事はあるのでしょうか? その一例を見ていきます。

1)ライターやアーティストなど創作業

『美味しんぼ』の山岡士郎がサラリーマンであっても自由人でいられたのは、料理への造詣の深さと、言葉を武器にする記者という「専門性」と「創作力」があったからかもしれません。同様に、音楽や美術など自らの作品で勝負するアーティストも、比較的自由度の高い職業であると言えます。

ただ一方で、創作業は、才能と成果次第によって報酬が明確に変わる厳しい世界。また、締め切りもあり、関わる人が多くなれば人間関係のストレスも生まれてきます。自由人には自由人なりの大変さはあるでしょう。

2)自ら起業する

最近はITの世界などで名を轟かす若手経営者も増えていますが、起業で自らの会社を立ち上げるのは成功例のひとつとして憧れの対象でもあります。

ただその反面、経済的余裕が持てる水準まで達することができるか、また従業員を抱えることで新たに得る精神的ストレスなどもあり、完全な自由が得られるかはその手腕次第だと言えるかもしれません。

3)投資家

ある程度の資金の元手を得たら、それを投資運用することでお金を稼ぐ人もいます。自由な時間に、誰の指示を受けるでもなくパソコンやスマホを操作して大金を稼ぐのです。しかし、それには相当な知識も必要であり、また常に失敗するリスクと隣り合わせでもあります。

 

4:まとめ

冒頭からイメージとして引用した『美味しんぼ』山岡も、初期こそグータラな自由奔放な人物として登場したものの、物語が進むにつれて、会社のメンツをかけた父親・海原雄山との「究極」と「至高」のメニュー対決の大任を担い、さまざまな困難を乗り越え、やがてヒロインである栗田ゆう子と家庭も持ち、一家の大黒柱として責任を持つ男として成長していく様が描かれています。

これは言ってみれば、「自由に生きるには責任が伴う」こと、「自由に生きるにもタイムリミットがあること」のメタファーかもしれません。つまり、実は一会社員として、いろいろと縛られつつも日々会社に与えられた仕事をこなしているほうが実は楽で、自由に生きたいならば、人とは違った専門性や知識によって、自己の責任において努力して成果を出さねばならない。そして結婚して家庭を持つなど、人生の転機となるイベントも影響するのではないかと言うことです。

ぜひ、自分の人生の価値観をよく見つめなおしたうえで、自由に生きるとは何なのかと、今後の仕事選びなどの参考にしていただければと思います。