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仕事も家事もやる気なし!やる気が出ない原因と対処法13選

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

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1:仕事も家事もやる気なし!何もやる気が起きないときの対処法は?

忙しい毎日、やる気エンジンがかかっている間は問題ないけれど、一度ブレーキを踏んでしまうと、再び動き出すのに苦労してしまうものです。

やる気を失う原因は人それぞれあるように、取り戻す方法も人それぞれ。そんなエピソードをいくつかご紹介します。新しい年をやる気エンジン全開で過ごすためのヒントを探してみてください。

 

2:やる気なし!仕事のやる気が出ない原因5つ

仕事のやる気がダウンしてしまうのには、以下のような理由が考えられます。実際のエピソードから見ていきましょう。

(1)報われないブラック仕事でやる気ダウン

「デザイナーというと聞こえはいいですが、納期直前には深夜残業当たり前。その上、一生懸命考えて提案した内容もクライアントの意向に沿わなければ即ゴミ箱行きです。

デザインすることが大好きなぶん、納得のいかない理由で修正されるのがつらくて、つらくて……。最終的に、まったく原形を留めていないデザイン画を見ていると、モチベーションはダウンするばかりです。報われない日々のせいで、ただひたすら事務的に業務をこなすだけになってしまいました」(Tさん・27歳)

(2)笑い方まで指摘!?先輩の小言に奪われるやる気

「受付業務を担当している私は、入社してすぐに3つ上の先輩に目をつけられてしまいました。その先輩とシフトが重なると、言葉遣いはもちろん髪型やメイクまで細かくチェックされてしまいます。

先輩の教えだからと最初は素直に従っていたのですが、ペンの持ち方から笑い方まで、何もかもダメ出しされて。先輩の目ばかり気にしてしまうようになってしまいました。頑張りたくても、また注意されるかもと思うと、行動力とともにやる気が出ません」(Nさん・23歳)

(3)お給料が安すぎてやる気が出ない

「世間でも話題になっていますが、保育士のお給料は本当に安いです。特に私のいる地方の園だと、ひとり暮らしなんてとても無理。

その割に、ピアノ伴奏の練習や工作の教材作りなど持ち帰りの仕事はたくさんあります。もちろんプライベートの時間を使ってやることにお給料は発生しません。毎日の仕事の内容もハードで、一日中走り回って食事すらできないときもに。子どもは好きだけど、割に合わないことが多すぎます」(Oさん・26歳)

(4)頑張っても評価されなくてやる気ダウン

「アパレルの店舗で働いているのですが、同期入社の子が、私より先に店長に抜擢されたんです。自分で言うのもなんですが、仕事のデキはそんなに差がないし、私のほうが売り上げがいいときも多かったのに……。

小規模な店とはいえ、店長は店長。私が呼ばれたことのない上層部との会議や買いつけに同行している姿を見ると、悔しくてたまらないです。私が頑張ってきたことは評価されなかったのだと思うと、必死にやっているのが虚しくなってきました」(Cさん・29歳)

(5)暇すぎてやる気が出ない

「忙しい人にとったら甘えるなと言われてしまいそうですが、うちの会社は本当に暇でやる気が出ません。

私の仕事は、月に一回の請求書作りと従業員のお給料計算。それが終わるとほぼ終わり。自分で仕事を見つけるにも限界があって、事務所内の掃除もしつくしてしまいました。他の社員さんも、のんびり自分の好きなことしているだけです。こんな状態じゃいつ潰れてもおかしくないと思いながら、周りの雰囲気に流されて無意味な時間を過ごしています」(Fさん・28歳)

 

3:仕事のやる気が出ない…仕事を辞めたい時期の乗り越え方5つ

やる気は出ない、でも働かなければ、食べてはいけません。ここからは、つらい時期を乗り越えたエピソードをご紹介します。

(1)初心を思い出しましてやる気を出す

「小さいころから看護婦になるのが夢でした。でも現実は厳しくて、あまりの激務に肉体的にも精神的にも参ってしまった時期がありました。

そんなとき、担当していた入院患者さんのお子さんからお手紙を頂いたんです。感謝の言葉と”お姉さんのような看護婦さんになりたいです”って書いてあって、感動しました。自分ではダメだとばかり思っていたけれど、私も憧れられるような看護婦さんになれたのかなって思うと。すごくやる気が湧いてきました」(Tさん・25歳)

(2)仲間と励ましあってやる気を出す

「学生時代とは違って、仕事していると周りはライバルだらけ。特に同期との競争が激しい業界に疲れていた私は、つまらないミスで大目玉を食らってしまいました。

情けなくてトイレで泣いていたら、それまでほとんど会話したことのなかった子が慰めに来てくれたんです。その夜、入社3年目にして初めてふたりきりで食事に行きました。それ以来、悩みごとを相談し合う仲に。心の余裕ができたのか、仕事もうまくいくようになった気がします」(Iさん・27歳)

(3)会社のいいところを探してやる気を出す

「大学時代の友人は、大企業勤めのエリートばかり。それに比べて私は誰も名前を知らないような会社に就職したんです。なんとなく劣等感を感じて嫌でした。

だけど、今になっていかに恵まれているか実感しているんです。昔から福利厚生が充実していることで有名なホワイト企業だし、地元だから転勤もなし。出産を経て復帰した女性社員へのフォローもばっちりです。

結婚を意識する年齢になった今、大企業ならではの悩みを抱えている友人を見ていると、この会社で良かったと心底思ってしまいます」(Hさん・29歳)

(4)スキルアップしてやる気もアップ!

「昔ながらの男尊女卑思想が根強い業界で、女性であることを理由にないがしろにされてきました。大切なお客さまにもひとりで対応できなかったり、簡単な仕事ばかり回されたり……。

嫌気が差していたところへ、先輩女性から資格を取るようにすすめられたんです。男たちの考えを変えるには実力を示すしかないと。私も見返してやりたくて、猛勉強の末に資格をゲット!

今では男性社員を差し置いて重要な取引を任されるようになりました。もちろんお給料も右肩上がりで、言うことなしです。さらに上のポジションを目指して頑張るつもりです」(Yさん・32歳)

(5)恋愛に勝るやる気アップ法はなし

「裏ワザかもしれませんが、いちばん効果があるのが、会社に好きな人をつくってしまうこと。転職するか迷っていたとき、地方からやってきた後輩がどタイプの子だったんです。明るいスポーツマンで、見た目も好みで。

しかも、年下なのに仕事でも頼りになるんです。飲み会で”先輩がいるから会社来るの楽しいです”なんて言われちゃったら、もう恋に落ちるしかないですよね。あんなに転職したかったのに、今ではルンルンで会社に出かけてます!」(Uさん・29歳)

 

4:専業主婦でも共働きでも辛い!家事のやる気が出ない時の対処法5つ

やりたくない、でもやらなきゃいけない。毎日のことだからこそ、やる気を失うとつらいのが家事仕事。やる気アップの参考になりそうなエピソードを集めてみました。

(1)頑張っているアイドルを見てやる気アップ

「出産後すぐ専業主婦になった私。子育てに専念できるのはありがたいけれど、毎日同じことの繰り返しで飽きてきてしまいました。なんとなく家事にも身が入らなくなって、だらだら過ごすことも多かったんです。

そんなとき出会ったのが某KPOPアイドル! 見た目だけじゃなく、歌にダンス。さらにSNSまで一生懸命な彼らを見ていると、自分が恥ずかしくなってきちゃって。少しでもたくさん応援したいから、家事もてきぱきこなすようになりました。

彼らも頑張っているんだから、私も頑張ろうって思えるんです」(Yさん・36歳)

(2)SNSに料理を投稿!褒められてやる気アップ

「夫や子どもはそれぞれ忙しく、前ほどお母さんとして必要とされなくなりました。凝った料理や手作りお菓子にも反応なし。昔はあんなに喜んでくれていたのに……。

ちょっぴり虚しさを感じていたころ、友人の勧めでSNSに料理を投稿してみたんです。最初は数人しかフォロワーがいなかったのが、毎日投稿を続けているうちにコメントをもらえるようになって。

今ではけっこうなフォロワー数になりました。”投稿待ってます”と言ってくれる人がいるだけで、やる気が出ちゃうんですよね」(Wさん・45歳)

(3)やる気を出さない時間を作ってやる気を出す

「恐れていた更年期の症状が私にも現れるようになりました。覚悟はしていたものの、体調の変化に気分が落ち込んでしまって。家事にも手がつかず、悩む私に婦人科の先生がある言葉をかけてくれました。”頑張ることを1回やめてみましょう”と。

無理にでもやる気を出さなければと思い込んでいましたが、自然にやる気が出るまで待てばいいと言ってくださったんです。今の自分を受け入れることで、すっと肩の力が抜けたような気がしました。

それから徐々に体調も回復してきて……。今でもあの言葉は大事に胸の中にしまってあります。」(Rさん・48歳)

(4)家事をポイント制にしてやる気アップ

「お互いフルタイム勤務の私たち夫婦。家事をどちらがやるか、常に喧嘩が絶えない状態でした。家事分担のルールを決めても、繁忙期にはそのとおりに動けなくて。

それで、いっそ家事をポイント制にしようということになったんです。お皿洗いは10ポイント、子供の寝かしつけは30ポイント……週末にポイントを集計して、換金できることに。

同じことをしているはずなのに、ポイントが貯められると思うと不思議とやる気が出るんです。喧嘩も減って、一石二鳥です」(Uさん・34歳)

(5)風水で掃除のやる気も運気もアップ

「恥ずかしい話ですが、1年前まで私の部屋はそこらじゅうにゴミや洋服が散乱している”汚部屋”でした。汚い部屋で過ごしていると仕事の疲れもとれず、だから掃除をする気にもなれない……という悪循環。顔つきも暗かったと思います。

これじゃダメだと、たまたま雑誌で読んだ風水を参考に片づけてみたら、なんとなく気持ちがすっきり。調べれば調べるほど面白くなって、今では他人の部屋の風水までみてあげられるようになりました。明るくなったね、なんて言われます。

本当に風水の効果があるかはわかりませんが、部屋をきれいに片づけると気分が上向きになることはたしかです」(Sさん・30歳)

 

5:人生やる気が出ない…何もやる気が起きないときの対処法3つ

何をどう頑張っても、やる気がでないときがあったって当たり前。とはいえ、落ち込んでしまいますよね。でも大丈夫。焦らず、ゆっくり人生を見つめ直してみてはいかがでしょう。

(1)無理にやる気を出そうとしない

がむしゃらに頑張って、意地でもやる気を出そうとしてもダメなときはダメ。そういう時期なのだと割り切ってひたすらゆっくりしてみるのもひとつの方法です。

いきなりすべてやめてしまわなくても、無理しているなと思うことをひとつだけやめてみましょう。そして、そのぶんを自分の好きなことに充ててみるのです。

例えば付き合いの飲み会をやめて本を読む時間にするとか、子どもを預けてショッピングに行くとか。ひとつのことだけを一生懸命していると煮詰まってしまうのは当然のこと。長く走り続けるためにも、ペース配分を見直してみましょう。

(2)生活をがらりと変えてみる

どうしても無理となったとき、生活環境を一新するのはかなり効果的。思い切るには勇気が必要ですが、やってしまえば意外となんとかなるもの。転職する、引っ越しをする。海外に行くなんて手もありますね。

旅行からでも構いません。日常のマンネリから抜け出すために、自分から非日常空間へ足を踏み出してみましょう。新しい環境に行けば、気分が変わってリフレッシュできるはずです。逆に、これまでの生活のいいところを再発見できるかもしれませんよ。

(3)ペットを飼ってみる

小さな動物の大切な命。安易な気持ちで飼うのはお勧めしません。ただ、動物たちの与えてくれるヒーリング効果が絶大なのはたしかです。

犬や猫だけでなく、熱帯魚や鳥。ペットを飼うことでモチベーションが上がって、生活にハリが出たという話はよく聞きますよね。命を預かる責任感から、自分も頑張ろうと自然と思えてくるのです。

餌の管理や散歩など大変なこともありますが、その苦労以上にペットたちはかわいいはず。損得に関係なく自分に懐いてくれる存在は、明日への活力を与えてくれるでしょう。

 

6:やる気がない、眠いのはスピリチュアルな意味も

満月の夜は産婦人科が大忙し、なんて聞いたことありませんか? どれだけ文明が発達しても、人間と自然界の関係は切り離せないもの。自分の意思とは別の大きな力が働いていてもおかしくありません。

やる気のなさが続いたり異様なほど眠気を感じるときは、生活環境や肉体の疲れだけが原因ではないかも。月の満ち欠けや気圧の影響で気持ちが左右されるのは動物として当たり前。強い眠気は運命が動く前兆だという人もいます。

次のステップへの助走期間なのだと思えば、納得できる部分もあるのではないでしょうか。

 

7:まとめ

簡単に気分転換できる程度ならいいですが、どうしてもやる気が出ないときは自分を責めてしまいがちですよね。悪いところばかり目について、自己嫌悪に陥ってしまう。

でも、今まで頑張ってきたからこそ少し休憩を必要としているだけなのかもしれません。ずっと全力疾走できる人はいないのですから、息切れしてしまわないようほどほどに。エネルギーを溜めて、またエンジン全開で頑張っていきましょう!