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これぞまさしく…!「最悪な職場」の特徴とは?あるあるとご機嫌に過ごすコツ
大山奏K.Ohyama
1:最悪な職場で働くデメリット3つ
仕事をするうえで、人間関係はとても重要です。人間関係が良好なら、多少つらい仕事でも乗り越えられますが、人間関係が最悪な場合は、心身ともに疲れてしまいます。まずは最悪な職場で働くデメリットから見ていきましょう。
(1)仕事の生産性が落ちる
まず、職場環境が悪いと仕事の生産性が落ちます。仕事をしに行っているのに仕事ができないなんて、本末転倒ですよね。
仕事の生産性が下がった結果、やらなければならない仕事が期日までに終わらず、残業や休日出勤をする羽目になります。ただでさえ嫌な職場に、長い時間いなければならないという悪循環が生まれてしまいます。
(2)ストレスが溜まる
1年の大半の時間を過ごすと言っても過言ではない職場。そこの雰囲気や環境が悪いと、当然、人はストレスを感じます。
ストレスは適度ならプラスの効果も期待できますが、過度に感じると心身の調子を狂わせます。ストレスが上手に発散できない人は、そのせいで退職しなければならなくなるかもしれません。
(3)仕事が嫌いになる
職場の環境は好きではないけれど、仕事自体は嫌ではないという人だっていますよね。そんな人でも、最悪な職場で働いていたらいつか仕事自体が嫌いになってしまいます。
パブロフの犬のように、ストレスのある職場で働く習慣がつくことで、仕事も嫌なものだと学習してしまうのです。
2:最悪な職場の特徴5選
(1)威圧的な上司がいる
威圧的な上司っていますよね。上から目線で物事を言ってきたり、仕事のできや速さに対してプレッシャーを与えてきたり。上司に逆らうことは難しいですから、上司との相性は職場環境に非常に大きな影響を与えます。
(2)職場にいじめがある
残念ながらいじめは社会人になってからもなくなりません。自分がいじめる側・いじめられる側のどちらにも加担していなかったとしても、やはり誰かが無視されていたり、後ろ指をさされたりするのを見ているだけでつらいです。
下手に手を出すと自分まで標的にされるかもという不安感も、常につきまといます。
(3)無給の残業・休日出勤が多い
仕事はお給料をもらうためにやっていることです。仕事をしたら、その分お給料をたくさんもらえるのは当然の権利のはずですよね。
ですが実際は、“自主的な”という名目で残業をしてもお給料がでなかったり、休みの日にまで出勤しなければならなかったりする会社も多くあります。仕事を辞めたい、転職したいという人の多くは、こういう待遇の面に不満をもっています。
(4)給料が仕事量・質に合っていない
仕事の量や質とお給料は必ずしも比例しません。もちろん、どんな仕事に就くのかはその人の自由なため、ある程度は内容や量とお給料を比べて仕事を選んでいるでしょう。
とは言え、実際に仕事を始めてみたら思っていた内容と違った、ひとりではこなせないような仕事量を振られてしまう、なんてこともあります。
(5)雰囲気が暗い
特にどこが悪いというわけではなくても、職場の雰囲気が全体的に暗いというのも、最悪な職場の特徴のひとつ。
みんなが明るい声で話していなかったり、挨拶が十分にされていなかったり。その場にいるだけで、自分までもがテンションを下げられてしまうような環境もストレスがたまります。
3:最悪な職場の人間関係に飲み込まれないコツ5つ
(1)挨拶だけはしっかりする
職場の環境が悪いからといって、自分も周りと同じように振舞う必要はありません。特に挨拶は人間関係の基本ですから、ここをおろそかにするともっと職場にいづらくなります。
たとえ、相手が適当な返事しかしてくれなかったとしても、自分からの挨拶だけはしっかりしておきましょう。
(2)周りの機嫌をとることを考えない
機嫌が悪い人が近くにいるだけで委縮してしまい、何とかしなければと考える人もいます。ですが、相手の機嫌が悪いのはあなたのせいではありません。
みんなに気持ちよく働いてほしいからと、無理をして周囲の人のご機嫌をとるのはやめましょう。そんなことを続けていると自分が疲弊していくだけです。
(3)相談できる人に相談する
職場環境はダイレクトに心身に影響を及ぼします。ですから、社内カウンセラーや信用できる上司などに定期的に相談するだけでもストレスを減らせます。
もし、職場関係の人に相談できない場合は、気の置けない友達でも家族でもOK。とにかく自分の中に溜め込むことはやめましょう。
(4)わからないことは質問する
職場の環境が悪いと、相手に話しかけることすら躊躇してしまいますよね。ですが、わからないことがあったときなどには、きちんと質問して疑問点を解決することが大切です。
こうして仕事に関することでコミュニケーションをとっていくうちに、職場の人との関係が改善される場合もあります。
(5)仕事以外でストレス発散をする
仕事でストレスがたまるのは仕方がないことです。ですから仕事を続けていくために、仕事以外にストレス発散の方法をもっておくことが大切です。
休みの日に美味しいものを食べに行くとか、友達とおしゃべりをするとか、趣味に没頭するとか……。とにかく仕事のことを考えず、本心から楽しいと思えることを見つけてくださいね。
4:職場の環境は大切!
最悪な職場にいると、自分がどんどん浸食されたような感覚になってしまいます。これはかなり危険なサイン。どうしても職場に行くのが嫌だと感じるようなら、転職をしてその場から逃げることも考えてくださいね!