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同棲カップルの部屋の間取りは?間取りの選び方と注意点・費用負担は?

大山奏

大山奏K.Ohyama

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目次

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1:1DKがいい?それとも2DK?同棲カップルの部屋の間取り

大好きな人と1分1秒でも長く一緒にいたいと思ったときに考えるのが同棲ではないでしょうか。でも同棲する部屋ってどのくらいの広さがあったほうがいいのでしょう。

そこで今回『MENJOY』では、同棲経験のある20~40代の男女205人に独自アンケートを実施。「同棲したときの部屋の間取りを教えてください」と質問してみました。

回答の多かった上位5つを紹介します。

同率1位:1DK・・・40人(19.5%)

同率1位:1LDK・・・40人(19.5%)

同率1位:2DK・・・40人(19.5%)

2位:2LDK・・・33人(16.1%)

3位:1R・・・27人(13.2%)

部屋の広さと家賃は比例するので、2LDK以上に住むというのは難しい人もいるかもしれません。

では、実際に同棲カップルが部屋を選ぶときにはどうやって決めるべきなのでしょうか。経験者たちの声にも耳を傾けてみましょう。

2:カップルが同棲するときの部屋の間取りの選び方のポイント5つ

(1)譲れない条件

 

寝室はいつも過ごしている部屋とは別じゃないと嫌とか、ひとりになれる部屋は欲しいなど、部屋を探すときには譲れない条件が出てきますよね。最初にそれを話し合っておくと、自分たちに合った部屋の広さや間取りが何となくつかめてくるでしょう。

(2)家賃と相談

住みたい場所や駅からの距離などによって家賃は大きく変動します。部屋を探す場所によっても間取りは変わってくるので、間取りを先に決めてしまうと選択肢がなくなる可能性も。まずは、インターネットなどで先に相場を見てみると良いかもしれません。

(3)家にいる時間、過ごし方

お互いの生活時間帯が合っているのかなども、間取りの選び方に関わってきます。仕事は定時に上がって、家にいる時間が長いならリビングが広めのほうがくつろげます。また、料理をたくさんしたいなら、キッチンの設備がきちんとした部屋を選ぶべきでしょう。

(4)生活導線

実は引っ越して実際に住んでから気になるのが、部屋の中で移動をするときの導線です。お風呂に行くときに寝室を通り抜けなければいけないとか、彼氏の部屋を通らないと自分の部屋に行けないなど、住んでから失敗だったと気づくことも意外と多いもの。

だからこそ、間取りを決めるときには、どの部屋に住んだとき、どんなふうに使うのかまでイメージしたほうが良いでしょう。

(5)収納スペースを考える

ふたり分の荷物というのは、けっこうな場所を取ります。特に服や本をたくさん持っている場合は、収納スペースのことも、間取り選びのタイミングで考える必要があるでしょう。荷物の量があまりにもアンバランスだと、後々ケンカの火種になるケースも。

同じ1LDKでも収納がたくさんあるのとないのでは、使える部屋の広さがかなり変わってきます。

3:同棲の間取りを選ぶときの注意点3つ

同棲したことのあるカップルに聞いた失敗談をもとに、間取り選びの注意点をご紹介します。

(1)ケンカしても逃げられる場所を

「初めて同棲したときは、彼と一緒にいられる時間があれば、狭くても大丈夫って思って、広めの1Rにしたんです。でも1Rって本当にずっと一緒にいるしかなくて、辛かったんです。特にケンカしちゃったときは、気まずくて眠ることもできなかったので、2回目の同棲からはケンカしても大丈夫なように、ふた部屋以上の間取りを選んでいます」(Yさん・28歳女性)

(2)家賃は無理しすぎない

「お互いに自分の部屋が欲しいからと、2LDKに住んだんですけど、ちょっと予算オーバーしてて。まぁ一緒に住むから食費とか浮くかなって思ったけど、実際はきつくて、けっこう早めにもっと狭いところに引っ越しちゃいました。家賃の上限は、収入に基づいて冷静に決めるもの。最初に決めたら、変えないようにしないと厳しいですよ」(Tさん・30歳男性)

(3)彼との生活時間が違って眠れない

「彼が夜遅く帰ってきて朝はゆっくり出勤できる人で、私は朝が早くて定時帰り。生活時間帯がずれていたんですけど、一緒に住むまではあまり気がつきませんでした。

でも私が寝付いたころに彼が帰ってきて、キッチンが寝室の隣だったからその音で起きちゃって。朝は逆で、私が朝ごはんを作ったり用意をしているときに彼を起こしちゃって。お互いに寝不足になりました。それぞれ個室を持っていないとダメでしたね」(Kさん・34歳女性)

4:経験者に聞いた!同棲の費用や負担はどうした?

では同棲したときの費用負担ってどうしている人が多いのでしょうか。

(1)固定費は彼、食費は彼女

「彼のほうが年上で収入も多かったので、家賃や水道光熱費などは全部彼にお願いしていました。その代わり食費は私が持って、お弁当も作れるときにはふたり分作っていました」(Yさん・28歳女性)

(2)全部半々

「最初に相談して全部半分ずつにしようって決めてました。お互いに給料が出たら10万ずつふたりの口座に振り込んで、そこから毎月の費用を支払う感じでしたね。余ったら翌月に繰り越して。お昼とかはそれぞれ自由にするっていう感じだったかな」(Tさん・30歳男性)

(3)基本的に全部彼氏持ち

「基本的には全部彼が出してくれていましたね。そのとき私の収入がすごく少なかったのと、彼が年上だったのもあって。でもやっぱり悪い気がしていたので、たまに外食に行ったりしたときは、私が出すようにしていました」(Kさん・34歳女性)

5:同棲の決まりごとは先に決めておこう

同棲って「なんとかなるだろう」って勢いであまり話し合いもせずに決めてしまうと、あとから問題が発覚することもよくあります。

特にお金に関わることは、同棲を始めてからは話しづらくなってしまうので、先に全部決めてしまっておくほうが良いですよ!