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本当の好きなタイプとは?自分ではわからない深層心理の好きなタイプ診断

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

目次

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1:好きなタイプがわからない人はどのくらいいる?

「好きなタイプは?」と聞かれて、すぐに答えることができるでしょうか。ピンポイントの要素はなんとなくわかっても、「どんなタイプが好きなんだろう」と思ってしまうこともあるはず。

そこで今回『MENJOY』では、20代~30代の未婚男女281人を対象に、独自のアンケート調査を実施。そこで「自分の好きなタイプを理解していますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

理解している・・・181人(64%)

理解していない・・・101人(36%)

多くの人は理解しているようですが、3割以上の人が、自分の好みのタイプがわかっていないようです。自分のことを理解するのは案外難しいのかもしれません。

2:顔重視?それとも性格的な相性?深層心理の好きなタイプ診断

好きなタイプがわからないという人のために、好きなタイプ診断を作ってみました。恋愛相談を数多く経験している占い師の草薙つむぐさんに監修してもらいました。

(1)第4の要素

あなたはは自分に言い寄ってくる人がふたりいます。どちらも見た目やスタイルはそこまで変わりません。性格も優しくてどちらと付き合ってもいい恋愛ができそう……だからこそ、迷ってしまいます。

そんなとき、相手のどこを見て恋人を選びますか?

ここで見た部分が、恋愛をするときに大切に思っている部分です。

(2)飼うならどっち?

ペットを飼うとき、犬と猫、どちらを選びますか?

犬を選んだ人は、恋人との力関係にある程度の差があるほうがいいと思っているようです。恋人が自分にべったり惚れてくれたり、リードしてくれるような関係が理想かもしれません。

猫を選んだ人はサバサバとした関係が好み。お互いに距離感を保ち、会いたいときに会って、ひとりでいたいときはひとりでいるといった感じ。束縛を嫌い、自由な時間を大切にしてくれる相手が理想的。

(3)遊園地デートで何を乗る?

あなたは遊園地へデートに行きました。そこで、ジェットコースターと観覧車のどちらかに乗ろうという話に。さて、どちらを選びますか?

ジェットコースターを選んだ人は、スリリングな恋愛を望むタイプ。恋愛にもドキドキを求めていて、高嶺の花に恋をして夢中になったり、振り回されてしまったりするような相手を選びがち。モタモタした恋愛はつまらないと感じているので、行動力のある人が好きなタイプといえるでしょう。

観覧車を選んだ人は、ゆっくりと落ち着いた恋を進めていきたいタイプ。お互いを理解し合いながら、歩調をそろえて歩んでいきたいと望んでいます。少し面白みには欠けるけれど、真面目で堅実な人がタイプでしょう。

(4)短所を受け止める?

好きな人から短所を見せられたらどう思いますか? がっかりする? それとも気を許してくれているようで嬉しいですか?

がっかりすると答えた人は、お互いに成長していきたいと考えている人。そのため、出世欲があったり、目標を持って突き進んでいるような人との相性がいいでしょう。

逆に気を許してくれているようで嬉しいと答えた人は、精神的なつながりを重視する人。許し合える関係を望んでいるので、同じように包容力のある人と相性がいいといえます。

(5)デート先は?

好きな人とどんなデートをしたいと思いますか? まったりお散歩デートがいいですか? それとも、夜景の見えるレストランでディナーがいいでしょうか?

お散歩と答えた人は、日常生活を大切にする人。笑いのツボが似ていたり、同じ趣味を楽しめたりするような相手との相性がいいでしょう。

夜景の見えるレストランでディナーと答えた人は、デートプランをしっかりと立ててくれるような人や、しっかりとエスコートしてくれるような人が好み。女性の扱いに慣れている人がいいかもしれません。

3:好きな男性のタイプがわからないのはなぜ?その心理的要因

好みのタイプがわからなくなってしまうのはどんなことが原因なのでしょうか。草薙つむぐさんにお話を聞いてみました。

(1)条件ではなく環境

草薙:好みのタイプがわからないという場合に多いのが、一般的な条件に答えがないというタイプの人。例えば、イケメンだとか、お金持ちとか、あるいは親切なであるとか、特徴や長所によって好きかどうかを決めていないのです。

こういう人は、過去の恋愛を振り返ってみたときに、「相手の条件」ではなく、「その人を好きになった環境」に的を絞ってみるといいかもしれません。

「LINEがまめに続いていた」とか、「家が近くてよく一緒に帰っていた」とか、「好きなドラマの話題で盛り上がった」など、好きになるのに明確な理由があったのではなく、恋愛に発展するような環境が整っていたことに理由があるのかもしれません。

(2)タイプが複数

草薙:自分の好きなタイプを考えたときに、過去の恋愛を振り返って相手の共通点を探したりしますよね。そんなとき、特徴がバラバラで大きな枠組みが見えてこないこともあります。

もしかしたらそれは、「好きになる人の特徴はひとつ」と考えているからかもしれません。複数の好みのタイプを持っている人もいるので、好きになった人をタイプ別に分類してみると共通点が見つけやすくなるかもしれません。

(3)直感型

草薙:人を好きになるときに、初対面の直感で「この人いいな」と思ったり、「恋愛に発展するかも」と感じることもあるはず。こういったフィーリングを大切にしている人もまた、好みのタイプを把握しづらいもの。こういった場合は、相手に答えを求めるのではなく、自分の中に答えを求めるといいかもしれません。

例えば、「こんな気持のときは直感が働きやすい」とか「早起きした日は他人のいいところがよく見えている」など。そこに人を好きになる理由が隠されていることもあります。

4:好きなタイプを引き寄せる!「好きなタイプは?」と聞かれたときの模範解答3つ

プライベートで異性と知り合ったときに「好きなタイプは?」と聞かれることがあるでしょう。そんなときに相手に好印象を与える模範解答について、引き続き草薙つむぐさんに話を聞いてみました。

(1)性格を答える

草薙:本音では「イケメンがいい」と思っていても、それをはっきりと言葉にしてしまうと、男性に与えるイメージはよくありません。なので、「笑いのツボがある人」など、まずは性格面を答えるのが無難。

しかし、「優しい人」と答えるのはNG。そのセリフを「都合のいい男」という意味で捉えている男性もいるので、できれば「束縛しない人」や「ミスを許してくれる人」といった感じで、具体的に答えたほうが好印象を与えることができます。

(2)積極的にいきたいなら

草薙:相手に積極性をアピールしたいなら、「〇〇さんみたいに周りに気を使える人」といった感じで、相手の名前と長所を答えて、好きなタイプを答えつつ、相手を褒めるという方法もあります。

これなら「〇〇さんみたいなかっこいい人」と外見を答えても嫌味になりませんが、やりすぎると「男慣れしている」と思われるので、ここぞというときだけにしておきましょう。

(3)話を盛り上げるなら

草薙:話があまり盛り上がらないようなら、ネタ回答をしてみるのもアリ。例えば、「ホッカイロのような人」と答えれば、「それってどんな人?」と話をつなげられます。

しかし、あまりに突飛すぎると「不思議ちゃんキャラなのかな?」と思われてしまうこともあるので、「いつも温かくて、寒いときに寄り添ってくれる人」といった感じで、しっかりとその意味を答えるようにするといいでしょう。

5:まとめ

草薙さん曰く「基本的に好きなタイプはあっても、その理想どおりの人と付き合っている人はいない」とのこと……。

逆にいえば、「自分は相手の好きなタイプじゃない」と思っても、恋愛に発展させることはできるようです。相手の好きなタイプは参考程度にしておきましょう。

【取材協力】

草薙つむぐ・・・書店員の経験から今までに触れた映画や小説などは1000タイトル以上。またスポーツ選手から芸能人まで幅広い人脈を持ち、恋愛コラムニストからも恋愛相談を受けた経験を持つ。手相占い師としても活躍中。