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Gスポットってどこにあるの?Gスポットの見つけ方と開発方法
月島もんもんM.Tsukishima
1:Gスポットを感じたことはありますか?
エッチの最中、「Gスポットだ!」って感じたことありますか? どこだかぜんぜんわからないという人もいるかもしれませんね。
そこで今回『MENJOY』では、20代~40代の女性292名を対象に独自のアンケート調査を実施。そこで「Gスポットで気持ちよさを感じたことがありますか?」という質問をしてみました。
結果は以下のとおりです。
ある・・・134人(46%)
ない・・・158人(54%)
「ない」という回答が少しだけ多いですが、およそ半々といえる結果でした。「そもそもエッチが気持ちいいと感じたことがない」という女性も多いですが、それは、Gスポットを見つけられていないせいかもしれません。
2:場所はどこ?Gスポットの見つけ方3つ
ではGスポットの見つけ方についてご説明します。『初めてのオーガズム: 26人のハツイキ告白』の著者である、箱崎キョウコさんにお話を伺いました。
(1)Gスポット
箱崎:まず、仰向けになって寝ます。そして、人差し指と中指をそろえ、指の腹を上にした状態で、女性器の中へ挿入します。根本まで入ったら、第二関節を曲げて、指の腹を膣壁に押し当ててみましょう。そこがGスポットといわれる場所になります。女性が自分で確かめる場合には、膝を立てるとよいでしょう。
(2)裏Gスポット
箱崎:女性がうつ伏せに寝た状態で、少しだけヒップをあげてみてください。その状態で手の平を上にして人差し指と中指を女性器内に挿入します。膣内のくぼんだ場所を探してみてください。そこが裏Gスポットと呼ばれる場所になります。指の長さなどにも影響されるため、気持ちのいい場所を探ってみてください。
これは、女性ひとりではちょっと探すのが難しいポイントとなります。
(3)アダムGスポット
箱崎:Gスポットと言われる場所意外にも「アダムGスポット」といわれる場所があります。それが先程説明したGスポットのさらに1.5cmほど奥にある場所。Gスポットを探すときよりも指を伸ばした状態で探してみてください。
3:Gスポットの開発方法3つ
女性はGスポットの開発されると、エッチでとても気持ちよくなれるようです。開発の仕方を教えてもらいました。
(1)感度を高める
箱崎:いきなりGスポットを刺激しても気持ちよさは得られません。まずは感度を高めたり、興奮する必要があります。
Gスポットを刺激する前には、女性器が愛液で濡れた状態になるまでしっかりと前戯を行うことが大事。パートナーは、女性を焦らしながら、ゆっくりと時間をかけて愛撫を行ってください。
(2)指を前後に振動させる
箱崎:女性器に指を入れてGスポットの場所がわかったら、3~4cm程度前後に指を動かして刺激を与えていきます。リズミカルにトントンと叩くようにして刺激を加えてもいいでしょう。最初はあまり気持ちいいとは感じないかもしれませんが、じっくりと開発を続けていくことが大事。
激しく刺激を与えたり、引っ掻いたりするような刺激は女性器を傷けてしまうので絶対にしないでください。
(3)気持ちよさを覚えさせる
箱崎:最初はGスポットを刺激してもまったく気持ちよさがわからないということもあるかもしれません。その場合は、乳首など、Gスポット意外の感じる部分を一緒に刺激して、快感をGスポットに覚えさせるようにするといいかもしれません。
4:Gスポットでいくとどうなる?体験談3つ
Gスポットは開発が進むと、どの程度気持ちよくなるのでしょうか。箱崎キョウコさんに紹介してもらい、Gスポットでイッたことがあるという女性にお話を聞いてみました。
(1)尿意を感じる
「Gスポットを刺激されると、“おしっこがしたい”っていう感覚になって、それからエッチを続けていくのが難しかったんですけど、それを克服できたら、気持ちよさが押し寄せてくるような感じで、イクことができました。尿意をどう乗り越えるのかが、重要な部分になってくるのかなって思います」(Wさん・27歳女性/会社員)
(2)下半身が痺れる
「クリを刺激して外イキするのとは、快感がまったく違います。外イキも気持ちいいんですけど、Gスポットでイクと、下半身全体がしびれたような感じになるんですよ。これは外イキでは味わえない感じですね。イッたあともしばらくは気持ちよさが残っている感じで、余韻があるんです」(Iさん・32歳女性/会社員)
(3)連続でイク
「外イキって一度するとぐったりした感じになって、休憩しないとまたイケるようにならないじゃないですか。でも、Gスポットはずっと刺激していくと、2回とか3回、連続でイッちゃうことがあります。いくらでもイケそうですが、あまりにずっと続けていくと体力的にしんどくなってくるので、3回が限界ですね」(Kさん・28歳女性/会社員)
5:まとめ
性感帯を開発するのはなかなか難しいもの。時間をかけて、気持ちよく感じるように刺激に慣らしていかなければなりません。いきなり開発しようとしてもムリなので、パートナーとよく話し合って行ってみてください。
【取材協力】
箱崎キョウコ・・・某国立大学文学部卒業。在学中からスナック、キャバクラなどでホステスとして勤務し、卒業後もOLをしながら夜の仕事にはげむ。2011年ライターに転身。現在はスナックのチーママでもある。女性の赤裸々なインタビューを得意とし、恋愛コラムニストとして活躍中。『初めてのオーガズム: 26人のハツイキ告白』、『妄想ひとりHのススメ: 本物より気持ちいい』の著者。