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ラブラブエッチの感じ方は男女で違う?エッチに満足度が高いカップルの共通点
ミクニ シオリS.Mikuni
目次
隠す1:ラブラブエッチってどんな?男女で理想が違う場合も…
愛されている実感がもてるような、ラブラブなエッチに憧れる女性は多いでしょう。
しかし、男女が憧れるエッチの形は、往々にして異なっていることも多いもの。男女では、エッチそのものの捉え方が違うことも多く、このすれ違いがのちのち、大きな溝になってしまうこともあります。
2:男性が思うラブラブエッチの特徴5つ
多くの男性は、エッチで支配欲や性欲を満たします。愛情の交換というよりも、自分が彼女を支配しているという状態に興奮することが多いため、女性のもつ理想とは違うエッチを求めてしまいがちです。
(1)気持ちいい
セックスでもっとも大切なのは、肉体的な快楽のゴールという男性もいます。目に見えるオーガズムや、オーガズムのゴールがないという女性に対して、射精がオーガズムのゴールという男性……。そのゴールがある以上「まずはイキたい」という気持ちが、どうしても発生します。
(2)自分にだけ恥ずかしい姿も見せてくれる
視覚的なエロさに興奮する男性もとても多いです。普段は清廉な女性が、自分の前でだけ乱れているのを見ると、背徳心をくすぐられるという心理がそこには存在するのです。普段とのギャップがあればあるほど、ムラムラ感を煽ります。
(3)激しい
愛情を物理的なパッションでぶつけてくる男性も。ゆったりと包み込むような優しさよりも、激しくぶつかり合うようなエッチが、そんな男性にとってのラブラブエッチ。
気持ちが入るとどうしても体でぶつかりたくなるのは、狩猟本能のようなものなのかもしれません。
(4)愛を体で表現してくれる
エッチでは能動的な女性を好む男性は意外に多いものです。エッチのときはどうしても男性主体で動くことが多くなりがちかもしれません。しかし、女性が自分から行為に積極的なほうが、やる気になる男性も多いのです。
(5)興奮させてくれる
エッチで支配欲を満たそうとする男性は、女性が「俺のために尽くしてくれている」という姿に興奮します。イチャイチャするようなラブラブ感よりも、少し刺激的なエロさをエッチに求めてしまう男性も。そんな男性にとっては「興奮できること」がいいエッチの条件になってきがちです。
3:女性が思うラブラブエッチの特徴5
逆に、女性はエッチを「性欲解消」と捉えていることは少なく、コミュニケーションの一貫として捉えていることが多いものです。
(1)彼が優しくしてくれる
エッチのときは、普段とは違うコミュニケーションができたりします。素直に「好き」と言いやすかったり、頭をなでたり、強くハグしたり……シラフじゃ恥ずかしくてできないような優しさを感じると、エッチの場が特別なものになってきます。
(2)嫌なことを強要しない
性に積極的でない女性は特に、過激な演出や激しいプレイを不安に感じやすいです。性的に興奮できることを目的と捉えていないので、恥ずかしい行為や激しいプレイを強要されると「結局、体が目的なんだ」と萎えてしまうことも。
(3)ちゃんと避妊をしてくれる
女性の中には「体が目的」の恋愛を、自分の価値を下げることと捉えている人も多いので、自分だけがリスクを背負うことを嫌がります。たしかに、避妊なしのエッチはどうしても女性側に負担が大きくなります。避妊をしてくれるということは、女性にとって「自分を思いやってくれている証拠」として映ります。
(4)気持ちよさより心の交流が大切
エッチにおいては、その快楽よりも、相手からの優しさや愛情が大切という女性も多くいます。そんな女性は体に触れ合うことで、普段よりも強く愛をたしかめることができたり、深いコミュニケーションを取れたりするところに重きをおいています。
(5)終わったあとも優しくしてくれる
あくまで交流を目的としている女性は、エッチが終わった途端に、男性が賢者タイムになって寝てしまったりすることを寂しがります。そんな女性にとっては、ピロートークが終わるまでがエッチなのです。
4:好きなのに…彼とのエッチに満足できていない女性の割合は?
セックスレス大国ともいわれる日本。なかなか彼とのセックスに満足できないという人が多いのも、仕方がないのかもしれません。
筆者も実際、パートナーとのセックスに不満を抱えたことがあります。その根本的な原因は頻度の感覚のズレ。性欲が薄いという彼は、交際が長くなると数か月に1回程度しか私との行為に応じてくれなくなり、性欲も不満も募る一方……。
また逆に、身の回りでは「マンネリが理由で彼とのセックスをしたくなくなってしまった」という女性も多いです。互いにエッチに向上心がもてず作業的になってしまっている、新しいシチュエーションや体位を試すなどの努力を怠ってしまった結果、長く付き合った相手とのセックスに飽きてしまう、という人も。
そのほか、サイズの合わなさやセックスにおける性癖の違いなど、彼との「すれ違い」をうまく解消できないカップルも。センシティブな問題ではありますが、ふたりで向き合っていかないと、あなたも日本のセックスレス問題に加担するカップルになってしまうかも。
5:ラブラブなエッチができるカップルに共通するもの5
長く付き合っていても、ラブラブなエッチを続けることができるカップルもいます。満足できるセックスを提供し合えるふたりには、とある「マインド」があるのです。
(1)思いやりがある
サイズが合わなくてもセックスの趣味が合わなくても、相手を思いやる気持ちがあれば、セックスの満足度は下がっていきません。そういうことは、言葉ではっきり言わなくても態度で伝わるものです。
セックス中は言葉足らずになってしまうことも多いかもしれません。しかし、相手に思いやりをもちながら観察すると、細かい機微にも気づけるようになります。コミュニケーションとして、濃いセックスができるようになるでしょう。
(2)相手を喜ばせたいという気持ち
相手を喜ばせたいという気持ちをもち続けると、自然とセックスに向上心が生まれます。マンネリしてきたとしても、思いやりがあれば相手の態度でわかります。
その上で「もっと喜ばせたい」とお互いが思えば、同じセックスを続けたり、作業的なセックスを続けたりということになりません。それがセックスのマンネリ化を予防します。
(3)もっと触れていたいという気持ち
セックスが長続きするカップルの多くは、セックスにおいて「イク」ということをゴールにしていません。イキたいと思うことも、イッてほしいと思うことも、ある意味エゴです。
セックスにそういったゴールを設定せず「肌と肌が触れ合っていることが嬉しい」と思えると、セックスが気楽になるでしょう。
(4)相手のことをもっと知りたいという気持ち
セックスのあとって、不思議といろんなことが言いやすかったりしますよね。ふたり一緒に眠りにつけるタイミングを演出してくれるのは、セックスのメリットのひとつ。
セックス中の言葉足らずな部分は、ピロートークで回収する。セックスの不満を打ち明けやすいタイミングでもあるので、お互いにお互いを理解しようとする気持ちがあると、自ずとセックスもブラッシュアップされていきます。
(5)離れたくないという気持ち
セックスがマンネリする、義務化するというのも、根本的に考えるとおかしな話です。ただ相手のことが好きだから、触れたい、抱きたい、そして離れたくない。そんな根源的な考え方を忘れないでいられるカップルは、セックスにおいても日常においても、ずっと相手のことを大切にできるでしょう。
頭でいろいろ考えすぎず「好きだから」という単純な理由を大切にできることも大切です。
6:セックスもひとつのコミュニケーション!
セックスは広い意味では「性行為」ですが、恋人同士の間ではコミュニケーションとしても機能します。くだらないケンカの仲直りのきっかけになったり、触れ合うことでお互いの気持ちが上がったり……。
性行為として楽しむことばかりを目的にせず、交流のきっかけ、気持ちのたしかめ合いになれば、カップルの仲を長続きさせる重要な要素になってくれます。
逆に、この問題にどちらかが向き合わない場合は、面倒な問題から逃避する癖のある人かもしれません。そういう意味では、満足できるセックスができる人と付き合ったほうが、長期的に満足度の高い交際を続けられる可能性が高いともいえるでしょう。