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やってみて初めてわかった!離婚成立までに本当に苦労したこと3つ

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1:離婚してみて初めてわかったこと

筆者の身近な友人が最近、スピード離婚をしました。その際、「離婚は紙切れ一枚提出すれば終わりだと思っていたけれど、全然違ったわ……」とボヤいたのを聞き、実際に「どのような手続きがあるんだろう?」「どんなことが大変だんだろう?」と、気になりました。

そこで、バツイチになりたての友人の生々しい話を中心に、離婚する際に本当に大変だったことをまとめてみることにしました。リアルな生の声をお届けします。

2:離婚してみて本当に大変だったことベスト3

(1)両親がなかなか納得してくれない

「お互いに話し合って、納得して、両親に離婚をすることを伝えたのですが、双方の親が離婚に大反対。結局、離婚成立まで、別居をしながら1年ほど時間がかかってしまいました……。

お互いこれからの人生を考えると、自分の親の意見を無視するわけにもいかず、だけど、すでに夫婦関係が破綻している話を何度も何度も自分の両親に伝えるのはかなりのストレスで、円形脱毛症になってしまいました。

改めて、結婚は自分たちふたりのことではなく、ふたつの家族の問題なのだということを考えさせられましたね」(Aさん・26歳)

恋愛と結婚の大きな違いのひとつは、相手の家族と親族になること。当然、互いの両親へ離婚をすることを伝えなければならないのですが、すんなり同意してくれるわけではない、ということを離婚をするときには、覚えておかなければなりませんね。

当人たちがどれだけ希望していたとしても、それを両親にイチから説明し、納得してもらうという作業が発生します。

(2)離婚届の記入が大変

「離婚届の記入って、簡単なのかと思うのですが、けっこう大変でした。特に離婚の証人となってもらうため、第三者に証人になってもらわないといけないのですが、離婚するだけに、お互いなんとも気まずくて……。

書類ひとつ作るにも、すごく肩身の狭い思いをしなければならないのだなぁと、痛感した瞬間でした」(Yさん・32歳)

いよいよ離婚成立となれば、離婚届を提出しなくてはなりません。しかし婚姻届とは勝手が違うもの。

また、離婚直前まで一緒に住んでいるのであれば、その場で一緒に書くことができますが、Yさんの場合、早々と別居していたそう。そういった場合は、離婚届を記入するためだけに再度会う必要があるなど、すでに別れることを決めているからこその気まずさを感じる場面が多いという意見も聞かれました。

(3)名字を戻すのめんどくさい

「結婚するときは、ウキウキ気分で手続きをした名字の変更。10年経って離婚をした際、また元の名字に戻す作業がめんどくすぎて、このままの姓でいけないのか本気で迷ったほどでした」(Kさん・37歳)

離婚をして元の姓に戻すときも、運転免許証やパスポート、保険証、銀行口座、クレジットカードなど、ありとあらゆるものの変更が必要になります。結婚当初ならばウキウキ気分でできたものも、離婚となればただの面倒な手続きに過ぎませんよね……。

最近では事実婚など、姓を変えない結婚のあり方も検討されていますが、法的にはまだ認められていません。結婚時でも相当わずらしいものですが、離婚のことを思うと、その選択もありだなと考えてしまいますね。

3:まとめ

今回の取材を通して、「離婚って思った以上に大変なのだな……」という印象を受けた。けれども、これだけの苦労を経験したのなら、それを決意した人は、絶対に幸せになろうという気持ちになれるはず。

実は筆者自身も先日、離婚届を出したばかり……。確かに思ったよりも大変で、ハードルが高かったのですが、その選択自体には1ミリの後悔もありません。離婚は現実を知ったうえでの再スタートの意味もありますし、実際に過ぎてみれば、こんなことだったのかと思える日もいつかくるはず。

この大変さに負けず、「これだけの苦労を乗り切ったのなら大丈夫!」と自分に自信をもって、新しい人生の第一歩を踏み出していってほしいです。