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結婚ラッシュで焦る…その対処法とタイミングに乗るメリット・デメリット

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

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1:結婚ラッシュで焦ったことある?

周り友人や知り合いが続々と結婚していく「結婚ラッシュ」。自分が独身の場合、祝福したい気持ちとは裏腹に、ちょっぴり焦りを感じてしまうのも本音かもしれません。

そこで今回『MENJOY』では、20代~30代の未婚女性155名に対し、独自のアンケート調査を実施。「周りの友達が“結婚ラッシュ”で焦ったことはありますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

ある・・・62人(40%)

ない・・・93人(60%)

4割の人が焦りを感じたことがあると回答した一方で、それより多い6割の人が「焦りを感じない」と回答する結果となりました。ひと昔前とは違い、結婚観にも個人差がある時代。結婚ラッシュの捉え方も多様化しているのかもしれませんね。

2:結婚ラッシュはいつくる?第1次から第3次まで

一般的に、結婚ラッシュは3回訪れるといわれています。では、具体的にどの年代で訪れるのか……調べてみました。

(1)第1次結婚ラッシュは?

まず最初に訪れる結婚ラッシュは24~25歳ごろ。就職をして数年経ち、生活が安定してきた時期といえるでしょう。

この時期に結婚するカップルは、学生時代から交際していたり、お互い結婚願望が強かったりと、早いうちから結婚が視野に入っている人たちが多いのも特徴です。仲間内では、先陣を切ってゴールインということも少なくないでしょう。

(2)第2次結婚ラッシュは?

次に訪れる結婚ラッシュは29歳前後。30歳という大きな節目となる年齢を前に、結婚を意識する人は多く、30歳までに結婚することを目標にしている人も少なくありません。30歳を目前にして次々と友達が結婚していった……というのもよく聞く話です。

男性も仕事でもキャリアを積んで自信がつき、家庭をもつことへの覚悟が決まる時期のようです。私生活をより充実させたいと思う人が増えるのも自然な流れかもしれません。

(3)第3次結婚ラッシュは?

3度目の結婚ラッシュは35歳前後。30代前半ではまだまだ独り身の自由を謳歌したいと感じていた人も、「そろそろかな」という思いが強まる時期です。この時期に新しい交際を始める場合、結婚するつもりのない人とは付き合わないと決めている人も多いでしょう。

また、女性にとっては妊娠出産の面からみても年齢が気になるところ。将来子どもを望むのであれば、結婚は35歳くらいを目安に……という側面もあります。

3:27歳がヤバい?結婚ラッシュに焦るときの対処法3つ

仲の良い友達が次々と結婚していくという状況は、おめでたい反面焦りも生まれるもの。焦りのせいで素直に祝えない……そんなときこそ心掛けたい、3つのポイントをご紹介します。

(1)あえて忙しい毎日を送る

結婚というのは、ある意味「縁」です。まだ縁がないうちは、焦っても仕方がありません。とはいえ、結婚ラッシュの最中にいると、ついそれに引っ張られてしまいますよね。

時間に余裕があればあるほど、考えなくてもいいことまで考えてしまうのが人間です。いっそ考えごとをする暇もないくらい、スケジュールをいっぱいにしてみましょう。趣味に打ち込むも良し、仕事に励むも良し。忙しい毎日をこなすことは、自然と自分磨きにも繋がるので、一石二鳥です。

(2)人生設計をもう一度練り直す

周りが次々と結婚していくと、焦りから落ち込んでしまう……そんなときは、もう一度自分の人生設計を練り直すチャンスです。本当に今、結婚がしたいのか、それとも他に打ち込みたいことがあるのか、じっくり考えてみましょう。

結婚をする最良のタイミングは人それぞれであり、他人のタイミングに惑わされるのは、本来的には無意味です。結局は自分の人生を生きるしかないと割り切るのも一案です。

(3)恋愛を楽しむ

「結婚と恋愛は別物」という意見を聞いたことはありませんか? どちらが良い悪いではなく、やはり結婚と恋愛では、築き上げていく関係が違うもの。結婚生活でしか得られないものがあるように、結婚していないからこそ味わうことのできる恋愛の醍醐味があるはずです。

恋人がいるのであれば、ラブラブな時期を思いっきり楽しんみましょう。相手を募集中の人は、まずはいい恋愛ができる相手を積極的に求めていくのもいいですね。

4:結婚ラッシュに乗るメリット3つ

人生で3回あるといわれる結婚ラッシュ。その波に乗った場合のメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。

(1)結婚時期が近い友人と共感し合える

いちばんのメリットといえば、やはり同じく結婚を控えている友人と共通の話題で盛り上がることができる点でしょう。初めてのことへの戸惑いや不安も、お互いに励まし合うことができるはず。

両家の顔合わせや結婚式、新婚旅行や新居探しまで、結婚にまつわるさまざまな問題を友人と一緒に乗り越えることができたら心強いですよね。いわゆるマリッジブルーも、同じ状況の友人がいれば相談しやすいでしょう。

(2)同時期に結婚した同士で家族ぐるみの付き合いができる

結婚を機に友人と家族ぐるみの付き合いを始める人は多いもの。これまでは自分と友人と一対一の関係だったところに、新しくパートナーも加わるとなれば楽しい輪が広がります。

新婚カップル同士、共通の話題も多く話は弾むはず。人生の大きな節目を同時期に迎えることで、不思議な結束が生まれるものです。

(3)友人たちの結婚式を参考にできる

結婚式への憧れはあっても、具体的なイメージがわかない……そんな女性にとって、同時期に結婚式に出席できるメリットはたくさんあります。会場の雰囲気や衣装、料理、引き出物など、結婚情報誌やインターネットには載っていないリアルな結婚式事情を知ることができるのです。

ウェディングの演出にも流行り廃りがあるので、その傾向をキャッチできるのも魅力のひとつといえそうです。

5:結婚ラッシュに乗るデメリット3つ

結婚ラッシュには良いこと尽くめ!といいたいところですが、何事にも長所があれば短所もあるもの。結婚ラッシュだからこそのデメリットとはどのようなものがあるでしょう。

(1)共通の友人にとって負担が大きくなる

おめでたいことだから決して誰も口にしないとはいえ、結婚式は招待される側にとって、金銭的な負担が大きいことも否めません。

プレお祝い、当日の衣装代にヘアメイク代、ご祝儀、現地までの交通費、2次会参加……それが同時期にいくつも結婚式が重なると、かなりイタイというのが正直なところ。招待するときにも、ほんの少し申し訳なさを感じてしまうかもしれません。

(2)周りと比べてしまう

結婚式の時期が近いと記憶も鮮明なため、どうしても他のカップルの結婚式と比べてしまうことに。先に招待された結婚式と、場所や演出が被らないよう注意を払ったり、ドレスのデザインやカラーが重なってしまうのも避けたり。

あれも見た、これもあの子がやっていた……と気に掛けることが多くなればなるほど、自分のやりたいことを最優先にできなくなるケースもでてくるでしょう。ゲストが「他で手一杯」という人が多く、余興を頼みにくいというのもあるあるです。

(3)招待客の印象に残りにくい

1年のうちに何件も結婚式があった場合、招待客はそれぞれの記憶が混ざってしまい、せっかくの思い出が曖昧になってしまう可能性も。

必死に選んだ引き出物を他の人からの物だと勘違いされたり、「そんな演出あったっけ?」と言われたり……回数が重なれば重なるほど、インパクトが薄くなってしまうのも、致し方がないことかもしれませんが、がっかりはしますね。

6:まとめ

入学や卒業、就職など何度となく訪れる人生の節目の中でも、結婚の時期というのは、もっとも個人差が出るもののひとつといえます。これまで横並びで歩んできた友人たちが次々と結婚していくと、置いていかれてしまうような感情に陥ってしまうのもある意味自然なこと。

とはいえ、焦りに流されすぎるのは禁物。生涯を共にしたいパートナーとの縁がしっかりと繋がるまで、自分らしく人生を楽しんでくださいね。