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「ゴツい」ってそもそもどんな意味？ゴツい女性の特徴とゴツさをカバーする方法
松田優Y.Matsuda
1：ゴツいとは？
容姿だけでなくさまざまなシチュエーションで使われる「ゴツい」という言葉。そもそもの意味はどのようなのでしょう？
（1）ゴツいの意味
まずは「ゴツい」の意味を辞書で調べてみました。
ごつい
１ 大きくて、かどばっている。いかにも頑丈そうである。ゴツゴツしている
２ 態度や動作などがかたくてぎこちない。無骨だ。
３ 度をこしていて、すごい。
出典：デジタル大辞泉（小学館）
「ゴツい」は、見た目に限らず、態度や動作を表す場合にも使われる言葉です。日常会話では、主に「1」のような「かどばっている」「頑丈そう」といった見た目を表現する際に使われることがほとんどです。
（2）いかつい？「ゴツい」の類語は？
「ゴツい」の類語は「頑丈」や「剛健」といった強さを表すものから、「いかつい」「粗い」「ゴツゴツした」や「タフ」「堅い」など全体的に強さを感じる言葉で、かつ柔らかさとは対極にあるような言葉であることが特徴です。
また体型を表す場合には「がたいがいい」や「がっちりしている」なども「ゴツい」と同じ意味で使われています。
（3）「ゴツい」を英語でいうと？
体型のゴツさを英語で表現する場合は、頑丈という意味の「sturdy」や、たくましいという意味の「rugged」を使います。
例えば「He is sturdy」といえば「彼はゴツい=頑丈そうな体格をしている」という意味になり、「I like his rugged looks」といえば「彼のゴツい=たくましい見た目が好きだ」という意味になります。
2：ゴツゴツしてる？ゴツい女性の特徴5つ
「ゴツい」と言われて喜ぶ女性はあまりいませんよね。周りから「ゴツい」と思われてしまう女性には、どのような共通点があるのでしょうか。
（1）肩幅が広い
最も目につきやすいポイントといえば、やはり肩幅です。水泳など、上半身を鍛えるスポーツをしていた女性にありがちな悩みですが、日本人女性のほとんどはなで肩で肩幅が狭いため、広い肩幅は目立ちやすいのかもしれません。
また、多数派であるなで肩を想定してデザインされた洋服も多いため、肩幅が合わないせいでさらに悪目立ちしてしまう……というパターンも。
（2）いかり肩
いかり肩とは、肩先が上がっていたり鎖骨から肩先までのラインが平行になっていたりする人のこと。かくばった印象を与え、ゴツく見えてしまう原因になってしまいます。
生まれつきの人もいますが、癖や姿勢の影響でいかり肩になっているケースも多々あるので、改善の余地は十分アリ。肩幅が大きいわけではないのに、なぜかゴツい印象を持たれる人は、一度鏡で姿勢をチェックしてみて。
（3）筋肉質
「ゴツい」という言葉の意味からもわかるように、柔らかさのない硬そうなものに対して、そんな印象を持つ人は多いもの。筋肉質な体型であれば、たとえ大柄な人でなくても、なんとなくゴツく感じてしまうのです。
特に印象を左右するのは二の腕。筋肉が隆々とした二の腕がノースリーブから見えていると……「なんとなくゴツいな」と思われてしまうかも。
（4）くびれがない
滑らかで曲線のあるものを「ゴツい」とはいいませんよね。くびれや凹凸のない体型だと、たとえ痩せていても、どこかゴツく見えてしまうものです。体型自体はごく平均的なのに「ゴツい」と言われてしまう人は、まずくびれ作りからトライしてみるといいでしょう。
（5）首が太い・短い
パソコンやスマートフォンの見すぎで首が縮こまっている人は要注意。首の太さや短さも隠れたポイントです。普段、自分では意識しないわりに、他人の目には留まりやすい箇所。
首が太い人、短い人はどことなくずんぐりした印象になり、結果的に全体のバランスがゴツく見えてしまうことに。逆をいえば、肩幅が広くても首が細くて長ればむしろ華奢にみえることもあるのです。
3：カバーするには？ゴツい人がすべきファッション3選
ゴツさが気になっておしゃれが楽しめないなんてもったいない。コンプレックスをカバーしながら、トレンドファッションを楽しみましょう。
（1）髪型は大人っぽく
キュートめなスタイルとゴツめの体格は相性があまりよくありません。可愛さを前面に押し出していくより大人っぽさを強調したほうが、しっくりくるでしょう。ヘアスタイルもすっきりオトナを意識して、ゆるふわよりもシャープでセクシーに。ワンレングスの前髪を片耳だけかけてみたり、首回りをすっきり見せるストレートボブもおすすめです。
（2）ゆるめトップスに引き締めボトム
トレンドのオーバーサイズトップスや、なで肩に見えるラグランスリーブなど、最近のトレンドには、ゴツめ女子の味方がたくさん。ちょい鎖骨見せテク取り入れれば、さらに色っぽさもアップ。トップスがオーバーサイズであれば、スキニーパンツやIラインのスカートでボトムスを引き締めて、全体のバランスが野暮ったくならないようにしましょう。
（3）オフィスのお助けアイテムはVネック
プライベートではゆるめトップスを着ることができても、仕事中は無理という場合も多いですよね。そんなときに頼れるのが、Vネックです。
Vネックは首回りを華奢に見せてくれる効果があると同時に、ある程度肩幅があったほうが似合うという、まさにゴツめ女性にぴったりのアイテムなのです。シャツの場合でも、ボタンをひとつ多めに外すなどの工夫するだけでばっちり。控えめなアクセサリーもあれば、さらにエレガントな首元になるはず。
4：男性に聞いた！ゴツい女性ってどう思う？3つ
やっぱり気になる男性の視線。世の男性たちはゴツめ女性のことをどう感じているのか、本音を調べてみました。
（1）頼りになりそう
守ってあげたい系の女性ばかりがモテるとは限りません。むしろ「女性に甘えたい」と思っている男性は多いもの。そういった願望を持つ男性にとってゴツい女性は魅力的に映ります。「いざというとき頼れそう」「甘えさせてくれそう」「対等な関係でいられる」など、ゴツさを強さや信頼の証として捉える男性は意外とたくさんいるのです。
（2）喧嘩したら敵わない!?
ゴツめの女性に対しては「強そう」だと感じる男性は多く、喧嘩をしたときに負けてしまいそう……と腰が引けてしまう男性もいるよう。「ゴツい女性に怒られたら本気で怖い」「ちょっと強く言われると委縮してしまう」など、繊細な男性にとっては少々近寄りがたい面があるのかもしれませんね。
（3）カッコイイ
「ゴツい」という言葉の印象に引け目を感じる女性もいるでしょうが、一方で男性の思う「ゴツい」は「カッコイイ」と同義。女性が思うより、ゴツさにポジティブな感情を抱く男性は多いのです。
さらに、カッコイイ印象の女性が「強そうな女性が弱音を吐いているとドキッとする」「凛とした人の涙に弱い」など、ギャップを見せることができれば無敵かも。
5：まとめ
ゴツいことをコンプレックスに感じて、隠そうとしすぎるのは逆効果。自分の個性を活かそうとしている人ほど、魅力的に映るものです。
ゴツさというのは、言い換えればかっこよさでもあります。ファッションなり仕草なり、短所を長所に変えるテクニックを取り入れつつ、胸を張っていきましょう！
