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好きバレする原因は?バレたあとの男女の心理と対処法

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

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目次

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1:好きバレを避けたいのはなぜ?

「好きバレ」には、なかなか伝えられない気持ちを相手に察してもらうことで、距離を詰めるきっかけになったり、相手がそれで意識したり、というプラスの作用も考えられます。

とはいえ、「好きバレしてラッキー!」と思う人は、少ないでしょう。たいていは、走って逃げたくなるくらい恥ずかしい気持ちになると思います。その理由は、自分がその人のことが好きだという本心が相手にわかってしまうことで照れてしまったり、緊張したり、そのあとどう対応したらいいのかわからくて困惑したりといった気持ちが起こるから。

簡単にいえば、好きバレしたことで問題が発生してしまい、自分でどう解決したらいいかわからなくなって大変になるので、避けたいということでしょう。

2:好きバレする原因5つ

ではいったい、どうして好きバレしてしまうのか、その原因を考えていきましょう。

(1)態度が変わる

いちばんバレやすいのが、相手への態度が変わる場合です。友達や会社の同僚と接するときとは違って、表情が明るくなったり、話す声のトーンが高くなったり。また、目がパッと見開いて笑顔になるというのも典型的な態度の変化です。

(2)話題によくあがる

友達との何気ない会話で、無意識のうちに気になる人のことを話題にしてしまう場合にも、好きバレしやすいもの。ただしこの場合は、当の本人というよりも、周囲の人にバレてしまうことにつながります。

(3)視線で追っている

人は、興味があるものや好きなものを、ついつい目で追っかけてしまいます。例えば、買い物に出掛けたとき、バーゲンセールで商品がたくさんワゴンにあっても、好きなものというのは、すぐに見つけられたりしますよね。それは、意識しているかしていないかに関わらず、好きなものに対しては注意力があるからです。

そして、それは人も一緒。好きな相手のことは、知らず知らずに目で追ってしまうため、好きバレするんです。

(4)SNSでのいいねが急に多くなる

好きな人のことはいろいろと知りたくなるので、ついついSNSをチェックしてしまいますよね。そして、チェックすると絡みたくなって、ついつい「いいね」を押してしまったりします。何でもかんでも好きな相手の投稿に絡んでいたら、好きバレするのも当然と思っていいでしょう。

(5)連絡が多くなる

用件がなくても、LINEでメッセージを送ってしまうため、好きな相手への連絡が多くなります。周囲からすると、普段以上に誰かとメッセージのやり取りをしているのがわかるので、「誰か好きな人がいるんだろうな」と気づくのです。

そして好きな相手からも、用事がなくてもメッセージが届くため「どうしてだろう?」からの「この子、自分のこと好きなんだろうな」という発想が生まれてしまうのです。

3:好きバレしたときの男性心理と女性心理の違い5つ

ところで、好きバレしたとき、男性と女性では何か心理の違いには、どんなものがあるのでしょうか。残念ながら好きバレに限定した研究というのはないので、関連しそうな研究を手がかりに考えてみましょう。

(1)ごまかそうとするのは、男性のほうが多い

好きバレしたときに、ごまかそうとするのは男性のほうが女性よりも多いかもしれません。「あなた、私のこと好きなんでしょ?」と面と向かって聞かれたとき、男性は「そんなことないよ」っていってしまいそうですが、女性なら「うん」と答えそうですよね。これは、男性は第一声に否定的な言葉が出やすく、逆に女性は共感能力が高いため、肯定的な言葉を用いやすいためです。

(2)不快な気持ちになるのは、男性のほうが多い

言い換えるなら居心地の悪さです。恋愛は勝ち負けではないのですが、主導権を握る側は必ずいます。

例えば告白でも、告白する側とされる側では、される側のほうが選択できるわけですから、強い立場です。好きバレするというのは、相手に主導権を握られて、自分が弱い立場になるということ。一般的に男性は、それを居心地の悪さと感じてしまうでしょう。

(3)男女とも、やっぱり恥ずかしい

男性も女性も、好きバレして恥ずかしいと感じるのは、どちらも同じかも知れません。そこに大した差はなく、「いずれ伝えるからいいか」と思うのか、「なかったことにしたい」と思うのかは、性格などにもよるでしょう。

(4)チャンスと思うのは男女同じ

「なかなか伝えられない気持ちを相手に察してもらうことができてラッキー」と前向きにとらえるのは、男女一緒かも知れません。ただ、そこからどう行動するかは男女差があります。以下でご紹介しましょう。

(5)チャンスを利用して告白するのは女性

相手に気持ちが伝わったのだから、ここは腹をくくって告白しようと思うのは女性のほうが多いでしょう。男性の場合だと、ごまかそうとしたり、「たいして好きじゃないよ」などと、小学生みたいな反応をしてしまう人が多いのです。

4:好きバレして避けられる…どうすればいい?対処法3つ

それでは、もし好きバレしたことで相手から避けられてしまったら、どうしたらいいのでしょうか。これについて『MENJOY』過去記事「好きバレしてるっ!? 片思いがバレてるか彼の気持ちを確かめる方法5つ」でも紹介したことがあるので、こちらも参考にしながら話をすすめていきましょう。

(1)諦める

相手に自分が好きだということがバレているのに避けられているのは、脈がない証拠です。まだ告白をしたわけではないので、ここは深追いをせず、恋愛ではない、円滑な人間関係を維持することを心がけましょう。

(2)様子をみる

好きバレして困惑するのは相手も一緒です。ただ、心理学的にいえば、好きという好意の感情には返報性があるので、好きだと相手に伝わったのなら、相手も好きになってくれる可能性は出てきます。今は「好き」という事実がわかって、どうしたらいいかの対応を考え中なんだと思って、様子を見ましょう。

(3)一大決心で告白する

「覆水盆に返らず」といいますが、バレてしまったものは、ジタバタしても仕方がありません。ここは、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、ちゃんと告白しましょう。「当たって砕けろ」の精神も恋愛においては必要なのです。

5:まとめ

好きバレは、意図せずに起こってしまう場合もあれば、恋愛のテクニックとしてわざと好きバレさせるという人もいます。しかしいちばん大事なことは、好きバレしたあとに、相手に対してどう接するかということ。好意をもたれて、イヤな気持ちになる人はいません。付き合えるかどうかは別として、好意はちゃんと伝えてほうが良いでしょうね。