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バツイチ子持ち彼女との結婚は難しい?みんなが幸せになるためにするべきこと

東城 ゆず

東城 ゆずY.Tojo

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1:バツイチ子持ち彼女との結婚は難しい?

離婚率も上がってきて、昔ほど「バツイチ子持ち」という存在が珍しくなくなってきた昨今。「シンママ」という呼び方も定着してきました。

独身男性としては、そんなバツイチ子持ち女性と、恋に落ちることもあるでしょう。しかし、なんとなく「結婚は難しいのかな……」というイメージなってしまいがち。

バツイチの子持ちの彼女と結婚を考えるとき、意外と大事になるのが「自分がどうしたいか」という点。まずは、自分が彼女や連れ子にしてあげたいことやできることを考えてみる。そして、その際に生じるさまざまなリスクに備えることが、子どもや彼女の安定となり、ひいては自分の幸せに繋がるのです。

2:バツイチ子持ち彼女と結婚を考えたときにすべきこと5つ

バツイチ子持ち彼女と結婚すれば、連れ子を養育する責任が生まれます。さまざまな事態に備えて、冷静に「結婚できるのか」を判断したいところです。

(1)自分の子どもを希望するかどうか

彼女に子どもがいる場合、現実的には、経済的や環境的な要因のために「自分の子どもを持てない」という可能性もあります。それが自分のライフプランとして、納得できるものであるかは、考える必要があります。

(2)生活拠点を相手に合わせられるか

結婚するとなった場合、彼女が「子どもの養育環境を変えたくない」と言い出すかもしれません。子どもの人間関係を最優先にする場合、自分が引っ越しなどしてその街に住み生活したり、そこから通勤したりできたりするかも考える必要があります。

(3)子どもの意志を聞く

子どもの意思も無視できません。一緒に住むことになるのですから、思いをきちんと聞き出してあげましょう。「相手の子どもの本音を聞き出せない」と悩むなら、そもそも連れ子との信頼関係ができあがっていないのかもしれません。

(4)子どもの養育ができるか考える

子育てには、経済的な負担もあります。お金かけて育てることが苦にならないのか、周囲の親戚に反対された場合のことも踏まえ、熟考しなければいけません。

できるだけ多くのリスクを考えてあげられる男性のほうが、子どもとしても誠意を感じるもの。母親である彼女と話し合い、価値観をすり合わせていく必要があるでしょう。

(5)彼女に求めることを明確にする

シングルマザーとして頑張ってきた彼女ですから、再婚となれば、男性に甘えたい、頼りたいと思っているかもしれません。自分はどんな姿を彼女に望むのかを明確にしましょう。再婚してからも仕事は続けていてほしいと思うのなら、事前に彼女に伝えておくべきでしょう。

3:結婚した?それとも別れてよかった?バツイチ子持ち彼女と結婚を意識した人の意見5つ

バツイチの子持ち彼女と結婚を意識した人の、その後を追ってみました。

(1)連れ子がかわいく思えなくて別れた

「プロポーズをしたあと、お試し期間で同棲することになりました。でも連れ子の性格が僕とミスマッチだったようで……。僕としてもぜんぜんかわいく思えませんでした。だんだん家に帰るのが億劫になり、これ以上、同居を続けていても彼女や子どもを傷つけると思って、お別れすることにしました」(Mさん・29歳男性/IT関連

(2)帰る家があることで仕事が頑張れる

「子連れ再婚をした妻は、“本当にありがとう”と僕に感謝をしてくれます。再婚したことで心に余裕が持てたそうです。でも、それは僕も同じ。妻と子どもが家にいると、毎日、ちゃんと帰えろうと思えるし、仕事も頑張ろうという気持ちになれる。生きがいを見つけた気がします」(Aさん・31歳男性/公務員

(3)ふとしたときに元夫への嫉妬心が出て別れた

「彼女は子どもがそれなりに大きくなってから離婚したので、子どもたちは悪気なく、前の旦那さんのエピソードを話すんです。やっぱり嫉妬しちゃう自分がいて“俺って心狭いな”って自己嫌悪になるんですよね。それでも何年間か我慢していたのですが、この間、別れを切り出しました」(Uさん・36歳男性/経営者

(4)子どもは無条件にかわいいと思えるから平気

「もともと子どもに携わることが多い職業なのもありますが、自分の子どもでなくても、無邪気で癒されます。彼女が忙しそうに子どもの世話をしている姿を見るのも好きですし、家族で一緒にいると落ち着きます」(Wさん・26歳男性/福祉関係

(5)好きな女性と一緒になったのは幸せ

「本音を言うと、“連れ子も我が子のようにかわいい”かどうかは、自分の子どもを育てたことがない僕にはわかりません。でも、愛した女性の子どもですし、“大切にしよう”とは思うんです。好きな人と毎日いられるのは幸せですし、彼女のこと愛しているからこそ、彼女がいちばん大切にしている子どものことも、自然と愛せています」(Tさん・40歳男性/研究職

4:バツイチ子持ち彼女との結婚で幸せになれる秘訣3つ

バツイチの子持ち彼女との結婚生活で幸せを維持する秘訣を見てみましょう。

(1)生活費の分担はちゃんと決める

お互いの金銭感覚については、話し合いをしないとわからないものです。例えば、彼女や子どもの生活費もすべて自分が払って、「彼女は働きもせず遊んでいる(ようにみえる)」となったとき、相手に対して不満を感じないか、よく考えましょう。共働きにするのか、どの支出を誰が担当するのか……。言いにくくても、しっかり話し合うべきです。

(2)子どもの両親として、なんでも話し合う

血縁はなくても親になるわけですから、子どものしつけや問題点などの教育方針も決めなければいけません。親として頼ってもらい、信頼関係を結ぶためには、きちんと子どもと向き合うことが必要。養育していく上での不安は、事前に彼女にきちんと伝えて解決しておきましょう。

(3)理想の家族像を自分の中で明確にする

結婚すると、それがゴールにも思えてしまいます。そして、生活にも慣れて、家族の存在が当たり前になる日がいつか必ずきます。咄嗟のトラブルに「なんで結婚したんだろう」と思う日も出てきてしまうかもしれません。自分の理想の家族像を確立させ、よりよい家族になるために努力し続けることが、実は家族円満に繋がるのです。

5:バツイチの子持ち彼女との結婚は悪くない

人生は自分も予期しなかったことがたびたび起こります。子どもが居たり、彼女がバツイチであることも、「それもひとつの人生のかたち」と楽観的に捉えられる器があれば、毎日が刺激的で、充実した結婚生活を送れますよ