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お試し同棲ってガチでどうなの?付き合いたてのカップルが「お試し」で同棲をした結果…

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いちich

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目次

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1:お試し同棲とは?

コロナ禍において、「同棲していればもっと気兼ねなく会えたのに……」と思ったカップルもいるでしょう。しかし同棲って、始めるのは大変ですよね。それに「もしも一緒に住むことですれ違いが起こったら……」と不安になることも。

そんな人たちに向けた「お試し同棲」サービスが、さまざまな会社からスタートしていて、『MENJOY』でも「お試し同棲とは?数週間から暮らせる「お試し同棲サービス」がいま話題に」で取り上げました。

具体的には、敷金・礼金なし、1か月という短期から、すぐに住み始めることができる家具家電付き物件を提供するという内容。たしかに、それならば初期費用を抑えて同棲生活をスタートすることができますし、もしも同棲解消……となっても、ダメージは少ないかもしれません。

2:リアル実録!付き合って1週間のカップルが「お試し同棲」をしてみたら…

今回は、そんな「お試し同棲」サービスを提供している、株式会社NOW ROOMの協力を経て、実際にお試し同棲に挑戦してきました。

というのも、筆者に最近、年下の彼氏ができまして……(照)。取材も兼ねて、「付き合って1週間のカップルがお試し同棲をしてみたら」ということで、体当たり取材をしてきちゃいました。

1日目:お試し同棲ってどんなの?ワクワクした気分でお家へGO

今回お借りしたのは、JR大井町駅から徒歩3分にある物件です。「NOW ROOM」のアプリから日付の予約をとり、あとはホテルのようにチェックインするだけ。本当に初期費用や対面での手続き、面倒な契約書なども一切かかりませんでした。

このお部屋は広めのバスつきで、トイレはセパレート。さらにキッチンもあるため、パートナーと一緒に料理なども楽しむことができます。大型スーパーまでも徒歩約10秒と、すぐに買い出しにいけるのは、同棲中に助かった点のひとつ。

初日は部屋に着いたのが夕方だったこともあり、すぐにスーパーへ買い出しへ……。「今日のごはん、何にしようか?」など、同棲カップルらしい会話をしながら食材を買い、キッチンでふたりで料理をしながら、「同棲初日」のワクワクとドキドキ感を満喫しました。

実際に作った料理。サラダとラタトゥイユをつくりました。

2日目:ちょっとモヤモヤ…

お互いフリーランスということもあって、仕事はそれぞれ好きな場所ですることが可能。ということで、2日目は部屋の中で仕事をしていました。

しかし、朝ごはん、昼ごはんと一緒に食べて、「夜ごはんはどうしよう」なんていう時間になってくると、そろそろお互いの意見を聞くのに疲れてしまって……。これまで、ひとりで食べたいものを好きなだけ買う生活をしていたお互いにとって、節約を意識しながら、どんな料理をつくるか考えるのはちょっとしたストレスに。

結局、夜は近くで外食をすることに。こういう気持ちが味わえるのも、お試し同棲のいいところなのかもしれません。

3日目:生活のズレが見えてくる

3日目になると、脱いだものをそのまま置いておく、ベットの上にいろいろな物を放置して出かける、部屋の片付けができないなど、相手のマイナスなところが少しずつ見えてくるように……。

細かいことをいっても仕方ないですが、同棲をした経験のない筆者にとって、こうした感覚のズレは「この先この人と暮らしても大丈夫なのかな?」という不安にも直結します。

真剣にパートナーにその話をしたところ、「まぁ、なんとかなるよ! 直せるところは直すし」と楽観的な答えにちょっとガックリ……。こういう意識のズレが、早めにわかってよかったと思いつつ、少し不安な気持ちがわいてきたのも事実です。

4日目:初めての喧嘩、そして仲直り

気になることは溜め込まず、早めに指摘していこうと思って、目についたことをちょこちょと指摘をするうちに、初めての喧嘩に……。

まあ付き合って1週間ということもあって、お互いのことをあまり知らないのも影響しているのかもしれません。

せっかくの機会なので、これまで同棲してみて感じていた思いを打ち明けることに。今度は相手も真剣に聞いてくれて、逆に向こうが気になっていたことも言ってくれました。そして、今後も一緒に仲良く過ごすための改善点などを話すことができて、仲直りできました。

5日目:ちょっとは改善されたかな…?

ノリでスタートした同棲でしたが、喧嘩したことを受けて、家事の分担や、同棲中にお金をいくら使うかなども、改めて話し合いましいた。相手の帯する不満も少しは改善されてきて、家の中でも仲良くいれるように……。

ここまで、「お試し同棲だから」と、ついついふたりしてずっと家にいたのですが、「それも良くないね」ということで、日中は別々に出かける、週末に遊びの予定を立てるなど、同棲をするうえでの過ごしやすさを話し合うことができました。

6日目:最終日…そしてこの先、どうする?

ついにふたりのお試し同棲も最終日に! この6日間の感想を交えながら、このまま同棲を続けてみるか、それとも一旦お試しをやめてみるかの話し合いをしました。

「話し合いをしたことで、短い時間でグッと距離が縮まった」「やっぱり誰かと食事をするっていいよね」「フリーランスという身だと、家賃の面では助かるよね」といった意見がお互い一致し、今後も一緒に住んでいく生活をやってみよう!ということになりました。

1週間という短い期間での同棲生活だったけれど、気付きは本当にたくさんあったなと感じました。

3:まとめ

一緒に暮らすことで、パートナーの生活リズムとの違いがわかったり、それをどうすれば解決できるのかについて話し合うなど、同棲してみなければわからなかった問題に直面することができたことは、「お試し同棲」だからこそだな、と感じました。

喧嘩をすることもありましたが、物件の近くにはカフェやスーパーも充実して、ひとりになりたいときは出かけることもできたし、将来ずっと住み続けるならこういう立地がいいなと感じることもできたのも、大きなメリット。このサービスをつかって、いろいろな場所でお試し同棲をしてみるのも面白いかもしれません。

筆者の場合、付き合ったばかりということで、価値観のズレもあったけれど、そのことに関して話し合いができたり、落としどころを見つけるための話し合いは、一緒に生活したからこそできたこと。お試し同棲は、付き合いたてのカップルにもおすすめだなと感じました!

同棲を検討しているカップルは、引っ越しをする前に、ぜひ「お試し」でお家を借りてみてはいかがでしょうか。

【取材協力】

NOW ROOM – 初期費用0円。5秒で家が見つかるアプリ。