恋のなやみに効くメディア

SEX頻度の理想と現実を266人に聞いてみた!セックスレスからの脱却法も

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

隠す

1:SEXをする頻度の「普通」って何?

セックスはお互いが満足していれば十分、他人と比べるものではない……というのも正論ですが、自分たちのペースが「普通」なのかは、気になるところではありますよね。

「普通」とひと言でいっても、基準はさまざま。「デートのときは必ず」が「普通」の人もいれば、「数か月ないのが当たり前」というカップルも珍しくありません。日常の忙しさや交際期間、そして性欲の強さなど、それぞれのライフスタイル、カップル事情によって、「普通」は変化するといえそうです。

2:SEX頻度の理想ランキング

今回『MENJOY』では、独自のアンケート調査を実施。20代~40代の定期的にセックスをする相手がいる男女266人を対象に「理想のセックスの頻度はどのくらいですか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

第1位:週に1回・・・96人(36.1%)

第2位:週に2~3回・・・54 人(20.3%)

第3位:2~3週間に1回・・・43人(16.2%)

第4位:1か月に1回・・・28人(10.5%)

第5位:ほぼ毎日・・・21人(7.9%)

もっとも多かったのは、全体の3割となる96人が回答した「週に1回」。週末や仕事が休みの日などを想定して、ゆっくりイチャイチャしたいという気持ちが表れているのかもしれませんね。

続いて回答の多かった「週2~3回」も、日々の生活に影響がない範囲でという理想が伺えます。

一方で「ほぼ毎日」と回答した人も少なからずいることから、「日常的にスキンシップをとりたい」と思っている人も一定数いることがわかりました。また、それとは逆に「半年に1回」という少なめペース希望の人も少なくないようです。

3:SEX頻度の現実ランキング

次に、同じアンケート対象者に「実際のセックスの頻度はどのくらいですか?」という質問もしてみました。こちらの結果は、以下のとおりです。

第1位:週に1回・・・57人(21.4%)

第2位:2~3週間に1回・・・55人(20.7%)

第3位:1か月に1回・・・46 人(17.3%)

第4位:半年に1回・・・32(12.0%)

第5位:週に2~3回・・・30人(11.3%)

こちらも、もっとも多かったのは57人の人が回答した「週に1回」という結果に。毎日忙しく働く社会人がパートナーとゆっくりとスキンシップをとる時間には、限界があるということかもしれません。

「理想の頻度」のアンケートでは43人だった「2~3週間に1回」と答えた人も、こちらの「現実」ではやや増加して55人となりました。「半年に1回」と答えた人も2倍以上に増えています。

全体的に理想よりも少なめの頻度を回答した人が多い中で、「ほぼ毎日」「それ以上」と答えた人も21人と、ラブラブ度が高めのカップルもいるようです。

4:SEX頻度の理想と現実が異なる理由3つ

何かと理想どおりにいかない現実、セックスの頻度も例外ではありません。「したい」気持ちはあってもままならない理由は、以下のようなものが考えられます。

(1)忙しい

なんといっても忙しさはセックスの最大の敵。朝早くから仕事に出掛け、夜遅くに帰るような多忙な毎日では、疲れをとることで精一杯。ゆっくりと愛し合う時間をとることができなくなっても、仕方がありません。忙しさゆえに恋人に会うことができないとなればなおさら、理想どおりの回数セックスをすることはできなくなるでしょう。

また、忙しさから心の余裕がなくなり、結果的にセックスをする気力が奪われてしまうということも。慌ただしい日々では、セックスをする機会が遠のいてしまいがちです。

(2)マンネリ化

付き合いたてのカップルであれば「四六時中くっついてイチャイチャしていたい」と思うもの。相手のことをもっとよく知りたいという欲求が、そのままセックスの意欲へと繋がります。

ところが長い付き合いのカップルや夫婦となると、新鮮味が薄れて、セックス自体がマンネリ化してしまうことも否めません。常に同じような内容のセックスであれば、ドキドキや興奮度も減ってしまいます。マンネリセックスは、頻度が少なくなる原因のひとつといえるでしょう。

(3)性欲の減退

セックスの回数が少ないのは、そもそもセックスをしたいと思わないから。身も蓋もない意見ですが、そう思う人が多いのも事実です。

年齢、生活習慣、気持ち……きっかけはさまざまですが、セックスをしたいという欲求=性欲が衰えていることも、セックスの回数が減る原因となります。気持ちの面ではパートナーと愛し合いたいと思うものの、実際にするとなると乗り気になれないなど、理想と現実にギャップが生まれることもよくあることです。

5:セックスレス状態から理想的なSEX頻度にするためにできること3つ

愛し合うふたりであれば、できればセックスも楽しんで、濃密な関係を保っていたいですよね。セックスレスを解消するには、どのような点に気を配ればよいのでしょう。

(1)日常的なスキンシップ

セックスをしない→しないからスキンシップがない→スキンシップがないからセックスのきっかけもない……セックスレス状態が長く続いているカップルほど陥りがちな負の連鎖です。それを断ち切るには、日ごろからスキンシップを心掛けるしかありません。

最初は照れてしまうかもしれませんが、日常の習慣にしてしまえば大丈夫。手を握る、くっついてテレビを見るなど、特別ではなくともさりげない触れ合いを大切にすることが第一歩になるはずです。

(2)気持ちを言葉にして伝える

セックスは愛を確かめ合う行為。そのきっかけには、やはり愛を伝える言葉が必要です。なかなか改まって伝えることがない関係だからこそ、「好き」「愛している」などの言葉は、気持ちを盛り上げる大事な要素となるでしょう。

また、セックスレスの状態をどう感じているかについても、正直に気持ちを伝えるべき。話しにくい話題かもしれませんが、不満は態度ではなく言葉しましょう。

(3)自分磨きを怠らない

毎日だらしない格好をして、体型維持にも無頓着。そのような状態では、相手の気持ちを刺激することができません。セックスの対象であるためには、魅力ある人間でいることが大切です。

また、シチュエーションや雰囲気作りも大切なポイント。旅行先でエッチが盛り上がることもあるように、「いつもとは違うパターン」で誘ってみるのも効果的です。

6:頻度よりも重視したほうがいいこと3つ

セックスは回数だけが価値ではありません。頻度よりも大切な3つのポイントをご紹介します。

(1)満足度

毎日セックスをしていても、どちらか一方だけが満足している状態では円満なセックスライフを送れているとはいえません。ふたりでする行為だからこそ、お互いがどう感じているかを重視するべき。

相手の反応を見ることはもちろん、言葉にして聞いてみるのもひとつの手段。「もっとしたい」「余裕をもってしたい」など、正直な気持ちを伝えあうことで、ふたりの関係もより深まるはず。

(2)質

セックスは回数で良し悪しが決まるものではありません。それよりも「質のよいセックス」をしているかどうかがポイント。

一概にはいえませんが、片方の性欲を満たすためにするセックスは論外。体だけでなく心も満たされる、まさに愛し合う行為ができているかどうか、振り返ってみるのもいいかもしれませんね。

(3)相性

性格に相性があるように、セックスにも相性は存在します。何度回数を重ねても相手とのセックスを楽しめない場合、そもそも相性がよくないという可能性を考えることができます。

セックスをどこまで重要視するかは人それぞれですが、性的な好みがあまりに合わないようであれば、関係自体を考え直してみるきっかけになるかも。

7:まとめ

たかがセックス、されどセックス。愛し合うカップルがより幸せなふたりになるためには、お互いの希望を正直に打ち明け合うことも大切です。頻度だけを気にするのではなく、ふたりが心から満足できるようなセックスライフを送ることができれば理想的ですね。