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彼女の束縛問題…本当にされてる?束縛と感じるのは気持ちが冷めてる証拠

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

目次

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1:彼女に束縛されてるって思ったことありますか?

男女ともに「恋人をつい束縛してしまう」という人は少なくありません。しかし、どちらかというと、束縛気質な人は、男性よりも女性に多いように感じます。

これは、本能的に、男性はいろいろな人と付き合ったほうが自分の子孫を残しやすいのに対して、女性は妊娠期間中、ひとりの男性の子供しか身ごもることができないため、女性のほうが恋愛に慎重であるから、と筆者は思っているのですが……実際のところはどうなのでしょうか。

そこで今回『MENJOY』では、恋愛経験のある20~40代の未婚男性157名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「彼女に束縛されていると感じたことがありますか?」という質問をしてみました。結果は以下のとおりです。

ある・・・75人(48%)

ない・・・82人(52%)

約半数近くの男性が、「恋人から束縛を受けている」と感じたことがあるとわかりました。しかしこれは、恋愛において普通のことを、男性が束縛だと感じているだけかもしれません。そこで今回は、束縛されていると勘違いしやすい行動について見ていきましょう。

2:それ束縛じゃないかも…付き合ってたら普通にする行動7つ

恋人に制限をかけられると、束縛に感じてしまうことがあります。でもそれは、本当に「束縛」なのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

(1)いつもLINEや電話をしたがる

恋人といつもLINEや電話をしたがる人というのは、男女問わずにいますよね。しかし、これを束縛に感じてしまうのは考えすぎかも。好きな人がいれば、「一緒にいたい」「会っていないときもLINEをして繋がっていたい」と思うことは、まったく不思議ではありません。

恋愛でよく使われる「束縛」は、「制限を加えて行動の自由を奪うこと」を意味します。もちろん、恋人のLINEや電話で自由を奪われていると感じることもあるかもしれませんが、恋人には「相手の自由を奪いたい」という気持ちはないでしょう。

むしろ、彼女からの電話や連絡を束縛に感じてしまうのは、気持ちが冷めている証拠かも。もしも「毎日の連絡が負担になる」と感じるなら、理想的な連絡頻度を話し合ってみることをおすすめします。

(2)彼氏の予定を把握したがる

恋人の予定を把握したがる人もいます。いきなり、「今月の予定を教えて」とか「休日はどんな予定が入ってるの?」と言われれば、束縛と感じてしまう気持ちは理解できます。しかし、恋人の予定を把握しておいたほうが、恋人の予定に合わせて動きやすいのも確かです。

例えば、平日は何時まで仕事なのか、休日はいつが空いているのかを把握しておくことで、「来週空いてる?」といった連絡を省略できます。もし、連休の1日目に友達と遊びにいく予定が入っているなら、2日目は「まったりお家デートにしよう」など、彼の体調を気にした予定も立てられます。

(3)ほかの女性の話をすると激しく怒る

彼女に他の女性の話をして、激しく怒られたとき束縛に感じることもあるでしょう。しかしこれは、男性側が彼女への配慮に欠けていると言えます。男性だって「他の男や元彼と比べられたくない」という人がいるように、女性も「せっかく彼とふたりきりなのに、他の女性の話は聞きたくない」と思うのは、ごく普通のことです。

(4)浮気をすぐに疑う

浮気をすぐに疑う場合も、「束縛」に感じることがあります。しかし、これは「浮気をした経験がある」、または「普段から浮気を疑われるような行動が多い」ことが原因である場合も。

連絡がつかない時間帯が多かったり、飲みに行ってから次の日まで連絡が取れなくなったりした場合、浮気をしていないか心配になってしまっても、それほど不思議なことではないでしょう。

彼女を安心させてあげるために「飲み終わったから、いまから帰る」とか「帰宅しました~」とひと言連絡してみましょう。これだけでも彼女の印象は違ってくるものです。

(5)人の携帯を見ようとする

携帯電話やスマートフォンを見ようとする行為は、特に「束縛」に受け取られやすい行動と言えるでしょう。しかし一方で、見られたくないものが携帯電話やスマートフォンの中に入っていることを意味します。

隠そうとすると、見たくなってしまうのが人の心情。浮気をしていないのなら、見せてもいいのではないでしょうか。浮気をしていないけれど、スマホを見られたくない……それならば、明確な理由を説明してあげましょう。

(6)飲み会のメンバーを知りたがる

飲み会のメンバーを知りたがる行為も、束縛と受け取られやすいです。しかし、誰と飲みに行くのか聞くだけで「制限を加えて行動の自由を奪うこと」とはならないでしょう。

「誰と飲みに行くの?」と聞いてくるなら、「中学の友達」とか「職場の人」など、教えてあげましょう。それすら教えたくないのは、やはり、やましいことがあるからなのではないでしょうか。

(7)愛情を確認したがる

頻繁に「私のこと好き?」とか、「どこが好きなの?」と愛情を確認してくる女性もいます。しかし、これは束縛ではなく、ただの確認作業。「私のこと好き?」と聞かれて、「付き合っているんだから、答えはわかっているじゃん」と思うのは、男性側の愛情が冷めている証拠かもしれません。

「好き」という言葉は、何度相手に伝えても困るものではありません。男性の愛情表現不足を彼女の「束縛」と受け取るのは、めんどくさくなっていることが原因かも。普段から愛情表現を頻繁にすることを心がけてみてください。

3:どうして普通のことが束縛と思うの?その理由3つ

今度は、普通のことを束縛と思う理由についてご紹介します。

(1)彼女のことをさほど愛していない

彼女のことをさほど愛していないから、普通のことを束縛と感じてしまうのかも。例えば、彼女からのLINEに対して「返信に費やす時間が自由の制限になる」と思うのは、冷めているからと考えられます。「いま」目の前にやりたいことがあるなら、「これから〇〇するからまた後で連絡するね」と伝えてみてください。

それさえもめんどうくさいと思うのは、彼女のことをさほど好きではないからかもしれません。

(2)過去に浮気したことがある

スマートフォンの中身をチェックされる行為などを束縛と感じるのは、過去に浮気をした経験があるからかも。浮気をしたことがなく、スマートフォンの中に何もやましいものが入っていないなら、「それで満足できるなら、どうぞ見てください」となることでしょう。

スマートフォンの中身を見たがる彼女の行為が、「制限を加えて行動の自由を奪うこと」だと感じるのは、「浮気できないように制限を加えられている」と感じるからに他なりません。浮気をしたい気持ちがある証拠だともいえますし、過去に浮気をして修羅場を迎えた経験があるからこそ、避けたい行動になっているとも考えられます。

(3)価値観の違い

単なる価値観の違いによっても、束縛と感じてしまうことはあるでしょう。理想的な連絡頻度やデートの頻度は人によって変わってきます。LINEのやり取りを毎日することが負担にならない人もいれば、大きな負担になってしまう人もいます。

相手の価値観を押し付けられていることの苛立ちや負担を「制限を加えられている」と感じてしまっているなら、そのことについて話し合ってみてください。実はそれは束縛ではなく、単に価値観の違いがもたらしていることかもしれません。

4:もし本当に束縛に悩んだらどうすればいい?3つ

束縛と勘違いしていることもありますが、本当に束縛に悩んでいる人もいることでしょう。そんなときはどうすればいいかをご紹介します。

(1)「束縛が治らなかったら別れるのか」を自分に問い正す

相手の束縛が治らなかった場合を想定しておくことは大切です。それでも付き合い続けるか、それとも別れるかで話し合いも大きく変わってきます。別れることも辞さないのであれば、力のある発言ができるようになります。

(2)束縛が改善する努力をする

束縛が改善しなかった場合、別れるかどうかを決めたなら、次は束縛が改善する努力をしてみましょう。例えば、飲み会に女性がいるのがイヤで飲みに行かせてくれないのであれば、彼女を飲み会に連れて行って友達を共有しましょう。

そうすることで、自分の友達が、彼女の友達にもなります。知らない人と飲むのではなく、知っている人と飲むわけですから、彼女の印象も変わってきます。友達をシェアすることで、ある程度束縛を回避することができるようになるのです。

(3)境界線を設ける

ひとりの人間が努力できることは限られています。束縛を改善する努力をしてみたところで、彼女がそもそも束縛を治す気がなければ改善させるのも難しいです。そこで、「ここまでやってダメなら別れる」と境界線を設けてみてください。

彼女にそのことを伝えるだけでも、効果は発揮されるでしょう。もしも、それでも改善されないようなら、別れることをおすすめします。

5:まとめ

そもそも性別も違えば、育った環境も違うふたりの人間が付き合っているのです。価値観が違って当たり前。価値観をすり合わせる努力をすることが大切になってきます。ぜひ参考にしてみてください。