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下品とは?下品と思われてしまう行動と改善策

相川葵

相川葵A.Aikawa

目次

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1:下品の意味?類語や対義語は?

まず下品という言葉の意味から確認しておきましょう。辞書で調べてみると下記のとおりです。

品格・品性が劣ること。卑しいこと。また、そのさま。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

類語としては、ちょっと難しい言葉ですが「卑陋(ひろう)」「粗野(そや)」「低俗(ていぞく)」「野暮(やぼ)」などが挙げられます。

場合によっては「淫ら」というのも、下品の類語として扱われることがあります。いずれにしてもいい印象の言葉はありませんね。対義語にはもちろん「上品」が挙げられます。

2:下品だと思われてしまう女性の特徴7つ

ではどんな人が下品だと思われてしまうのか、その特徴について解説します。

(1)言葉遣いが汚い

わかりやすいのが言葉遣いです。言葉はときと場合によって使い分ける必要があります。また、たとえ友達など心許せる相手であったとしても、女性が男性のような言葉遣いをすることは好ましいとは思われません。

(2)人を悪く言う

相手がいない場所で、他人の悪口を言うのは、品のなさが滲み出る行為です。また、相手が目の前にいるときに、相手が傷つくような言葉を使って批判をするのも、品がないと言えます。

(3)公共の場でマナーをわきまえていない

個人の家から一歩出たら、そこは公共の場所です。自宅の中とは違ったやり方、マナーがありますよね。わかりやすいところで言えば、ごみをポイ捨てしたり、道端に座ったりしているところを見た人は「まあ、下品だな」と思うものです。

(4)食べ方が汚い

言葉遣いと同じく、人目につくことが多く、わかりやすいのが食べ方です。

背筋を曲げたり、皿に顔を近づけて食べたり、食器の持ち方が変だったり、食べ物をこぼしたり、口にものを入れたまましゃべったり……。いずれにしても食べ方が悪いと「汚い」と思われやすいので注意したいですね。

(5)自分のことばかり主張する

ふたり、または数人で会話をしていても、自分の話題だけしゃべる人がいます。みんな仕方なく聞き役に徹したりしますが、心の中では、それを上品だと思っている人はいないでしょう。

(6)相手の気持ちを考えない

人の悪口を言うことも、自分ばかりしゃべることも、相手の気持ちを考えないことからきているのかもしれません。相手の気持ちや都合を考えずに、自分の考えを相手におしつけることも品のない行為です。

(7)身の周りが汚い

髪や顔、服が汚いのは下品と思われる原因となるでしょう。また同様に、片付けができないことも下品だと思われます。部屋に人を呼んだら片付いていなかった!という状態はもちろん、外出先で自分が使った場所を片付けられないのも同様です。

3:下品に見られないための改善策

では下品に見られないようにするにはどうすればいいのでしょうか。その改善策について紹介します。

(1)TPOをわきまえる

TPOによって使い分けなくてはいけないものには、メイク、服装、言葉遣いや持ち物などがあります。

例えば、結婚式に白いドレスで参列し、葬儀に厚化粧で参加するのが下品であるように、TPOに合わないことで下品と認定されることは世の中たくさんあるでしょう。

何でも自分勝手に振る舞うのではなく、いま、何が必要とされているのかを知ることが重要です。

(2)挨拶、お礼を正しく行う

TPOも考えた上で、挨拶やお礼を、その場に合った正しい方法で行うことも、下品に見られないコツのひとつです。

大事なのは、まあこれくらいならいいか……と省略してしまわないこと。どんなときでも丁寧に挨拶をし、何かしてもらったらお礼を言うことで、「品がある人」として見られるようになります。

(3)マナーについて学ぶ

ここまで見てきたように、下品だと思われないためにはTPOに合ったマナーを知っておくことが必要不可欠。もしも、よくマナーがわからないようなら、いまは本やインターネット、YouTubeなどでも学ぶことができます。ぜひ知る努力をしてみましょう。

4:下品を英語でいうと?

「下品」は、英語で「vulgar(ボルガー=低俗、卑猥)」という単語で表すことができます。

あまりいいことではありませんが、「あの子、下品だよね……」と英語で表現したいときは「She is vulgar.」となるでしょう。

5:下品は直せる!まずは自覚から

下品であることは、知らず知らずのうちに人が離れていく原因となります。運気も落ちていくので、人生の損失とも言えるでしょう。

幸い、下品は努力をすれば直せます。しかし、そもそも自分が下品であることがわからなければどうしようもありません。なのでまずは自分の品性について、ありのままの自分を見つめてみましょう。

一度日常の自分を客観的に見つめ、自分自身について知ってみてくださいね。