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目線で相手の心理を読み解く!会話中の目線の動きで分かる男女の心理

相川葵

相川葵A.Aikawa

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目次

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1:目線で心理が分かるってホント?

目は口ほどに物を言う。そんな言葉がありますが、目線を見ればその人の心理が分かるというのはホント……なのでしょうか。

実際、特に会話中の目線の動きを分析することで、何を考えているのかを予測することが可能です。早速、どのような心理が分かるのか見ていきましょう。

2:目線で読み解く相手の心理4つ

(1)目線が右上

右上に目線が移動するときは、人が何かを想像している、と予測することができます。想像というのは、現実ではないことを作っている、という意味。つまり右上に目線が流れるのは、右脳を使い芸術的、あるいは創造的な思考を行っていることを示しています。

また実際に経験していない事柄に思いを馳せているともいえるので、そのときの話題によっては、「ウソを言おうとしている」可能性もあります。

(2)目線が右下

右下に視線が動くときは、人の感覚に関連する何かを考えていることが多いといわれています。

ものの触り心地や、香りのこと……例えば、今会話をしている相手に対して「触れたらどんな感覚か」「いい香りがするな」ということを考えているのかもしれません。もしかすると「相手に触れたい」という肉体的欲求も考えられます。

また自分自身の身体的なことを考えている可能性もあるので、体調が悪かったり、頭痛、腹痛を感じていることも。

(3)目線が左上

左上に目線が流れるときは、左脳にアクセスしていると考えられます。左脳は論理的な思考を司りますが、特に左上の場合は「思い出す」という行為につながっていることが多いようです。

つまり「あのときはどうだったかな?」と現実に起きたことを考えているときの行動です。なので、左上を見ながら何か質問に答える人は、ウソをついている確率は少ないでしょう。

(4)目線が左下

話の最中に左下に目線を向けるときは、何らかの悩みを暗示していることがあります。

考えていることそのものには論理性がありますが、「これでいいのかな」「自分の話していることは状況に合っているかな」「会話の相手は喜んでくれているかな」などと考えていることが多いでしょう。

ただ、中には、話そっちのけで自分の悩みごとについて考えている人もいるかもしれません。

3:男女の目線で見抜く恋愛心理5つ

(1)目を見つめて話す男女の心理

話をするときに、相手の目を見つめることができる人は、実はそう多くはありません。相手の目を見つめて話す人は、相手の感情を読もうと意図的に考えている人か、もしくは相手のことが好きで思いを伝えようとしている人が多いでしょう。

後者であれば、その人との恋愛はうまくいく可能性大。しかし、相手がカウンセラーのような仕事をしている人であったり、誰と話すときもしっかり目を見るタイプの人だと、この予測は当てはまらない場合も。

また女性の場合、「目が合ってもそらさない人」は脈なしかもしれません。その理由は、次項でご説明します。

(2)目線をそらす男女の心理

目線をそらす心理は、男性と女性とで少し違います。

女性の場合は、相手が好きな人であっても、恥ずかしいという気持ちが先行して、目が合った瞬間にそらす人が多い傾向。反対に男性は興味がある人や好きな人には目線を固定する習性があります。

つまり男性から目をそらされた場合は、興味がない証拠かも。

(3)目が左右に動く男女の心理

目が左右に動くことを「目が泳ぐ」といいますよね。

よくテレビドラマなどでもアテにならない人の様子をあからさまに示すために、目が泳いでいるシーンが映されたりします。この目が泳いでいる状態は大体の場合、「パニック」を指し示します。

一部、相手が好きで照れくささのあまり目が泳ぐという人もいますが、たいていは何かを問い詰められたり、ウソがバレそうになって動揺していたりすることが多いでしょう。

(4)横を向いて話す男女の心理

相手に対して横向きで話している場合、そのときの座り方によって2種類の解釈があります。

ふたりで同じ向きを向いて会話をしているのであれば、ふたりが向いている方向、見ているものはほぼ同じ。つまり感情を共感させたい、という気持ちで横を向いていると考えられます。

しかし、向かい合わせに座っているときに、相手が自分やテーブルに対して横向きならば、相手があなたに対して真剣な気持ちでコミュニケーションをとっていないケースが考えられます。また話の内容にウソがある可能性もあるので注意しましょう。

(5)上目使いをする男女の心理

人が上目使いをするときは、男女共に、相手のほうが自分よりも上の立場である……ということを主張しています。

つまり、自分が下の立場として、相手のことを受け入れたり、相手に甘えて可愛がってもらいたい!と考えているときに、上目使いになります。

4:目線から心理を読み解くときに注意したいこと

目線から心理を読み解くためには、目線だけで判断しないことが重要です。

目線は、重要な参考資料です。しかし、そのほかの部分から分かることもたくさんあるため、相手の態度や口調、身振り手振りなどとあわせて心理を把握するのが理想的です。

5:相手の目線を有効活用!

目線から相手の心理を考えることで、気遣いができたり、相手への理解を深めたりして距離を縮めることができそうです。もちろん、今回紹介したことがすべてではありません。なので頼りすぎは禁物。参考にしつつうまく人間関係に活用してみてくださいね。