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口癖に隠された心理10個!恋愛を遠ざけてしまうNGな口癖とは?

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

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目次

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1:口癖にはその人の性格が表れる?

癖というのは、生まれてから日常生活を送るなかで身についた習慣です。椅子に座るときについつい足を組んだり、体を洗うときに決まったところから洗ったりするのが癖ですよね。同じように、無意識のうちにいつも口にする言葉というのも癖です。

行動にしても言葉にしても、癖になるというのは、習慣としてパターン化されているということです。つまり、特定の状況や心理状態になったときに、無意識に条件反射として、ある行動をとったり言葉がでたりするわけです。

そう考えると、口癖の場合、ある言葉を発したときは、別のタイミングでその言葉を発したときと同じ心理状態になっているとも言えます。

2:口癖に隠された心理10個

それでは、いくつかの口癖になりやすい言葉に注目して、その背景にある心理について考えてみましょう。

(1)そもそも

「そもそも」は、安倍晋三前首相が国会審議で、「基本的に」という意味もあると答弁したことで、一時話題になりました。ですが本当は、そもそもは、「そもそも、その答えが間違っている」というように「最初」とか「発端」という意味があります。

「そもそも」が口癖の人は、相手を否定したい気持ちが強いのかもしれません。

(2)まあ

「まあ」のほかにも、「まあいいや」とか、「まあでも」とかという言葉が口癖の人がいます。「まあ」意味は、自分は満足していないけど、妥協して納得したというニュアンスが含まれます。

こういう言葉が口癖の人は、いつも不満ばかりなのかもしれません。ちょっと押しつけがましいとか、恩に着せたいという心理もあるのでしょう。

(3)なんか

「なんか」という言葉が口癖の人はけっこういます。この言葉、否定の意味ですよね。この言葉が口癖の人は、いつも不満を抱えてるのかもしれません。はっきりとこうしたほうがいいという意見はないものの、なにごとにも満足できないタイプです。

(4)ですよね

「ですよね」というのは、ちょっとカジュアルですが、相手に同意を示す言葉です。相手に対して媚びを売るというか、気に入られようとするニュアンスも含まれます。

「ですよね」が口癖の人は、周囲の顔色をいつもうかがっていて、人から嫌われないようにしようとする心理が強いのかもしれません。

(5)そうですね

「そうですね」というのは、相づちの言葉です。例えば、「明日は仕事ですよね」という言葉に対し「そうですね」と言ったり、「好きな料理はありますか」という言葉に対し「そうですね、焼き肉です」と言ったりします。

つまり、会話の内容に対しての確認したり、判断したりするときに、助走の目的で使っている場合があります。なので、「そうですね」が口癖であることに特に意味はないでしょう。

(6)ちなみに

「ちなみに」は、なにかを補足するときに使う言葉です。「ちなみに」が口癖の人は、余計なひと言が多いタイプかもしれません。なぜひと言多くなるかと言えば、「自分が話の中心にいたい」から。また、自分に注目してほしいからという気持ちもあります。

自分が目立ちたいとか、注目されないとイヤなタイプかもしれませんね。

(7)うーん

「うーん」というのは、なにか考えているときに使う言葉ですよね。「うーん」が口癖の人は、そのときの会話に興味がないか、興味がないなことでなにも考えていなかったか、本当に自分の考えや意見がないのかもしれません。

一見すると、熟考しているようにも思えるのですが、口癖として頻繁に口にしていると「なにも考えていない人」というレッテルが貼られてしまうでしょう。

(8)なるほど

「なるほど」が口癖の人は、実はあまり相手の話を聞いていないときや、興味がないときに使っているかもしれません。筆者も口癖ではないですが、あまり興味がない話題で早々に切り上げたいときに、「なるほど」という言葉で、その話題を終わらせようとするときがあります。

(9)えーと

「えーと」が口癖の人は、考えがまとまっていなかったり、会話を始めるタイミングをはかる助走の目的で使っていたりするかもしれません。これぞ、まさに典型的な口癖です。

意味自体は特にありませんが、あまり多用するとイメージ的に聡明には見えないので、会議やプレゼンのときには意識的に使わないようにしましょう。

(10)別に

「別に」もよく聞く口癖です。これはまさしく相手の話に興味がないときに発せられる言葉です。また、意見を求められたときに、特に意見がなかったり、どうでもよかったり、すねていたり、卑下していたりするときにもでてきます。

周囲からすると、「なにあの人?」という感じになり、かわいげなく見えてしまいます。

3:言えば言うほど恋愛を遠ざけるNGな口癖5つ

それでは、今度は恋愛に注目して口癖を考えてみましょう。恋愛を遠ざける、「モテない」口癖ってあるのでしょうか。

(1)でも

「でも」は否定の言葉ですよね。恋愛において、相手を受け入れず否定ばかりしていては、よいコミュニケーションはとれません。「自分とは考え方が違うタイプ」と思われて絶対にモテません。

(2)どうせ

「どうせ」というのは、卑下する人が使う言葉です。謙遜しているわけではないので、劣等感アピールが強く、負のオーラが漂っている感じがします。そんな人と一緒にいたいと思う人はいないでしょう。

(3)だって

「だって」も「でも」と同じく否定の言葉です。ニュアンス的には「でも」と「どうせ」をたして、2で割った感じ。なので、「だって」が口癖の人もモテません。

(4)疲れた

「疲れた」とか「疲れる」が口癖だと、デートにだって誘いづらいです。必ずしも言うのを我慢してというわけではないですが、ちょっと街中を歩いただけで「疲れた」なんて言ったら、2回目のデートはないと思ったほうがいいでしょう。

(5)なんでもいい

「なに食べる?」って聞かれたときに、「なんでもいい」って言われるとイヤな気持ちになる人、けっこう多いと思います。つまり、それくらい「なんでもいい」はよくない口癖です。

わがまますぎるのも問題ありですが、「なんでもいい」というのは興味がないのかと、言われたあとに、相手はいろいろ考えなければいけません。それがめんどうになったりするので、結果モテません。

4:まとめ

今回は、ダメな口癖を中心に見てきましたが、その反対に幸せを呼び込むような口癖もあるでしょう。どうせだったら、そんな言葉を発することが癖になるといいですね。