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寝るのが好きな人集合!睡眠が趣味な人の実態と寝過ぎの防止策5選

松田優

松田優Y.Matsuda

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目次

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1:寝るのが好きですか?

人間の三大欲求のひとつである「睡眠欲」。心地良い眠りの時間は、1日の中でもっともリラックスできるひとときですよね。「布団に入った瞬間が一番癒される」という人も多いのではないでしょうか。

今回『MENJOY』では、独自のアンケート調査を実施。20代~40代の男女240人に対し「寝ることは好きですか?」という質問をしてみました。結果は以下のとおりです。

好き・・・222人(92%)

好きではない・・・18人(8%)

9割を超える人が「好き」と回答する結果になりました。睡眠は人間が生きていくうえで欠かせない行為であるのはもちろん、肉体だけでなく心の健康のためにも大切な時間といえそうです。

2:休日に寝るのが幸せ!寝るのが趣味の男女の実態5つ

「寝ることが趣味!」と答えた、睡眠が大好きな人たちの実態を調査してみました。

(1)10時間以上起きずに寝ていられる

「10代のころからとにかく眠ることが好きで、最長睡眠記録は18時間です。夜10時に寝て、次に起きたのは夕方の4時。トイレにも起きず、もちろん御飯も食べず。とくに疲れてたわけでもないんですけどね。起きたときは、さすがに自分でもびっくりで、日にちの感覚がわからなくなっちゃいました」(Tさん・24歳/事務)

(2)最高の睡眠のための金には糸目をつけない

「睡眠は僕の生活の中心といってもいいもの。質のいい眠りをとるための投資は惜しみません。骨格にあった枕、マットレス、季節ごとの布団……シーツもこだわりの品を購入しています。総額は何十万とかかりましたが、睡眠の質を上げるためなら惜しくない出費です」(Iさん・30歳/会社経営)

(3)どこでも眠られる

「寝ることが大好きな私の、ある意味特技といえるのが“どこでも眠れる”こと。移動中でも病院の順番待ちの間でも、友達が賑やかに話している最中でもぜんぜん問題ありません。

思考を眠りの“穴”に寄せていくように集中するとすぅーっと簡単に寝られるんです。複数の友達としゃべっているときに手持無沙汰で寝てしまうときもあって、怒られることがあります」(Uさん・27歳/フリーター)

(4)デートよりも睡眠優先

「昔、寝過ぎが理由でフラれたこともあるくらい、恋愛より睡眠をとりたいタイプなんです。休日にゆっくり寝るのを優先させたいから、デートをするにしても、遠出とかしたくないし。

いまの彼女と長く付き合えているのは、彼女も寝ることが好きだからだと思います。休日は家デートばかりだけどお互い満足できるし、寝落ちしちゃっても怒られないし。性格もだけど、睡眠的にも相性ばっちりです」(Yさん・25歳/美容師)

(5)「出会いより睡眠優先」

「彼氏がほしいな、出会いの場に行きたいなと思うんですが、休みの日はとにかく寝たくて。ついつい億劫で、部屋着のまま一歩も部屋から出ず、ひたすら眠るか食べるかするのが至福の休日の過ごし方なので……。デートとか飲み会とかめんどくさくて断っちゃいます」(Kさん・24歳/フリーター)

3:寝るのが好きすぎて困る!寝過ぎを改善する方法5つ

いくら寝るのが好きでも、限度はありますよね。「寝過ぎかな」と思ったときに試してほしい、改善方法をご紹介します。

(1)就寝の数時間前に軽い運動をする

ぐっすり眠ってスッキリ起床する。理想的な睡眠パターンを実現するには、質の高い睡眠をとることが重要です。厚生労働省の生活習慣病予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」によると、就寝の3時間くらい前に軽く運動をすると、深い眠りを得られやすくなるとのこと。

眠る直前では脳が興奮状態になってしまいますが、数時間前に行うことでリラックスした状態で眠りにつくことができます。質の良い、深い睡眠の習慣を作れば、「だらだら寝」を防止できるでしょう。

(2)朝起きたら日差しを浴びる

体を眠りから目覚めさせるには、日差しを浴びることが大切です。朝、布団からなかなか出られない、二度寝をしてしまう……という人は太陽の光を浴びることを意識してみましょう。遮光カーテンを薄手のものに変えるなど、朝の日差しを取り入れやすくする環境作りも大切です。

(3)眠る直前に食べない

お腹がいっぱいになると眠くなる。人として当たり前の生理現象ですが、食べてすぐに眠ることはあまりおすすめできません。眠る直前に食事をすると、消化活動が睡眠を妨げてしまうのです。飲酒も、寝つきが良くなる反面、夜中の眠りが浅くなってしまうこともあるので要注意です。

(4)昼寝は15分以内で

休日の昼間、ゆっくり昼寝をするのが至福のときという人もいるでしょう。効率的な昼寝は午後からの活力に繋げることができる一方、長すぎると夜の質の良い睡眠の妨げになってしまうこともあります。昼寝をするときは、できれば15分以内でアラームをかけましょう。

(5)早寝早起きを習慣に

寝るのが好きと言いつつ、実は夜更かしも好きだ、という人も多いのではないでしょうか。夜中まで起きて、次の日の昼過ぎまで寝てしまう……睡眠時間としては足りていても、疲労は回復できていないのかもしれません。

人は、リズムが崩れると良質な睡眠が得られなくなってしまいます。日中仕事で起きる生活を送っているなら、休日だけ深夜まで起きていて午後まで眠るより、22時に眠って6時に起きるほうが、同じ8時間睡眠でも体にとってはベター。生活リズムを整え早寝早起きを心掛けることで、自然と寝過ぎ習慣も改善できるのではないでしょうか。

4:まとめ

寝ることはいいことですが、過度な睡眠は生活習慣を崩してしまう要因にもなってしまいます。ぐっすり眠ってすっきり起きる。健康的な睡眠習慣で、毎日を元気に過ごしていきたいですね。

【参考】

厚生労働省 e-ヘルスネット