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二度寝しない方法5選!遅刻常習犯でも朝必ずスッキリ起きるには?

松田優

松田優Y.Matsuda

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目次

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1:遅刻を防止!二度寝しない方法が知りたい

あと5分……と思いながら目を閉じてするひと眠りは、クセになる気持ちよさですよね。アラームが起こしてくれるしと高を括っていると、うっかり30分も寝てしまって慌てて飛び起きるなんてことも。

せっかくの二度寝の気持ちよさを上回る焦りと緊張感、時間との戦いのリスクを避けるために、二度寝しない効果的な方法を体得しておきたいものです。

2:二度寝せずに朝必ず起きる方法5つ

知ってしまうとクセになる二度寝。でも起きなければならない朝もあります。そんな朝に二度寝せずに必ず起きる方法を、5つご紹介します。

(1)光のアラームを利用する

人間の体内時計をリセットしてくれるのが、朝日の光です。そのため、夜が明けて朝になっていくように段々と部屋を明るくすることで、自然にすっきりと目覚められるといわれています。光アラームの目覚まし時計を導入するのもいいでしょう。

大昔から人間は、明るくなったら起きて暗くなったら眠るというサイクルで生きてきました。昼夜問わずほぼ同じような活動ができるようになっている現代こそ、自然のリズムを取り入れるのも乙なものです。

(2)大きく体を伸ばす

起きたらまず、万歳のポーズで大きく伸びをしてみましょう。寝ている間に休んでいた筋肉が伸び、凝りがほぐされて血流がよくなります。全身に血液がめぐることで、体が活動モードに切り替わり、二度寝を防止できるという仕組みです。

そもそも起き上がるのがしんどい人は、寝転がったままでもOK。手足をグーッと伸ばし、体を反らせてみましょう。腰を左右にひねるストレッチもおすすめ。お腹が伸びることで内臓が刺激されて、活動モードにスイッチできます。

(3)小刻みにスヌーズをかける

アラームをかけるとき、3分や5分など、二度寝をするヒマもないくらい、小刻みにスヌーズをかけるのもいい方法。さらに、そのアラームを数歩歩かないと止めることができない場所に置くと、より効果的です。

ただし、人間や動物にとっては、音で起きる=身に危険が迫っているということでもあるため、体が闘争モードの状態で目覚めることになります。すっきりとした自然で穏やかな目覚めとは違いますが、二度寝防止の観点では理にかなっていて有効です。

(4)朝の楽しみを設定する

楽しみな予定を設定するのも一手。仕事や学校だと起きられないけれど遊びの予定の日はスッと起きられる、というタイプの人にはうってつけの方法です。

例えば、その時間にしか見られない景色や、ちょっとリッチなホテルのモーニング、開店直後の静かな喫茶店での読書など。自分にとって、心がわくわくするような予定があれば、自然と起きたくなりますよね。ひとりでの実現が不安なら、近しい人と約束をするのもいいでしょう。

(5)純粋に早寝する

なぜ二度寝したいかといえば、寝たりないから。なぜ寝たりないのかといえば、起床時間に対して遅くまで起きているからです。日々忙しくて睡眠時間を削らざるをえないというケースもありますが、それでもすっきり起きるのに必要なだけ眠れる習慣をもてれば健康的ですね。

自分の調子のいい睡眠時間は、1週間くらいログを取るとつかめてくるもの。調子がいいとパフォーマンスも上がり、1日を効率的に過ごせ、睡眠時間を確保でき、すっきり起きられるというサイクルを作れます。

3:朝食後二度寝するのは体によくない?

(1)10分~15分くらいの二度寝ならパワーアップ効果が期待

朝食のあと、10分~15分くらいの二度寝であれば、パワーアップと同じ効果が期待できます。食後に眠くなるのは自然なこと。それを我慢して活動しているよりは、午前中の昼寝という扱いにして短く眠るほうが精神的にもいいでしょう。

(2)食べた直後と15分以上の二度寝は要注意!

ただし、食べた直後に横になると、逆流性食道炎などの原因になることも。朝食の後片付けまで終えてから、洗濯物を干し終えてからなど、少し時間をおいてからのほうがベターです。

また、二度寝の時間が15分を超えると、徐々に睡眠が深くなり、次に眠りが浅くなるタイミングまでは、すっきり起きるのが難しくなってしまいます。さらに、深く寝入ってしまうと内臓の動きもゆるやかになるため、消化の観点からは注意が必要です。

4:目覚まし時計のアラームをわざと早めにセットして二度寝するのはあり?

(1)早起きして活動したあとの仮眠ならあり

朝食後の二度寝と同様に、朝5時に起きて活動を開始して一段落したところでもう一度短時間寝るなどの二度寝はありです。こちらも長く眠ると、眠りが深くなってしまうため、起きたときに体ががだるかったり、すっきりしない状態になってしまったりするので要注意。

(2)5分だけ二度寝するのもあり

また、自分との約束を守れる自信のある人は、5分だけ二度寝するのもありです。1回目が覚めているので、肌などの感覚は起きた状態になっています。そのため、お布団のぬくもりや肌触りを感じながら眠り、幸福感の高い状態で目覚めることができるのです。

そもそも寝たりていない場合は、そのまま深く寝入ってしまうリスクもあるので、誰にでもおすすめできる方法ではありません。ですが、ありかなしかでいえば、ありといえるでしょう。

5:まとめ

二度寝はあまりいい印象はありませんが、上手に使えば心にも体にも優しいことがおわかりいただけたでしょうか。適切に二度寝を取り入れつつ、絶対に起きたいときには、二度寝防止法を試してみてくださいね。

【参考】

サワイ健康推進課