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涙袋は自分で作れる!メイク、マッサージ、筋トレでぷっくり目元に

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

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1:涙袋とは?整形なしでもできる?

モテ顔には涙袋がマスト!と、涙袋づくりに励む女子が急増中。そもそも涙袋とはどのようなものなのでしょうか。涙袋の基本からおさらいしましょう。

(1)涙袋とは?その効果効能

涙袋とは、下まぶたにできるぷっくりとした膨らみのことです。ほかにも「涙堂(るいどう)」や「ホルモンタンク」とも呼ばれています。

涙袋があると目元に丸みが出て、無表情でも優しげな印象の顔立ちになります。また、笑うと涙袋がより膨らみ、表情が豊かに見えやすいという効果も。涙袋がチャーミングな女性有名人には、川口春奈さんや山本美月さん、石原さとみさんなどが挙げられます。

(2)涙袋がある人とない人がいるのはなぜ?

涙袋の形や大きさには個人差があり、中には涙袋がまったくない人もいます。ぷっくりとした涙袋の正体は、目のまわりにある「眼輪筋」という筋肉によるもの。眼輪筋は涙を押し出すための筋肉で、筋トレをしていなくても元から発達している人も多いです。

しかし、眼輪筋が未発達だったり、加齢とともに筋肉や皮膚が緩んでいたりすると、涙袋は目立ちにくくなります。涙袋がない人は、眼輪筋の筋力が弱まっていると考えてよいでしょう。

(3)涙袋を自力で作るのは無理?

手っ取り早く涙袋を作るには、涙袋の部分にヒアルロン酸を注入するという手段もあります。しかし涙袋を作っている眼輪筋を鍛えて発達させれば、整形をしなくても自力で涙袋を作ることはできます。

また、最近ではメイクで涙袋を演出する女子も急増中。アイラインを引くように涙袋に沿ってラインを引けば、涙袋がない人でも立体的な涙袋が作れます。

ただし、メイクをするにも眼輪筋を鍛えるにもコツがいるので、正しい方法をマスターすることが大切です。

2:涙袋があるメリット5つ

顔の印象は目元で決まるともいえ、目元の印象は涙袋で大きく変わります。涙袋があるメリットを見てみましょう。

(1)目が大きく見える

涙袋の存在感があるほど、涙袋の影がくっきりと見えます。すると目の縦幅が広がったように見えて、裸眼でもくりっとした大きな目に見えやすくなります。

また、陰影効果によって一重まぶたより二重まぶたのほうが目が大きく見えるのと同じように、涙袋の影によって目元に3D効果が生まれるので、目が大きく見えやすいというメリットもあります。

(2)優しい顔立ちになる

キリっとしたつり目はクールな印象に、丸みのあるたれ目はかわいらしい印象になるといわれています。涙袋がないと目がすっきりと見える分、つり目っぽさが出ますが、涙袋があると目尻の重心が下がって見え、たれ目のような印象になります。

丸みのある目元からは柔らかい印象が生まれ、優しい顔立ちに見えやすくなります。接客業や営業職の人など、親しみやすい印象をもたれたい人にとっては、大きなメリットとなるのではないでしょうか。

(3)若々しさが出る

涙袋があるだけで、目元にハリが生まれて、若々しい印象を与えます。同じような目の形をしていても、涙袋があるだけで少し顔立ちが幼く見えやすいでしょう。

顔の中でも特に目元は皮膚が薄く、加齢によるシワやたるみが目立ちやすい部分です。いくら肌がキレイでも、目元から実年齢より老けて見えてしまうこともしばしば。若見えを意識するなら、涙袋にも注目したいところです。

(4)笑顔がよりかわいくなる

涙袋は笑ったときにぷっくりとなり、目元がより丸みのある印象になります。普段の表情とも差が出て、より笑顔がかわいく見えやすくなるでしょう。

「目が笑っていない」という表現があるように、笑ったときに目元に変化がないと笑顔の魅力も半減。涙袋は表情によって形が変化するので、笑顔に限らずさまざまな表情が魅力的に映るようになるでしょう。

(5)小顔効果がある

涙袋で目が大きく見えるほど、顔の中で目が占める割合も大きく、他のパーツが占める割合は小さく見えるようになります。たとえ顔の大きさそのものが変わっていなくても、目元の比率が大きくなれば、自然と顔の余白が目立ちにくくなります。

特に涙袋の真下にある頬は、顔のパーツの中でも広い面積を占める部分。目が大きく見えるほど頬の面積が小さく見えるので、小顔効果も抜群です。

3:不自然にならない書き方は?大人かわいい涙袋の作り方5つのポイント【メイク編】

涙袋メイクは、一歩間違えると「書きました」感が出てしまいがち。イタいメイクにならないように、大人かわいい涙袋の作り方をマスターしましょう。

(1)涙袋の形に合わせてメイクする

涙袋を大きく見せたいからといって、本来の涙袋を無視したメイクをするのはNG。オーバーすぎるラインやアイシャドウの塗り過ぎは、不自然な仕上がりになってしまいます。

自分の涙袋の形に合わせて涙袋を書き足していけば、もともとぷっくりしているようなナチュラルな仕上がりに。まずは狭い範囲からメイクをして、バランスを見ながらちょうどいい大きさに調整していきましょう

(2)ラインは薄く細く引くこと

涙袋を目立たせようと、暗い色のアイライナーなどでくっきりとラインを引いてしまう人も多いはず。しかし、濃いラインは涙袋を悪目立ちさせるのはもちろん、「メイクがヘタなのかな?」と思われてしまう原因に……。

涙袋のラインは、薄いブラウン系やグレー系のアイライナーまたはアイシャドウを使い、細~く薄~く引きましょう。「ちょっと薄くない?」と思うぐらいのほうが、自然な立体感が出せます。また、ラインを引いたら指や綿棒などでぼかすことも忘れずに。

(3)なりたい雰囲気に合わせてハイライトカラーを選ぶ

目と涙袋のラインの間に、ハイライトカラーを乗せるとより涙袋がぷっくりとした印象になります。ハイライトカラーには、ホワイト系やピンク系、ベージュ&オレンジ系といった肌なじみのいいカラーを選びましょう。

涙袋のぷっくり感を強調したいときはホワイト系を選ぶのがベター。ほかにも、かわいい系のアイメイクや血色感を足したいときはピンク系、よりナチュラルに仕上げたいときはベージュ&オレンジ系がぴったり。なりたい雰囲気に合わせて色を使い分ければ、メイクの統一感もアップしますよ。

(4)下まぶたのベースを整える

下まぶたにくすみやクマがあるときは、そのままメイクをしてもカラーがキレイに乗らず、顔色も暗く見えがち。まずは下まぶたのベースを整えて、色ムラを整えることが先決です。

くすみやクマなどによる色ムラは、コンシーラーや色を補正するアイベースなどを使えば十分カバーできます。濃い色のアイテムを使うときは、下地後に使い、そのあとでファンデーションを重ねるのがおすすめです。

(5)目元の油分や水分はしっかりオフ

目元にある油分や水分が残ったままアイメイクをすると、メイクが上手く乗らず、その後のメイク崩れの原因にもなります。

メイク前に洗顔やスキンケアをしたあとは、水分がなくなるまで待つか、ティッシュやコットンで油分や水分をしっかりとオフしましょう。このひと手間によって、メイクのりやメイクもちのよさも大きく変わるでしょう。

4:プチプラからデパコスまで!涙袋メイクにおすすめのアイテム5選

涙袋が上手く作れない……という人は、濃い色や肌なじみのよくないアイテムを使っているのかも。自然な涙袋メイクにおすすめのアイテムをご紹介します。

(1)「セザンヌ」描くふたえアイライナー


二重ラインと涙袋を強調するために作られたアイライナーで、「コスパがよすぎる」と美容オタクからも絶賛される人気アイテム。薄いブラウンカラーで、自然な立体感が演出できます。

さらに、皮脂や擦れに強いですが、お湯で簡単にメイクオフもできる優れもの。これだけの魅力が詰まって1000円以下。お試し感覚で買えるのもうれしいですね。

(2)「ケイト」ダブルラインエキスパート


「ケイト」のベストセラーアイテムで、ダブルライン用アイライナーの元祖的存在。数多くのインフルエンサーたちのコスメ紹介にも登場するほど大人気です。

超極細の筆と薄いブラウンカラーが特徴で、書きました感のない自然な涙袋が作れます。涙袋はもちろん、二重ラインや普通のアイライナーとしても使用できるので、1本持っておいて損はないでしょう。

(3)「エクセル」スキニーリッチシャドウ

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「プチプラなのにデパコス級」と話題のアイシャドウ。ベースカラーから締め色まで入った4色パレットで、これひとつですべてのアイメイクが完結します。

上品な発色と繊細なラメが特徴で、肌なじもよく、涙袋メイクに使いやすいでしょう。ややしっとりとしたテクスチャーで、ぴったり肌に密着してメイク崩れも防止してくれます。

(4)「アディクション」ザ アイシャドウ


「アディクション」のアイシャドウシリーズは、カラバリが豊富で自分に合った色が選べるのが特徴。その中でも、大粒ラメ入りのピンクカラー「ミスユーモア」や、濡れ感のあるシャンパンベージュの「マリアージュ」の2色は人気が高く、涙袋にも使えると評判です。

高発色で涙袋のぷっくり感を演出するとともに、目元を華やかな印象に引き立ててくれます。涙袋をより大きく見せたい人にもおすすめです。

(5)「シャネル」スティロ オンブル エ コントゥール

アイライナーとしてもアイシャドウとしても使える万能アイテム。6番の「ヌード エクラ」は繊細なピンクゴールドで、涙袋メイクにも使えると話題です。

するすると描けるクリーミーなテクスチャーが特徴で、描きやすさも満点。デパコスならではの上品な色づきで、ひと塗りで自然ながらも存在感のある涙袋が作れます。高密着で夜までヨレないのも魅力です。

5:一重でも二重でも!涙袋の作り方3選【マッサージ、筋トレ編】

涙袋を作っている眼輪筋を鍛えれば、目の形に関係なく本物の涙袋が作れます。涙袋づくりのために今すぐできるマッサージや筋トレをご紹介します。

(1)ピースサインマッサージ

眼輪筋の動きを普段から意識している人は少ないはず。まずは眼輪筋をほぐしつつ、動かす感覚を覚えることからスタートしましょう。

両手でピースサインを作り、中指は目頭に、人差し指は目尻に当てます。そのまま左右に引っ張り、目線を天井に向けます。上目遣いの状態のまま、薄目になるように下まぶたを上げ、下げるという工程を10回繰り返します。目のまわりの筋肉が動いていると感じたら正解です。

(2)ギュッパ運動

目を閉じる・開くを繰り返して、眼輪筋を鍛える方法です。

はじめに両目をギュッと閉じて、そのまま5秒間キープしたら、正面を向いて目を大きく見開いたまま同じく5秒間キープします。その後、もう一度ギュッと目を閉じて、次は目を上に向けた状態で5秒間キープします。ここまでの工程を、繰り返して行います。

キープ時間をしっかりと守り、眼輪筋を大きく動かすことを意識しましょう。

(3)ゴルゴ線解消マッサージ

「ゴルゴ線」とは、目の下から頬にかけて入る線のこと。眼輪筋が弱まるとこの線が深くなり、老け顔に見えやすくなってしまいます。

涙袋の下あたりに人差し指を置き、頬が動かなように固定します。薄目になるつもりで、下まぶたを上にあげます。これを30回繰り返します。他の眼輪筋トレーニングやマッサージと併用すると、より効果的です。

6:まとめ

「顔の印象は、9割目元で決まる」とも言われています。涙袋のあるなしで目元の印象が変わるとなれば、涙袋の重要さにも気付くはず。

ちょっとしたコツと簡単な習慣さえ身に付ければ、自然な涙袋が作れます。涙袋のあるなしで人の優劣がつくわけではありませんが、無表情を改善したい人や、いつまでも若々しくいたいと思う人は、涙袋に注目してみてはいかが?