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【ヒモ飼い女覆面座談会】「私たち今の恋愛に大満足しています!」実態レポート
MENJOY編集部MENJOY
今回お集まりいただいたのは、26歳から34歳までの職業もバラバラな一般女性。普通のOLさんも2名いらっしゃるわけですが、ヒモ飼い女なんですね……。
【ヒモ飼いレベル1】アケミ 30歳 営業事務
「彼は作家で、今は連載も単発も持っていません。貯金を崩して生活は折半。お金がないと相談を受けましたが、結婚するなら彼しかいないので、作家の夢は諦めて欲しくありません。私が彼を支えます」
【ヒモ飼いレベル2】サユリ 26歳 営業
「元外銀マンの彼は将来弁護士になるため、今は無職で勉強中です。秋からは働くらしいので、今は仕方ないかなと思っています。私のことが大好きで、どこで何をしているのか把握していないとたまにわめき散らしますが、それも愛情かなって」
【ヒモ飼いレベル3】ミチコ 34歳 フリーランス
「私以外の女とは連絡を取って欲しくないので、仕事を辞めさせて毎日2千円のお小遣いを渡しています。パチンコに行かせてますね。それ以外はずっといっしょです」
つまり、レベル1のアケミさんの彼はヒモ予備軍、レベル2のサユリさんは付き合ったらヒモだったパターン、レベル3のミチコさんは自らヒモにした、ということですね。
目次
隠す「家賃払ってるならヒモじゃないわよ」ヒモにもレベルが?
編集部:さっそく伺いたいのですが、みなさんどんな経緯でヒモを飼うことになったのでしょうか。
アケミ:まだ彼も貯金はあるので、ヒモだとは思ってないんですけど……。まあこのまま仕事がなくなったら支えるしかないかなとは思ってます。
編集部:バイトとかはして欲しくないんですか?
アケミ:して欲しくないです。夢を追いかけて欲しいですし、成功すると信じています。
サユリ:私は出会った時は無職だって知らなくて。いろいろあって夢のために期間限定だし、いいか、と思って一緒に暮らし始めました。ヒモっていっても、バイトはしていて、家賃の半分だけは払ってもらっています。
ミチコ:それヒモって言わなくない? 家賃払ってくれるなんて誠実!
編集部:おおっと……早くもヒモ飼いバトルが始まりそうですが。ヒモにもレベルがあるんですね。
サユリ:でもお金は貸してますよ(笑)。12月に20万貸したばかりなのに、最近住民税の督促がきて、30万貸しました。私の貯金はもう10万しかないです。でも必ず返すとは言ってくれているので、まあ信じてますけど。
クリスマスは自分で高級ホテルを予約、それがヒモ飼い女
編集部:ヒモってお金がないからイベントとかでプレゼントをもらえないじゃないですか。そういうのは気にならないんですか?
アケミ:うちは付き合いたてからイベントごとはなかったので気になりませんね。
サユリ:私はクリスマスは自分で赤坂の高級ホテルを予約しました。
(総勢唖然とする)
ミチコ:でもプレゼントとかよりも、普段「この人こんなに私のこと好きなんだ〜」って感じさせてくれることのほうが幸せですね。
サユリ:わかるわかる! 私なんてこの間、シャワーがいつもより5分長かっただけで「浮気してきたんでしょ!」ってカーテン引き裂くほど暴れられました。でもそんなに好きでいてくれるんだなあって思えちゃうんですよね。
家事をするヒモはレベルが高い
編集部:えっそれってDVじゃないんですか?
サユリ:殴られたことはないのでDVだとは思っていません。まあ殴られたら別れを考えますね。
ミチコ:私は逆に彼がどこでいつなにをしているか知らないと不安です。少しでも怪しいとスマホを割ったことも、SIMカードを粉々にしたこともありますね。
サユリ:愛が深いですね〜。
(えっ⁉︎ 愛が深い? それは愛が深いのか? 編集部困惑)
編集部:ヒモの方はみなさんが働いている間はなにをされているんでしょうか。
アケミ:ネームを考えてはいるみたいですけど、基本的に主夫をしてくれています。付き合って4年になりますが、一度もケンカをしたこともないし、浮気もお互いオッケーなので、何しててもあまり気になりません。
全員:浮気オッケー⁉︎ 嘘でしょ!
サユリ:家事をするヒモはレベルが高いですよね。
ミチコ:たしかに。
(そ、そうなんだ……編集部ここでも困惑。)
サユリ:私の彼は毎日私の名前をエゴサーチしています。それももう愛だなと思えるようになってきました。
ミチコ:私の彼はパチンコに朝から晩までいるみたいですね。携帯もパスワードをロック解除して毎日チェックしていますが、予測変換を見てもなにもなさそうで今の所安心しています。
編集部:お話を聞いていると、意外にもみなさん幸せそうなのですが……。
ヒモ飼い女「今の恋愛の満足度は高いです!」
全員:幸せですね。
編集部:アケミさんはお互い浮気オッケーとのことですが、他のみなさんは浮気を疑ったりしないんですか?
ミチコ:私は常に疑ってますけど、まあ誰にも会わせないし発信履歴も着信も財布の中身も全部チェックしてるんで、ないとは思います。逆に私の方が浮気をしたことがあるので、こんなに執着してしまうのかもしれません。
サユリ:1回だけ彼の携帯を見たことがあるんですが、なにもなくて罪悪感に駆られました。
アケミ:実は私も1回だけ浮気をしたことがあるんですけど、彼に報告したら「俺と比べてどうだった?」って聞かれて、「あなたの方が良かった」、と答えたら満足していました。彼も合コンとかは行っているみたいですけど、気になりませんね。
編集部:夜の生活とかはいかがでしょうか。
ミチコ:その前付き合っていたのが10歳上の人で、今のヒモが6歳下なんですけど、やっぱり若い子っていいなって思ってます。
サユリ・アケミ:相性はいいし満足しています。
編集部:総じて満足度が高そうですね。
全員:そうですね〜!
ヒモを飼ってるって他人に言えますか?
編集部:最後にお伺いしたいのですが、みなさん周りに「ヒモを飼っている」と言えますか?
ミチコ:私のは本物のヒモだし、私の仕事柄言ったら信頼を失いそうで言えないですね。
サユリ:うーん。たしかに「ヒモ」とは言わず「無職」と言いますね。
ミチコ:サユリさんのは”未来のあるヒモ”ですしね。
サユリ:彼もヒモっていう自覚はあまりないんじゃないかな。プライドも高いし、ケンカするたびに「お金は返すから!」って言ってくるんで笑
満足感があり、幸せだけれども「ヒモを飼っている」と堂々とは言えない。なんだか今回の座談会では、愛の形は本当に様々であるということがわかりました。
ちなみに、ヒモはどんな容姿なのかを伺ったところ、3人とも180㎝オーバーの身長を持ち、服装にはそこまでこだわらない、でもそこそこのイケメンといった意外な共通点がありました。
今後もMenjoy!編集部では彼女たちのその後を追いかけていきたいと思います。さらに、ヒモの方にもお話を伺いたいので、我こそは!という方は是非編集部までお問い合わせください!