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「私、知ってるんだよ…」賢い妻が夫の浮気を懲らしめる4ステップ
中田綾美A.Nakata
ステップ1:プロを雇って浮気の証拠を集める
「もし、“夫が浮気しているかも……”と不安になったら、ひとりで悩みを抱え込むのではなく、プロの探偵などを雇って浮気の証拠を集めましょう。
もちろん、プロに依頼するとお金がかかりますが、ある程度、夫の行動パターンを把握しておけば(たとえば、毎週金曜日の夜が怪しいなど)、ピンポイントに調査を依頼して費用を抑えることもできます。
お金がもったいないからといって、自力で証拠集めするのはおすすめできません。というのも、素人が探偵のマネごとをしても、時間や労力のわりに決定的な証拠が見つからないことが多いですし、万が一、夫にバレた場合、逆ギレされるおそれがあるからです。
しかも、浮気の問題をひとりで解決しようとすると、どんどん悲観的になって、夫を過度に責めたり束縛したりして、夫から愛想をつかされてしまうこともあります。
第三者から冷静なアドバイスをもらって自分を落ち着かせるためにも、プロに相談してみるのはアリだと思いますよ」
ステップ2:あくまで冷静に「私、本当は知っているんだよ」
「浮気の決定的な証拠をつかんでしまったけれど、夫と別れたくはない。浮気相手から夫を取り戻したい。その場合には、夫に“あなたが浮気していること本当は知っているんだよ”と伝えましょう。
責めるのではなく、まずは冷静に宣告するのがポイント。そして、つかんだ証拠は夫に見せないほうがいいでしょう。
自分で見つけたにせよ、プロに依頼したにせよ、いずれにせよ証拠を夫につきつけると“なにコソコソと調べてるんだ!”と夫が逆ギレした挙句、開き直って浮気相手の元に走るおそれがあります。
浮気の証拠を集めるのは、あくまで妻が夫とこれからどうしたいのか冷静に判断するためです。妻側に離婚するつもりがなく、ただ夫の浮気をやめさせたいだけなら、妻は自分の手の内を夫に明かさないようにしましょう」
ステップ3:シラを切られたら…泣いちゃう!
「妻が“私、本当は知っているんだよ”と伝えても、おそらく夫は“浮気なんかしていない”とシラをきるでしょう。その場合は、思い切り泣いちゃうべし!
夫は責められるよりも、妻に泣かれるほうが辛いのです。ですから、全身全霊で大泣きましょう。夫が“これはただごとではない”と危機感を覚えるほどに……。
ちなみに、夫が浮気をごまかすのは、なんだかんだ言って妻のことが好きだからです。もし、夫が浮気相手に心底惚れているような場合は、妻にバレた時点で開き直ることだってあります。
つまり、夫がシラを切るということは、妻は浮気相手に勝っているということ! 夫の前で号泣しながら心の中ではガッツポーズしてもいいくらいです」
ステップ4:とどめの一言は「次はもうないからね」
「“私、本当は知っているんだよ”のひと言、そして思い切り泣くことで、すでに夫にはかなりのプレッシャーをかけることができています。
その時点で夫が謝罪したり、またあくまでシラを切りとおすにしても、どこか“やばいな”と感じているような態度が見られたりするようなら、とどめのひと言“次はもうないからね”で釘を刺しましょう。
このフレーズによって、夫に“妻には次の不倫もバレるし、『次はない』というのは何をするつもりなんだろうか”という恐怖感を植えつけることができます」
ステップ2で証拠をつきつけていないことがジワジワ効いていますね。夫の立場からすれば、なんだかよくわからないけど、妻は自分の浮気をお見通しらしい……というのは、すごく不気味。これなら再犯を予防することができそうです!
どんなに生真面目な旦那でも、何かのきっかけで浮気に走ってしまうことはあるかもしれません。
「たった1度の過ちでも絶対に許せない、夫に浮気されたら即離婚!」という考え方もあるでしょう。でも、もし浮気されても夫とやり直したいのであれば、今回ご紹介した4ステップをぜひ覚えておきましょう。
【取材協力】
大西明美・・・婚活アドバイザー。過去20年で43,000件以上の婚活&恋愛アドバイスを実施。これまでに1,000人以上の不倫カウンセリングも行う。 2010年からクリスチャン専門の結婚相談所を経営。著書に『となりの婚活女子は、今日も迷走中』(かんき出版)、『糟糠の妻はなぜ捨てられるのか』(プレジデント社)がある。