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彼氏とけんかした!仲直りしたい!コツとさらに関係を悪化させるNG行動
松田優Y.Matsuda
1:彼氏とのけんかの頻度は?
「けんかをするほど仲がいい」という言葉があるように、けんかは距離が近い間柄だからこそ起こるもの。お互いを想い合っているからこそ、ついムキになったり、許せないことがあったりすることもありますよね。
とは言え、あまりけんかの頻度が多いと不安になるのも事実。世の中のカップルたちは、どのくらいの頻度でけんかをするのか気になるところです。
そこで今回『MENJOY』では、独自のアンケート調査を実施。20代~40代の恋人がいる未婚女性52名を対象に「彼氏とどのくらい頻度でけんかをしますか?」という質問をしてみました。
結果は以下のとおりです。
月に2、3回・・・7人(6.2%)
月に1回・・・7人(6.2%)
2、3か月に1回・・・9人(8.0%)
半年に1回以下・・・6人(5.3%)
けんかしない・・・23人(20.4%)
「けんかしない」と回答した人がもっとも多い結果となりました。そのほかの結果を見る限り、あまり頻繁にけんかをするカップルはいない印象を受けます。
もちろん、けんかをしないに越したことはありませんが、あまりけんかをしないぶん、仲直りの仕方を知らないという側面もあるかもしれませんね。
2:彼氏とのけんかのキッカケBest5
彼氏とけんかをしてしまう、きっかけと言えばどのようなものがあるでしょう。
上記アンケート対象者のなかで「けんかをする」と回答した人29名を対象に「けんかのキッカケとしてもっとも多いことをひとつ選んでください」という質問をしてみました。
結果の多かった順に紹介します。
第1位「日常の些細な言動」・・・11人(37.9%)
冷静に考えてみれば何でもないことでも、けんかの火種になってしまう……それだけ相手のことを気にしている証拠です。どうでもいい相手であれば、けんかにまでは発展しませんよね。ちょっとしたイライラが積み重なって爆発してしまうというのも、よくあるパターンです。
いずれにせよ、一緒にいる時間が長い関係だからこそ起こるけんかと言えそうですね。
第2位「価値観の違い」・・・5人(17.2%)
カップルのけんかの原因となりやすいもののひとつに「価値観の違い」があります。デートの頻度やお金の使い方、人付き合い、生活リズム……。深い仲だからこそ、細かな価値観の違いが揉め事の元になってしまうのです。
ただ、価値観が違うもの同士だからこそ恋愛をして楽しいという面があるのも事実。恋愛にはつきものの問題と言えるかもしれません。
同率3位「相手への嫉妬」・・・2人(6.9%)
恋愛と嫉妬は切っても切り離せないもの。相手が異性と親しくしているのを見たとき、元カノと連絡をとっていたときなどは、カップルのけんかのきっかけとしてありがちです。
異性問題に限らず、友達や仕事を優先することに対してへの嫉妬など、嫉妬が揉め事の原因となりやすい感情であることは確かでしょう。
同率3位「忙しくて会えない」・・・2人(6.9%)
会えない時間が愛を育てるとも言いますが、あまりに会えない日々が続くと、苛立ちが募ってしまっても仕方がありません。「本当に私のこと好きなの?」と、彼氏の気持ちを疑う原因になるでしょう。
直接会うことができないと、言葉の行き違いや誤解も生まれやすくなってしまう場合も。会いたいけれど会えないジレンマは、けんかの原因としてはよくあることです。
同率3位「不機嫌になる」・・・2人(6.9%)
楽しいはずの時間に不機嫌な態度をとられると、気分が盛り下がってしまいますよね。不機嫌な彼氏につられて機嫌が悪くなってしまったとしても、無理はありません。
不機嫌な人は口調や振る舞いも乱暴になりがち。自ら揉め事の原因を作っているようなものです。けんかが起こりやすくなってしまうのも、当たり前と言っていいでしょう。
3:彼氏とけんかしたときの仲直りのコツ5つ
けんかをしたら、なるべく早く仲直りをしたいですよね。彼氏とけんかをしたとき、スムーズに仲直りをするにはどうすればいいでしょう。
(1)素直に謝る
些細な言い合いでも、大きなけんかでも、とにかく素直に謝ることがいちばん。変に意地を張ったり、相手の非を責め続けても何の解決にもなりません。
けんかは常に両成敗。どちらかにまったく非がないということはほとんどありません。素直に悪いところを認めて「ごめんね」と伝えることが、仲直りの第一条件です。
(2)相手に近づく
謝罪の言葉を口にしにくいとき、何となく気まずいとき……。物理的な距離を縮めてみるのもアリ。相手のパーソナルスペースに入ることで、心の距離も自然と近くなるはずです。
逆に、離れたままだと仲直りもしにくいもの。思い切って距離を縮める。恋人同士だからこそできる仲直り方法と言えるでしょう。
(3)彼氏に甘える
けんかを早く収束させるためには、甘えテクニックを上手に使うことも必要です。「ごめんね」と可愛く謝って、手を握ったり抱きついたり……少々あざとい手ではありますが、効果としては抜群。
ラブラブモードに切り替わることで、つんけんした空気もいつの間にか消えているはずです。
(4)いつもどおり振舞う
恋人同士のけんかは、必ず白黒決着をつける必要はありません。なんでもないふりをしていつもどおり振る舞うというのも、気心が知れた仲では有効です。
いつもどおり振る舞うことで、けんかもうやむやに。ちょっとした言い合い程度であれば、問題ない解決方法と言えそうです。
(5)感情的な間は離れる
けんかをすると、どうしても興奮状態になってしまうもの。言いすぎたり、酷い態度をとってしまったり。頭に血が上った状態では諍いが加速してしまうこともあるでしょう。
冷静さを取り戻すために、距離を置くこともひとつの手。あえて顔を合わせず離れてみることで、彼の好きなところや、お互いが必要であることを実感できるはずです。
4:彼氏とけんかしたとき、してはいけないこと5つ
けんかのときどう対応するかは、その後の関係にも影響を与えてしまうもの。恋人とけんかしたときのNG行動を見てみましょう。
(1)無視し続ける
話しかけられても、連絡があっても無視をする……怒りのアピールとしてありがちな行動ですが、実際のところ無視ほどなにも伝わらない行為はありません。
嫌なことは嫌と言う。改善したいことはきちんと伝える。謝るべきときは謝る。無視などせずしっかり向き合うことが、大人の振る舞いと言えるでしょう。
(2)ずっと不機嫌でいる
たとえ相手に原因があったとしても、ずるずる不機嫌を引きずるのはいただけません。最初は反省していた彼も、徐々に嫌気が差してしまいます。なかなか機嫌が直らない相手と過ごすのは疲れるもの。関係悪化の原因になってしまいます。
後腐れのないけんかこそ絆を深めてくれると心得て、きっぱり気持ちを切り替えることを意識しましょう。
(3)相手ばかり責める
100%相手に原因がある場合はさておき、恋人同士のけんかはお互いさまであることがほとんど。きっかけはどちらかが作ったのだとしても、けんかにまで発展するということは、両方に非があるはずです。
ここぞとばかりに相手ばかり責めたり、過去のことを蒸し返したりするのはNG。揉め事は客観的に受け止めて、自分自身を顧みる心の余裕ももつべきです。
(4)SNSをブロックする
SNSのブロックは、簡単にできる行為だからこそ慎重になるべき。ブロックされたほうは想像以上のショックを受けるものです。いざ仲直りをしたいと思ったときにも、連絡を取りにくくなってしまいます。
SNSをブロックする=関係を断ち切るくらいの覚悟が必要。カッとなった勢いでブロックして、後悔することがないよう気をつけたいものです。
(5)理由もわからず謝る
けんかになると、とりあえず謝って場を収める。処世術として悪くないようにも思えますが、カップル間のけんかではあまりおすすめできません。
本当に自分が悪いと思っていないのに、とにかく謝るという行動は、火に油を注ぐ可能性が大。深く追及されたときにきちんと答えられなければ、墓穴を掘ることになりかねません。時間をかけてでも納得がいくまで、お互いに言葉を尽くして関係を修復すべきです。
5:まとめ
親密な間柄だからこそ、すれ違いやぶつかり合うことがあって当たり前。大好きな人とのけんかは落ち込んでしまうものですが、解決の仕方によってはふたりにとってプラスになることもあるでしょう。
仲直りの際は、素直さを第一に。お互いにまっすぐ向き合うことができれば、さらにラブラブのふたりになれるはずです。