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夫婦がいつまでもラブラブでいる秘訣とは?円満夫婦のルール

コマツ マヨ

コマツ マヨM.komatsu

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目次

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1:夫婦のラブラブっていつまで?ドキドキは必要?

今回『MENJOY』では、独自のアンケート調査を実施。20〜40代既婚女性に「自分たち夫婦はラブラブだと思いますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

超ラブラブ・・・43人(11.2%)

どちらかというとラブラブ・・・176人(46.0%)

どちらかというと冷めている・・・111人(29.0%)

完全に冷え切っている・・・53人(13.8%)

もっとも多かったのが「どちらかというとラブラブ」という回答で、次に多かったのが「どちらかというと冷めている」という回答でした。

20代〜40代の年齢層ということで、新婚よりは結婚10年目、15年目と結婚歴が長い人も多く、結婚歴が長くなると夫婦間にいろいろ問題も生じるでしょう。ラブラブとは言えない人が多いのも納得ですね。

2:いつまでも夫婦ラブラブでいる秘訣

夫婦力向上アドバイザーとして多くの結婚コラムを書いてきた筆者が、長く夫婦円満でいる秘訣についてご紹介します。

(1)相手の「ひとりの時間」を尊重する

結婚したからと言って、ふたりワンセットで行動する必要はありません。もともとは他人で、別のライフスタイルを送っていたふたりですから、結婚してからもお互いのプライベートを尊重するべきです。

趣味や習い事、友達との付き合いなども大切にし、夫婦の時間とそれぞれのひとりの時間の両方を尊重しましょう。

(2)家事分担はしっかりと

家事の分担が元で衝突し、夫婦間の信頼が弱まってしまうことも。

家事の分担でもめることが多いのは、どちらかが家事の分担に不満をもってから話し合うから。初めからルールや分担を決めておけば、必要以上にもめることがなくなります。できれば結婚前に、もしくはできるだけ早い段階で家事分担について話しておきましょう。

(3)お金のことで不満を溜めない

夫婦には不満があって当然。しかし、お金は生活に直結することなので、不満をもち続けると夫婦喧嘩の原因になったり、信頼関係が薄れてしまったりします。

日本人は、しばしばお金のことを口に出すのはよくないことと思いがちです。しかし、一緒に生きていく人とは経済的な問題を共有しておくべき。お小遣いや貯金額で後々衝突しないためにもお金のことは前向きに話しましょう。

(4)よい部分はよいと声に出して伝える

不満や悪いことは口に出しますが、よいことはわざわざ口に出さない……ということはありませんか。夫婦であっても、褒めてもらうことや気持ちを伝えてもらうと嬉しいものです。よい部分をよいと伝えることで、お互いの愛情や信頼を確認し、絆が深まるのです。

(5)「ありがとう」を忘れない

「言わなくてもわかるだろう」「あらためて言うのは恥ずかしい」などと、夫婦の関係に慣れが出てくると感謝の言葉を忘れがち。

感謝の言葉は人間関係の基本。夫婦であっても最低限の人間関係は必要です。ゴミ出しをしてくれた、洗濯を干してくれた、宅急便を受け取ってくれたなど、たとえどちらかの担当であっても相手がしてくれたことにはありがとうの言葉で伝えましょう。

(6)いっぱい笑う

ムスッとしている人よりも、いつもニコニコしている人といるほうが毎日気持ちよく過ごせます。無理に笑顔になる必要はありませんが、できるだけお互いが気持ちよく過ごせるよう笑顔を意識したいものですね。

(7)相手の趣味・好みを否定しない

家族になることで独占欲や所有欲がわくのか、相手の行動や好みに口を出したくなることもあります。自分の好みでないものだとつい否定的になってしまうことも。自分の興味のあることを否定する相手と一緒にいるのは心地よくないですし、信頼もできませんよね。

仲よし夫婦は、パートナーのことを尊重し合っています。自分の考えを押しつけず、相手の趣味や好みを尊重しましょう。

(8)相手の家族や大切にしているものを否定しない

趣味や好みを尊重するのと同じく、相手の家族や大切にしている人、大切にしているものを否定しないことも大切。

相手と同じだけ、相手の家族や友人を大切にすることは難しいですし、そもそもする必要はありません。でも、相手の大切なものを否定することは、相手の心を踏みにじることにもなりますし、一種のモラハラでもあります。

(9)不満を溜め込まない

喧嘩にならないように、多少の不満は我慢しようとする人も多いものです。我慢し続けてやがて忘れることができるのならばいいですが、不満を溜め込んで不機嫌になったりいつか爆発してしまったりするのなら、我慢できていないのと同じ。

不満を溜め込んだときの怒りのエネルギーはとても大きいので、喧嘩になると取り返しのつかないことになりかねません。いいたいことは溜め込まず、早めに伝えて早期解決を。

(10)怒りをぶつけるのではなく「してほしい」ことを言う

喧嘩の際、いかに自分が怒っているか、いかに自分が我慢しているかと感情的な言葉で気持ちをぶつける人も多いですが、それは何の解決にもなりません。

喧嘩をするなら、「何が嫌だったか」ではなく「どうしてほしいか」を伝えましょう。今後のためにも建設的な喧嘩がポイントです。

(11)謝罪の言葉はすぐに伝える

喧嘩や言い合いになったとき、自分に落ち度があると思ったときには、意地を張らずすぐに謝罪の言葉を伝えましょう。時間が経過すればするほど問題がこじれたり、怒りが増殖したりしてしまいます。

(12)LINEを活用する

付き合っていた頃は頻繁に連絡をとっていたけれど、結婚して同じ家に住むと、こまめに連絡をとらなくなることもあります。

一緒に家に住んでいても、帰る連絡、仕事や週末の予定など共有しておくべきことはたくさんありますし、スケジュールだけでなくコミュニケーションのひとつとしてLINEなどを活用するのは重要なポイントだと言えます。

(13)忙しくても1日に1回は面と向かって話す

どんなに忙しくても会話を省いてはいけません。ほんの少しでもいいので、面と向かって話す時間を確保しましょう。

話さない日ができると、話さない日があっても平気になり、話さないことが当然になってしまい、気がついたときにはとり返しがつかないほどの心の距離になっている恐れも。

(14)たまにふたりきりで出かける

子どもがいる夫婦だと、何をするにも子ども中心になってしまいますよね。そうした環境だけが続くと、男女ではなくお互いをパパとママという立ち位置で見てしまうかも。

ふたりきりで出かける機会を意識的につくることで、いつまでも恋人同士のときの気持ちを忘れずにいられます。

(15)出かける前、帰ってきたらキスをする

キスは愛情表現のひとつ。夫婦としての期間が長くなると、キスなどのコミュニケーションが恥ずかしくなってくることもありますので、キスする習慣はできるだけ続けたいものです。

(16)ハグの時間をつくる

キスと同じく、ハグも大切なコミュニケーションのひとつ。体を密着させることで愛情を確かめ合う大切な行為であり、愛情や信頼があるからこその行為でもあります。キスと同じく、日常的なハグの習慣をつけておきましょう。

(17)同じ部屋で寝る

一緒の部屋で寝るほうがコミュニケーションをとりやすいのでおすすめです。

ただし、生活時間の違い、室温や明るさなど睡眠環境の好みの違い、いびきがうるさいなど、一緒の部屋で寝ることに問題がある場合は無理して同室にしなくてもOK。毎日のことなので、無理して一緒の部屋で寝るとストレスになり、体調を崩したり、相手に腹を立てたりしてしまいます。

(18)セックスを大切にする

夫婦のコミュニケーションであるセックスを大切に。恋人同士のときはデートのときしかできないという希少価値がありましたが、一緒に暮らしているといつでもできると思うためか、セックスが疎かになってしまいがちです。

一度こじれたりレス気味になったりすると復活は非常に困難なので気をつけたいところです。

4:意識的な行動が夫婦円満のコツ

夫婦円満のために意識的に行動することで、いつまでも仲よしの夫婦でいられます。結婚して疎かになっていたこと、意識できていなかったことがあれば、今回の内容を参考に夫婦円満をキープしてくださいね。