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結婚式に振袖で参加するときのマナー!色は?髪型は?親族の場合の選び方は?

並木まき

並木まきM.Namiki

目次

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1:結婚式にゲストで呼ばれた!振袖レンタルする?

結婚式にゲストで呼ばれると「そんなに着る機会もないし、思い切って、振袖を着て行こうかな……」と頭に浮かぶ女性も少なくないのでは?

(1)振袖のレンタルの相場は?

「振袖を着て行こう」と決めたとしても、成人式のときにオーダーした振袖を着て行くか? あるいは最新のトレンドを踏まえた振袖をレンタルするか?も悩みがちなところです。

調べてみたところ、振袖レンタル料の相場は3万円前後。もちろん、コスト重視で探せばこれより安く抑えることもできますし、素材やブランドにこだわれば、相場よりグーンと上がります。“ピンキリ”という言葉のほうが正しいかもしれませんね。

(2)結婚式にはたくさんのマナーがある?

ところで、結婚式にはたくさんのマナーがあります。

なので「ゲストとして、振袖を着て行く!」と決めたなら、振袖で参列する際のマナーをしっかりと押さえておくべき必要があります。

 

2:結婚式に呼ばれた!おススメの振袖の色は?5つ

ここからは、実用的なお話をしてまいりましょう♡

まずは、結婚式にゲストとして着て行く振袖について、おススメの色からご紹介します。

(1)グリーン


結婚式のゲストが洋装で参加する場合、女性はピンクやブラックの服を選ぶ人が多いです。なので、グリーンの振袖を着ていると、それだけで目を引きやすいのがポイント。

主役は花嫁さんなので、花嫁さんより目立つのはご法度。ですが、グリーンは花嫁を引き立てつつ、周囲のゲストとは異なるスタイルを主張しやすい色だと思います。

(2)ピンク


ピンクの振袖は、やっぱり王道♡

女性なら「振袖を着るときに、一度は憧れる色」と言っても過言ではありません。

着るだけでパッと華やかな印象を与える色で、若々しい雰囲気を演出しやすいです。

(3)少しくすんだ黄色


落ち着きを出しつつも、結婚式らしいきらびやかな雰囲気を出すなら、少しくすんだ黄色のセレクトも粋です。

くすんだ黄色は、ほどよく“ハレの日”感を出しやすく、意外にも帯色や小物が合わせやすい点も便利なのです。

(4)鮮やかなブルー


モダンな雰囲気でキメるなら、ブルー系の振袖もおススメ。柄によって、派手にも落ち着いた雰囲気にも、どちらにも寄せやすいです。

明るめのブルーなら、顔色が沈んで見える心配も少ないので、思っている以上に着こなしやすい色でもあります。

(5)グラデーション


「いろんな色を着たくて、1色になんて決められない!」と思うなら、カラフルなグラデーションもアリです。

伝統的なデザインから現代的なデザインまで選択肢も多いので、「こんな感じにしたい」のイメージに合わせて、いろんな色柄から選べるのも嬉しい!

 

3:振袖で結婚式に参加…おススメの髪型5つ

続いては、振袖を着て結婚式に参列する際におススメの髪型を5つご紹介します。

(1)サイドの前髪を下ろしたアップスタイル


アップスタイルは和装のヘアスタイルとして定番。その中でも、サイドの前髪を少し残したアップスタイルは、セクシーさと女性らしさを出せる粋な髪型です♡

まわりと差をつけられるアップスタイルを探している人にもおススメです。

(2)編み込みアレンジ


アップヘアに編み込みをアレンジとしてプラスすると、グッと現代的なスタイルに早変わり!

前髪をサイドに流すように編み込んでいくと、正面からアレンジが見えやすいので、集合写真でも映えるでしょう。周囲と差がつくスタイルを狙えちゃいます!

(3)トップにボリュームを出したアレンジ


ボブスタイルでも華やかな装いに見せやすいのは、トップにボリュームを出したアレンジ。

サイドには花などの髪飾りを使い、頭頂部にボリュームを出すと、振袖の華やかさにぴったりのオシャレが叶います。髪飾りは、花嫁さんより目立たないよう、やや小さめのものを選ぶと無難です。

(4)クラシカルなカールヘア


モダンなデザインやレトロ柄の振袖を選んだときは、クラシカルなカールヘアで合わせるのも粋♡ 昭和の貴婦人たちのように、上品なシルエットでまとめると失敗が少ないですよ。

結婚式といえば、みんな髪型が似たり寄ったりというのもあるある。「みんなとかぶりたくない!」という人には、特におススメです。

(5)かんざしアレンジのアップヘア


着物スタイルのヘアアクセサリーといえば、王道の「かんざし」。1本だけ使うのが定番だけど、複数本を組み合わせるとグッと華やかな仕上がりに!

同じく王道の「夜会巻き風アップスタイル」に合わせても、モダンな雰囲気に仕上がりますよ。

 

4:親族の結婚式に振袖で参加したい…選ぶポイントは?3つ

ところで、親族として結婚式に参列する場合、振袖を着て行くにあたっておさえておくべきポイントもあります。

ここでは、特に気をつけておくべきポイントを3つご紹介します。

(1)事前に新郎新婦にお伺いをたてる

ゲストとして参列する場合と比較し、親族として参列する式では周囲からの目も厳しくなりがち。そのため、まずは「振袖を着て行こうと思うのだけど、こんな色はどうかな?」と、新郎新婦にお伺いをたてておくのがおススメです。

新郎新婦としては「地味婚」をするつもりで、本人たちも控えめな衣装を選んでいるのに、親族である女性がド派手な装いをしてきた……となれば、親戚一同をはじめ、ゲストたちからもブーイングの嵐が起こる可能性も。

「親族」という立場を踏まえ、一般ゲスト以上に新郎新婦に気遣いをしながら、色選びをする心遣いも大切なのです。

(2)花嫁より目立たないよう強く意識する

親族でなくとも、結婚式のマナーとしては「花嫁より目立ってはいけない」が鉄則。ですが、親族が花嫁より目立ってしまえば、ゲストたちから眉をひそめられることにもなりかねず、その後の親戚付き合いにヒビが入るかもしれません。

結婚式場で振袖を着ていると、それだけで洋装のゲストより目立つので、どんな振袖を着て行くにせよ「花嫁より目立たない」を徹底する必要があります。

(3)花嫁と同じテイストを避ける

親族一同で撮った集合写真を見返したら、どっちが花嫁なんだかわからなかった……なんてことになれば、主役である花嫁さんから恨まれてしまう可能性も!

親戚一同で撮影する写真は、結婚式のあともずっと親戚の手元に残るため、悪目立ちしてしまうことになれば「非常識な子」というレッテルも貼られかねません。

親族として振袖を着て行く際には、花嫁とかぶるようなテイストの柄や色は避けたほうが無難と言えましょう。

 

5:花嫁が結婚式に着る振袖の選び方3つ

さて、花嫁が結婚式に振袖を着る場合には、ゲストよりも断然に華やかかつ艶やかな装いをしたい!

そこで、花嫁として振袖を選ぶ際に後悔が少なくなる選び方を3つお届けします。

(1)「白」を基調としたデザインで花嫁らしさを出す


花嫁衣装として選ばれる「引き振袖」は、艶やかなほど華やかに!

白を基調としたデザインなら、しっかりと花嫁さんな雰囲気に。ウェディングドレスを着ないで式をする場合にも、ここで白っぽい衣装を選んでおくと、あとからの後悔も少なくなります。

(2)お色直しなら思い切って「黒」も艶やかな装いに


挙式ではウェディングドレスを着用し、お色直しで振袖を選ぶのであれば、白から黒に衣装替えをすると、印象がガラッと変わります。アルバムでもメリハリのある写真が残りやすいのでおススメです。

結婚式場に「黒」を着てくるゲストも多いけれど、振袖の「黒」は金や赤などの艶やかな刺繍が施されているものも多く、いい意味で妖艶な雰囲気も出て、色っぽい装いに!

(3)ドレスでは選びにくい柄で挑戦してみる

CUCURUさん(@cucuru_bridal)がシェアした投稿


せっかく和装にするならば「ドレスだと選びにくいけれど、ずっと憧れていた色や柄」に挑戦してみるのも、アリ!

モダンな雰囲気やレトロな装いなど、振袖だからこそ楽しめる「和」の世界を心ゆくまで楽しんでしまいましょう。きっと素敵な思い出になるはずです。

 

6:振袖で結婚式を盛り上げよう♡

昨今は結婚式に参列する際、振袖を選ぶゲストが減っています。着付けが面倒だったり、着た後も洋装より手間がかかるため「着たいけど、またにしよう」泣く泣く諦めてしまうゲストも少なくありません。

でも、振袖を着てくるゲストがいると、結婚式がパッと華やかになるものです。
「着て行きたいなぁ〜」と思ったならばぜひ、次に招待状が届いたときには、思い切って振袖をセレクトしてみて! だって、せっかく日本人に生まれたのですもの……♡