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セックスレスが不倫を招く!既婚者が不倫に走ってしまう悲しい理由

並木まき

並木まきM.Namiki

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目次

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1:セックスレスの割合と不倫の割合

(1)セックスレスの割合は?

相模ゴム工業の「ニッポンのセックス2018年版」では、47都道府県の20〜60代男女(14,100名)を対象にしたアンケートで「結婚相手/交際相手とは世間一般にいうセックスレスだと思う」と回答した男性は57.9%、女性は50%という結果でした。

若干男性のほうが、セックスレスと感じている割合が多いものの、男女ともにおよそ半数以上がレスを痛感しているようです。

(2)不倫の割合は?

ディーアンドエムの「勝手にランキング」で、男女約25,000人を対象に「いままで不倫したことありますか(していますか)」という質問をしたところ「はい」と回答した男性は23.2%、女性は20.2%という結果でした。

この調査の回答では、男女差はほとんどなく、いずれもおよそ5人に1人が不倫経験がある実情が読みとれます。

2:セックスレスから不倫に走った男女のエピソード5つ

(1)パート先の既婚上司と自然に距離が縮まり…

「私の場合は、一緒に働いている頼りがいのある穏やかな男性と話をすることが、レス夫婦の隙間を埋めてくれて、いつの間にか心の支えになっていました。パートの休憩時間に、雑談で打ち解けていくうちに自然と距離も近くなりました。

定期的に顔を合わせるので、不倫に走ってからのデートも頻繁でした」(34歳女性/パート)

(2)テレワーク中に会える数少ない人に心惹かれ

「社内のほとんどの人がテレワークになり、会社に出勤する機会が減ってからは、出社した際に、人と会えるのが嬉しくて。たまたま出勤日がかぶる他部署の人と話すようになり、何度も雑談をしていくうちに“この後、軽く食事でもどう?”となり、そのまま深い関係に。

ダブル不倫ですが、お互い夫婦レスが長いので、それからは仕事の後に、会社の外で待ち合わせして、ホテルに行くようになってしまいました」(35歳女性/IT)

(3)妻とは対照的な女性と衝動的に

「子どもが大きくなって夫婦の会話も少なくなり、レスも10年以上でした。家に帰っても面白くないので、仕事後に週3で会社の近くにある立ち飲み屋に通っていました。そのときに、40代のバリキャリ女性と知り合い、妻とは対照的なタイプに魅せられてしまって……。

思わず自分から口説いてしまい、そういう仲に。その人のことは、大好き!ってわけではないのですが、お互いの職場が近いことも、デートをしやすいことも、関係が続いている要因だと思います」(51歳男性/サービス)

(4)子どもの習い事のコーチと

「子どもが小学生のときに、サッカー教室に通っていました。そのチームのコーチと深い仲に。LINEを交換し、最初は事務的な連絡をしていただけで、特に私からはアプローチはしませんでした。けれど、ある日偶然、スポーツジムで再会し、これは運命かもしれない!って。

その日をきっかけに個人的なやりとりをLINEでするようになり、夫とは出産後レスが長かったこともあって、あっという間に男女の関係へと発展しました」(37歳女性/販売)

(5)マッチングアプリで出会った年下男性と

「結婚してすぐに妊娠し、第一子を出産してから2年経ちました。そろそろふたり目が欲しいと夫に希望を伝えたものの、非協力的な態度に苛立つことが多くて……。自然と関係もレスに。

そんなとき、独身の友人のすすめで、気楽な気持ちでマッチングアプリに登録したところ、20代前半の年下男子と知り合ってしまい、いまでは定期的にデートして、そういう仲になっています」(34歳女性/パート)

3:セックスレスになってしまう原因

(1)夫がセックスを断る理由

1.毎月の定期的な子作りプレッシャーがストレス化

「排卵日だから、仕事を調整して早く帰ってきてね」と朝の見送りで期待を込めて言われると、気持ちが萎えてしまう男性は多数。妻の希望はかなえてあげたくても、プレッシャーに負ける男性も多いです。

2.新鮮な気持ちが消えた

「家でだらけている姿を見て、エッチをする気分ではなくなってしまった」「産後に急に太りだして、抱くのが嫌になった」などの理由や、単純に一緒にいる時間が長くなったことで、恋人同士のときのような新鮮さは失われていきます。これが、レスの引き金となるケースは少なくありません。

3.子どもがいて、ふたりだけの時間や場所に制限がある

夫婦で寝ていたベッドに子どもも一緒に寝るようになり、それがずっと続いているので、なかなかセックスをするタイミングが難しいという人も多いです。万が一、子どもに見られたら……という不安もあって、妻から誘われても断ってしまう男性も。

(2)妻がセックスを断る理由

1.子育てと仕事で疲れている

共働きの家庭が多いいま、仕事後に家事をこなし、子どもの面倒を見てと、自分の時間もなく動き、夫が帰ってくる時間には疲れ果ててしまっている女性は多いです。体力も気持ちもまったく乗らないという女性は、思っている以上にいるでしょう。

2.子どもができれば目標達成で、気分が乗らない

お見合いや紹介などで結婚願望のある男性を見つけ、「とりあえず結婚できれば、誰でもいい」とゴールインした女性は、結婚後に「子どもができたら、いい父親にさえなってくれれればいい」という目的を達成してしまうと、セックスをする気にならなくなる場合も。

3.夫を生理的に受けつけなくなった

結婚前に気になってはいたものの、目をつぶっていた夫の生理的に嫌な癖や、慣れからくる怠惰な姿に、不満を感じてしまうのが結婚生活。「くちゃくちゃ音を立てながら食べる」「テレビを見ているときに貧乏ゆすりをする」など、注意をしてもなかなか聞き入れてくれない夫の態度に嫌悪感を覚え、物理的な接触を避け始める妻も多いです。

4:不倫しない・させないために!セックスレスの解消法2つ

(1)コミュニケーションを大切にする

「旦那が、何を考えているかわからない」「空気を察して手伝ってほしい」といった妻の言い分もよく聞きますが、一方で夫も考えていることは同じ。要望は、口にしないと通じ合えないことも多いです。コミュニケーションを活発にすると、自然と相手への感謝の気持ちが芽生え、スキンシップも増えやすいでしょう。

(2)自分磨きを怠らない

夫婦生活に慣れが出てきてしまい、相手の存在を近くに感じることだけで満足し、相手とのセックスに魅力を感じなくなるケースもあります。

女性は、お肌の手入れやファッションを楽しみ、年をとっても美しくいること、男性は、体を鍛えて食べ物に気をつけ、若々しくいることを習慣化する努力が大事。お互いに刺激し合い尊敬心を抱くことは、セックスへのモチベーションにも繋がります。

5:まとめ

日本では、セックスレスはかなり深刻な問題です。夫婦間で身体のコミュニケーションに積極性をもつことは、お互いの気持ちを伝えるきっかけにもなるでしょう。恥ずかしがらず愛情表現をしていく努力が、レス解消にひと役買ってくれるのではないでしょうか。

【参考】

ニッポンのセックス2018年版 – 相模ゴム工業

勝手にランキング – ディーアンドエム