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職場に美人がいると目立つ?得する?男女の反応とあるある体験談

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

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1:職場に美人がいるとやっぱり目立つ?

キレイなものに自然と心惹かれるのと同じように、美人が近くにいると、ついつい意識を向けてしまうもの。仕事の場においても、美人な女性は男女から注目を集めやすく、さらには他部署の上司や社外の人からもかわいがられることも多いでしょう。

普通に仕事をしているだけで、やたらと褒めちぎられるときもあれば、逆に妬みを買ってしまうことも。ただ「美人」というだけで、彼女たちはよくも悪くも注目を集めてしまうのです。

2:職場に美人がいることのメリット3つ

美人がいる、というだけで、職場の空気も、明るく活気のある雰囲気に一変。職場に美人がいるメリットを3つご紹介します。

(1)男性陣のモチベーションアップ

美人の前では「自分のいいところを見せたい」「かっこいいと思われたい」という気持ちがはたらいてしまうのが男性のホンネ。職場という環境柄、そのモチベーションは自ずと仕事に向いていくことでしょう。

朝早く出社して真面目な姿を見せたり、数をこなして仕事を頑張ってる風に見せたりと、とにかくわかりやすい行動でアピールしがち。「仕事がデキる」というスキルには、イケメンもブサメンも関係なし。ある意味、男性陣が平等に闘えるフィールドとも言えます。

(2)女性陣の意識向上

女性の多くは身近にいる同性からの影響を受けやすく、地味な人の周りには地味な人が、美人の周りには美人が集まりやすいという説もあります。

また、美人のいる職場では、次第に周りの女性たちも、きちんとした身だしなみや振る舞いを意識し始めるようになることがあります。目を引く女性というのは、常に自分を輝かせるための努力を惜しまず、職場でも身だしなみに気を抜くこともありません。

そんな女性が身近にいれば、同じ女性として負けてられない、という気持ちも、少しずつ芽生えてくるのではないでしょうか。

(3)社内の男女間で交流が増える

これまで男女間の交流がまったくなかったという職場も、「美人に近づきたい」という男性の下心をきっかけに、みんなで食事や飲みに出かける機会が増えたというケースも多く見られます。

男女間の距離が縮まれば、職場の雰囲気がよくなりますし、チームワークもよくなって仕事がやりやすくなるといったメリットがあります。また、これまで接点のなかった男女が意気投合して、新たな恋が始まることも。美人はときに恋のキューピットにもなるのです。

3:職場に美人がいる場合の男性の反応3つ

ここは職場、だけど彼女が気になってしかたがない……と悶々とする男性たちがやりがちな、美人への反応3つをチェックしてみましょう。

(1)とにかく近づいてみようとする

美人の周りをよく見てみると、「なんであの人あそこにいるの?」と思う人がひとりはいるはず。なんとかして美人と接点をもちたい男性陣は、用事もないのに美人がいるデスクの周辺へ行ってみたり、お菓子を配るという口実を使って話そうと試みたり、とにかく近づこうとします。

学生時代のころはクラスメイトというだけで無条件で仲良くなれたものの、社会人となると同じ職場であってもなかなか距離を縮めにくく、話す機会さえない人もしばしば。自ら距離を縮めるべく、自然を装って近づき、仲良くなれるチャンスを作ろうと図っているのでしょう。

(2)友達になる

遠回しなことはせずに、直接アプローチをしてしまおうという行動派タイプもいます。友達という関係を築くことができれば、気軽に話しかけやすくなるうえ、食事や飲みにも誘いやすくなるといったメリットがあります。女性側としても、潔く話しかけてくれるほうが印象もよいでしょう。

ここであからさまな態度を見せず、「友達になろう」とストレートに伝えられる男性はかなりデキる人。男性の紳士度が試されるシチュエーションでもあります。

(3)遠くから見つめる

「イケメンは遠くから見ているだけで十分」という女性もいるように、美人を見ているだけで十分という男性も一定数います。そんな彼らは、直接的な行動はせず、ただ遠くから見つめるだけという、まるでアイドルを応援するオタクのような行動をとりがち。

美人を目の保養にして、仕事のモチベーションを高めているだけ……と言いつつも、できることならリアクションがほしいもの。「いつかこの視線に気づいてくれるかもしれない」と淡い期待を込めて、彼らは今日もまた美人を見つめ続けるのです。

4:職場に美人がいる場合の女性の反応3つ

自分より美人な女性は敵?味方? 恋愛感情とは別の感情がはたらく女性たちは、美人に対してどのような反応を見せるのでしょうか。

(1)とにかく仲良くなろうとする

同性であっても美人やかわいい女性とはお近づきになりたいはず。しかし、その中には「美人を味方につけたい」という一心で、とにかく仲良くなろうと必死になる女性もいるようです。

特に合コンや飲み会に積極的な人の場合、「美人と仲良くなれば自分にも得があるかもしれない」とおこぼれを期待して近づいていくことも。美人を身近な存在に置くことで、自分のステータスになると考えているのかもしれません。

(2)敵対意識をもつ

「女の敵は女」と言われるように、同性間では自然とライバル心が芽生えてしまうもの。これまで周囲にかわいがられてきた女性にとっては、チヤホヤされる対象が美人に代わることで、自分の特権が奪われたように感じることもあるでしょう。

また、美人と自分の年齢や立場が近いほど、敵対心は増幅しやすいです。本来なら美人ばかりを優遇する男性陣に怒りを向けるべきですが、同性かつ近い存在である分、ついつい美人を妬んでしまうという人もいるのではないでしょうか。

(3)引き立て役になりたくないので距離を保つ

職場ではなるべく穏やかに過ごしたいと願う女性は、美人を敵にも味方にもせず、フラットな関係を築こうと一定の距離を保とうとします。美人の隣では、よほどな美人でない限り引き立て役になってしまい、よいように利用されてしまうこともしばしば。

一定の距離をキープしていれば、美人を妬んだり、めんどうごとに巻き込まれたりといったことも回避できます。自分のメンタルを守りながら、美人ともほどよい関係を築くことができるでしょう。

5:美人がいる職場のあるある体験談3つ

美人はいつでも得をしている……そう思わずにはいられないエピソードをご紹介。体験談をもとに、美人がいる職場の日常を覗いてみましょう。

(1)男性社員の態度が変わった

「男性社員が美人さんを意識して、私たち普通人にも優しくしてくれるようになった(笑)」(Mさん・40歳女性/総務)

「男性職員たちの活気がよくなって、みんな職場に長居するようになりました。残業万歳!」(Oさん・23歳男性/営業)

「男性社員の飲み会の出席率が爆上がりするし、ゲームをすると異様に盛り上がっていました」(Aさん・27歳女性/主婦)

いちばん多かった意見が、男性陣の態度の変化について。美人がいるというだけで、わかりやすく男性陣のテンションとモチベーションが上がり、飲み会も頻繁に開催されるのだそう。美人をきっかけに、男女間の仲が縮まるというケースも多いようです。

(2)ミスをしても怒られない

「美人さんは贔屓されがちです。ミスをしても許されるし、なにかと評価されるので妬まれていそうだなと思っていました」(Nさん・34歳女性/卸売業)

「美人がミスしても男性上司はデレデレしっぱなしで、一切注意せずにフォローして終わり。失敗をしたり悪いことをしたりしても美人なら許されるんだなぁと思いました」(Bさん・34歳女性/総務)

「同じミスでも美人は許され、私は怒られたことがある」(Tさん・36歳女性/金融関係)

ミスをしたら、大小関わらず怒られるのが基本。しかし、美人だけはなかなか怒られないというのが、暗黙のルールなんだそう。そのような状況下で自分のミスにだけ怒られたら、「美人だからってずるい」と思ってしまいますよね。

(3)お客さんや取引先の人までメロメロ

「取引先の人が、うちのキレイな社員を気に入ったみたいで、電話がかかってくるときは毎回“美人と代わってほしい”と言ってくるようになりました」(Yさん・36歳女性/主婦)

「美人な女性職員は、来客が来たらすぐに呼ばれてるイメージです。すっかりうちの会社の顔になってますね」(Uさん・30歳女性/不動産)

「取引先のお客さんが、美人の社員の気を引こうとお土産をよく持ってきてくれていました。いつも社員で分け合ってるので、毎回ありがたいなと思っています」(Hさん・40歳男性/営業)

会社としてこれからもよい関係を続けていきたい取引先の人には、少しでもよい印象を与えたいもの。そこで、「来客対応や商談には必ず美人な職員を連れて行く」という会社も多いようです。キャバクラ感覚で、美人に高価な貢ぎ物や差し入れをもってくる人もいるそう。会社内外に関わらず、美人は重宝されるのです。

6:美人な女性が実は職場で困っていること3つ

周囲から見ると美人ばかりが得をしているように見えます。しかし実は、美人側にもさまざまな職場の悩みがあるようです。美人な女性たちは、どのようなことで困っているのでしょうか。

(1)無条件で女性に嫌われる

美人というだけで周囲の人からチヤホヤされる、というのは美人にとってはデメリットになることも。自分からアピールをしているわけではないのに、勝手に贔屓されては、無条件で周りの女性たちから妬まれたり嫌われたりすることもよくあるそうです。

自分以外の人の行動が原因なので、美人側がどうにもできないのがつらいところ。お菓子をもらったり話しかけられたりと、誰もが男性陣から受けているようなことも妬みの対象となって嫌味を言われるという、理不尽なことも多いのだとか。

(2)顔で得していると思われがち

先ほどのアンケートでも「美人はミスをしても怒られない」という回答があったように、美人はほかの人よりも仕事のハードルが低く設定されているように感じる人も多いはず。しかし、美人な女性の中には、仕事を頑張りたくても頑張る環境を与えてもらえない人もいます。

上司から「そんなに頑張らなくていいよ」と言われたり、荒い仕事でも「いいよいいよ、こっちでやっとくから」などと言われ仕事をちゃんと教えてもらえなかったり。仕事を頑張りたいと思う女性にとって、これほどつらいことはないでしょう。

(3)めんどうなお誘いが多い

職場の男性陣から、頻繁に食事や飲み会に誘われることが悩みという女性も多いです。たとえ1対1での誘いを断ったとしても、社員全員が参加の飲み会や誰かの誕生日会を開催するなど、断りにくいイベントを開催しようとする男性もいるそう。

その場でしか会わないような人であればキッパリ断ることもできますが、職場の人は毎日顔を合わせる存在。よほど説得力のある理由がなければ断りにくく、イヤでも参加しなければいけない羽目になることも。モテるからといってよいことばかりではないようです。

7:嫉妬は無駄!職場に美人がいるときの対処法

「美人が羨ましい」なんて妬みは百害あって一利なし。美人を自分を比べては嫉妬してしまうという人に向けて、3つの対処法をご紹介します。

(1)職場では仕事を頑張る

嫉妬は心や時間に余裕がある人ほど抱きやすい感情です。仕事が自分のことに一生懸命であるほど、周りのことが不思議とどうでもいいと感じるようになり、美人への妬ましい気持ちもやわらいでいくはず。

職場では、よりよい人間関係を築くことも大切。ですが、その目的は、仕事で成果を出すことです。美人の存在を意識しすぎないためにも、しばらくは仕事だけのことを考えて過ごしてみてはいかがでしょうか。

(2)挨拶や適度なコミュニケーションを心がける

相手を特別視しているからこそ、妬みの感情が生まれているのかもしれません。まずは、あくまでひとりのチームメイトとして接することから始めてみましょう。

挨拶や業務上のやりとりなど、基本的なコミュニケーションはしっかりととること。適度なコミュニケーションを続けることで、やがて嫉妬心も消えていくでしょう。美人への意識を反らしたいからといって、極端に避けるような行動をとるのは、職場の雰囲気を悪くするだけなのでNGです。

(3)清潔感のある身なりで出社する

美人な女性に対抗して、華やかなメイクやファッションで自分を着飾ろうと躍起になる人も少なくないでしょう。しかし、それはTPOからしても不適切ですし、職場はルックスを張り合う場所ではありません。

心を落ち着かせるためにも、見た目を飾りすぎないことが重要。嫉妬心が芽生えそうなときこそ、足し算ではなく引き算に重きを置き、清潔感のある身なりを心がけてみましょう。美人とはあえて別の見た目を意識することで、「相手は相手、自分は自分」と思えるようになるはず。

8:まとめ

身近に美人な人がいると、妬んだり羨んだりしてしまいます。しかし、一歩離れて考え、美人は美人で苦労することがあるのだと気づいたら、「いまの自分でよかった」と思うことも出てくるかもしれません。

自分と相手を比較したり、相手のイヤなところを必死に探そうとしたりする必要はありません。それよりも自分のよいところを探したり、頑張りたいと思えることを見つけたりするほうがもっともっと大切。自分以外のものにはなれないからこそ、自分を愛してあげる努力をしてみて。