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生理中のお風呂どうしてる?入るときの注意点と温泉マナー

月野 はる

月野 はるH.Tsukino

目次

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1:生理中のお風呂が怖い…

生理中のお風呂について、「体にとっていいことかわからない」「雑菌が心配だな」などというネガティヴな気持ちを持っている人もいるかもしれません。

しかしその「怖い」という気持ちは、無知から来ているものかも。なくのイメージだけで判断せずに、しっかりと情報を集めて、お風呂についての不安が軽減されるでしょう。

2:生理中のお風呂どうしてる?女子の実態5つ

まずはアンケートをもとに、生理中のお風呂について、女子の実態を見てみましょう。

今回『MENJOY』では、20~40代の女性416名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「生理中のお風呂はどのようにしていますか?」という質問をしてみました。

その結果について、ランキング形式でお伝えします。

第5位:入浴もシャワーもなし・・・6人(1.4%)

なんと入浴もシャワーもなしで我慢するという人も少数ながらいました。体を濡れた布で拭く程度でも少しはさっぱりしますが、夏場などの汗をかく季節は大変かもしれませんね。

第4位:回数を減らす(2日に1度など)・・・11人(2.6%)

生理中は体調もすぐれないこともあり、毎日のお風呂が億劫なこともありますよね。生理中のお風呂の回数を減らすことで、体への負担を軽減するという人もいるようです。

第3位:入浴時間を短くする・・・34人(8.2%)

入浴はするけど、時間をいつもよりも短くしているという意見も。少しだけでも湯船につかることで疲れがとれたり、筋肉がほぐれたりするもの。少しでもリラックスできるように……ということですね。

第2位:湯船につからずシャワーのみ・・・156人(37.5%)

お風呂で体を清潔にしたいという気持ちと、体への負担やなんとなくの不安などとのせめぎ合いの結果、シャワーという決断になるのも納得です。

第1位:普段通りに入る・・・198人(47.6%)

生理だから……ということは気にせず、普段通りにお風呂に入る人が最多で、半数近くにものぼりました。ひとり暮らしであれば、お風呂に入るのは自分だけですし、誰かと暮らしている場合でもお湯を張り替えたりすれば問題なし。生理中はシャワーだけで済ませる人が多いのかと思いきや、普段どおりにしているという人は多いのですね。

3:生理中のお風呂の注意点5つ

生理中でも普段どおりお風呂に入る人が最も多いというアンケート結果を踏まえて、お風呂に入るときの注意点をまとめてみました。

(1)温度はいつも通り

生理中のお風呂の温度については、ぬるいほうがいい派、あついほうがいい派など、さまざまな意見があります。しかしあまり気にしすぎずに、いつもどおり、自分に適していると感じる温度で入ればOK。神経質になりすぎたり、ストレスをためたりしないことが大事なのです。

(2)頭痛があるときは

生理に伴っておこるズキズキとした頭痛。これがあるときは、お風呂につからないほうが無難です。血流の関係で、頭痛がさらに悪化してしまう可能性もあるのだそう。気になる場合には、入浴を控えましょう。

(3)体を冷やさない

お風呂から上がったあとは体温も上がっていますが、気を抜いてそのまま薄着でいると湯冷めしてしまうことも。体を冷やさないように、入浴中も、入浴後も気をつけるようにしましょう。

(4)リラックス効果を

生理中はとってもナイーブ。そこでアロマオイルや入浴剤を使って、バスタイムのリラックス効果を高めることも大切です。生理中にイライラしてしまう場合などは、自分で自分のメンテナンスをするようにしましょう。

(5)できれば順番は最後。新しいお湯で入浴を

お風呂を自分だけではなく家族などほかの人も使う場合、いろいろと心配事がつきまといますよね。汚れが気になったり、あとの人が不快にならないか不安になったり……。その心配がストレスになってしまうこともあります。

できれば風呂の順番は最後にしてもらい、他の人のことを気にせずリラックスできるようにしましょう。しかし、入浴するときは清潔第一。新しくお湯を張り替えたりするほうがいいでしょう。

4:部屋風呂にすべき?生理中の温泉マナー3選

生理中の「温泉」に関するマナーも気になりませんか? プライベートな空間のお風呂と違って、公共の施設なのでお風呂と違うマナーが求められます。

(1)基本的には入らない

生理中は温泉に入らないということを、基本的なマナーとして持っておいたほうがいいでしょう。経血がお風呂に混ざってしまう可能性もありますし、そこから感染症をうつしてしまうリスクもあります。公共のマナーとして控えるのが無難です。生理中の入浴を禁止している施設もあるので、入浴前に注意事項などを確認しましょう。

また生理中は膣内が非常にデリケートな状態です。雑菌などが入りやすく、感染症を引き起こしやすい環境とも言えるでしょう。

(2)部屋風呂の場合は?

お部屋に温泉がついているタイプの旅館もありますよね。しかし、いくら個室とはいえ家のお風呂とは違います。経血などで汚して帰ることはマナー違反。入浴直前にタンポンを使うようにする、量が多い1日目や2日目は控えるなど、旅館側にも配慮するようにしましょう。

(3)シャワーのみで済ます

どうしても大浴場などでお風呂を済ませなければならない場合は、新しく交換したタンポンを利用し、シャワーのみ浴びるようにしましょう。また入浴後はすぐに使用していたタンポンを新しいものに取り替えるようにして、なるべく清潔に保つことを心がけてください。

せっかくの温泉……と考えると残念ですが、こればかりは仕方ありません。ピルを服用して生理の日程をずらす方法もあるので、どうしても……という場合は、婦人科に相談してみましょう。

5:まとめ

生理中はシャワーだけで済ませるのがベストで、湯船につかるのは避けるべき……となんとなく思っていた人も多いのではないでしょうか。しかしゆっくりと湯船につかることでリラックスできたり、生理痛を緩和させることができるとも言われています。

もちろん紹介してきたとおり、生理中のお風呂は心配なこともたくさん。注意すべきポイントをしっかり押さえて、生理中でも有意義な入浴タイムを過ごすようにしましょう。