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マスクでニキビができてしまうのはなぜ?その原因と対処法を解説

大山奏

大山奏K.Ohyama

目次

隠す

1:マスクで顎や頬にニキビが!

マスクをつけることが当たり前になった昨今。でも、マスクを長くつけた日やその翌日に、頬や顎周りにニキビができてしまった経験はありませんか。

マスクをつけていれば、ニキビがあっても隠すことができると考えるかもしれません。ですが、長い時間マスクをつけ続けると、できてしまったニキビをさらに悪化させることにもなりかねません。

なぜマスクをつけるとニキビができやすくなってしまうのでしょうか。その原因や対処法をご紹介します。

2:マスク着用でニキビができる原因3つ

(1)湿度が高い

喉が痛くて保湿のためにマスクをしているという人もいるくらい、マスクをつけた状態というのは、顔周りの湿度が高くなります。実はこの湿度の高さが、ニキビの菌を増殖させてしまうのです。

湿度が高いということは蒸れやすいということ。この蒸れによって、ニキビができてしまったり、小さいニキビを悪化させてしまうことがあります。

(2)刺激が強い

マスクをつけていると、どうしても肌のどこかに刺激を与え続けることになります。マスクの当たる部分である顎周りにニキビができやすいのはそのためです。

マスクの刺激によって、ニキビ以外にも肌の乾燥や肌荒れを起こしてしまうこともあります。

(3)雑菌が溜まる

マスクは使い捨てであっても、1日1枚をつけたり外したりして使っている人が多いでしょう。マスクの着脱のときには、どうしても手についている雑菌などがマスクに付着してしまいます。

それが皮膚と触れ合うことにもなるので、ニキビなどの肌トラブルを起こしやすくなってしまうのです。

3:マスクが外せないときはどうすればいい?ニキビができにくいマスクのつけ方5つ

マスクのせいでニキビができたり、悪化することはわかったけれど、とはいえマスクは手放せないもの。では、どう対処したらいいのでしょうか。その対策をご紹介します。

(1)マスクは肌触りの良いものを使う

マスクをつけるとどうしても肌に刺激を与えてしまいます。ですが、できる限りマスクの刺激は少ないものがベストです。なかなか手に入りにくい状況ではありますが、ニキビのことを考えると、敏感肌用のマスクや低刺激と書いてあるマスクを選んだほう、肌へのダメージを軽減できます。

(2)顔の大きさに合ったを選ぶ

顔の大きさに合ったマスクを使わないと、効果が半減してしまうだけでなく、顔と触れ合う部分が多くなってしまいます。特に自分の顔よりも小さいマスクは、肌と触れ合う面が多くなりやすいので避けたほうがいいでしょう。

(3)こまめに外す

先ほどもご説明したように、マスクをつけている状態だと、マスクで覆っている部分は温度が適度に保たれ、湿度が高くなります。この状態が長く続くとニキビの菌が繁殖しやすくなります。

それを避けるためにも、人がいない場所や、つける必要がない場所などでは、こまめに外して換気をしてあげましょう。

ただし外したりつけたりするときには、手についている雑菌がマスクにつかないようにすること、ウイルスが触れないようにしっかりガードすることが必要です。

(4)薬をつけて触らない

ニキビがすでにできてしまっていて、それを悪化させたくないのなら、なるべく触らないようにしましょう。ついつい気になって触ってしまいそうになりますが我慢することが早く治すコツです。

またどうしても無意識に触ってしまうという人にはニキビパッチがおすすめ。肌の色に合ったものなら、見た目もカモフラージュすることができますよ。

(5)余分な皮脂は取って保湿する

ニキビができてしまう原因は余分な皮脂。取りすぎてもいけないのですが、気になるときにはあぶらとり紙などで皮脂を取りましょう。そして保湿することも大切です。

マスクをつけていて湿度が高いから大丈夫、なんていうことはないので、保湿ケアも念入りに行いましょう。

4:日常的な対策も大切!

大人ニキビは生理周期によってできやすい時期などもあります。また食事の栄養素が足りていなかったり、睡眠時間が短いことなども原因になることも。

マスクとニキビにももちろん関係性はありますが、ニキビができることをすべてマスクのせいにはせず、日ごろから正しいケア方法を学んで、ニキビができにくい環境を作ってみてくださいね!