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プチ断食のやり方は?安全に即痩せする方法と注意点を徹底解説!
並木まきM.Namiki
目次
隠す1:安全に即痩せできる?プチ断食とは…
プチ断食とは、手軽なダイエット法のひとつ。断食を辞書で調べると
だんじき【断食】
修行・祈願などの目的で、一定の期間、自発的に食物を断つこと。「断食療法」
出典:小学館デジタル大辞泉
とあります。
「プチ断食」には、修行の意味はありません。しかし、摂取カロリーを抑えるというダイエットだけでなく、体の中をキレイにしたり、味覚をリセットしたりと、体をクレンジングする目的でもおこなわれています。
2:宿便がとれることも?プチ断食の効果3つ
(1)短期間で体重が落ちやすい
プチ断食は、食べる量を減らすことで摂取エネルギーより消費エネルギーを多くし、脂肪燃焼しやすい状況をつくるダイエット法。消費エネルギーが多ければ、カラダに蓄積された脂肪も燃やすことができ、結果的に痩せるといわれています。
(2)胃腸を休められる
ご存じのとおり、胃腸は食べたものを消化吸収する機能。プチ断食をすると胃腸は休息状態となり、弱った部分がカラダ本来がもつ治癒力によって回復しやすいともされています。
(3)肌の調子が整う
プチ断食によって、お通じがよくなるといった効果を実感している人も少なくありません。胃腸を休ませることでお腹がスッキリし、肌の調子が整う人も多いようです。
3:半日・16時間・1日・2日・3日…プチ断食のそれぞれのやり方
『MENJOY』過去記事「プチ断食のやり方とは?間違えると効果なし!半日や3日のプチ断食でプチダイエット」でもやり方をご紹介しましたが、今回はおさらい! 期間別に、プチ断食のやり方を見ていきましょう。
(1)半日プチ断食
朝起きてから、正午まで食事をしない方法。食べすぎや飲みすぎの翌日に、胃腸を休めるというメリットもあります。ただし、水分はきちんと摂って、脱水症状に陥らないように注意してください。
(2)16時間プチ断食
起きている間の8時間以内に食事をするという方法。例えば、お休みの日などは、午前10時にブランチをとり、夕方18時までにもう一度、おやつを食べたり軽めの食事をしたりして、その他の起きている時間は水のみで過ごす、というやり方です。継続して生活のルーティンに組み込むと、さらにダイエット効果を得やすいと言われています。
(3)1日プチ断食
1日だけ絶食する方法。文字どおり、丸1日間、水分だけで過ごします。平日の日は仕事の付き合いなどで断食はムリ、という人に人気があります。
(4)2日プチ断食
2日間断食をする方法。基本的には「1日プチ断食」と変わらず、期間がもう1日増えただけです。しかし、丸2日間食事を摂らないと、お腹が空いて集中力が切れたり、フラフラという人も。不調を感じたら、無理をしないことが重要です。
(5)3日プチ断食
プチ断食の中では最長のもので、確実に痩せられます。しかし、3日間水などの水分だけで過ごすので、カラダのコンディションが整っていないと、体調を崩すことにも。仕事がない長期休暇など、活発に動かないでいいタイミングでトライしたほうが賢明です。
まずは半日や1日程度のプチ断食から始めて、慣れてから挑戦したほうがいいでしょう。
4:ヨーグルトやコーヒー・プロテインはOK?プチ断食を成功させる注意点
プチ断食前には、予備断食として、おかゆやヨーグルトなど、少しずつ胃への負担にならない食べ物に変えていき、断食明けの復食も、カラダに優しいものを選んで労わる必要があります。
断食明けには、刺激物は極力避けるのが必須です。ヨーグルトやプロテインをとるときも、少し温めたり、白湯に溶かすなどするとよいでしょう。またコーヒーは刺激となる可能性があるので、飲む場合には、薄めに。
5:「プチ断食」は無理しないのが成功のコツ
プチ断食は、その手軽さも人気の理由。短期間で体重を落としたいときには、消費カロリーを摂取カロリーより多くするのが手っ取り早いので痩せたいという面では、理に適った方法でしょう。
しかし、どんなに「プチ」でも、無理は厳禁。そのときの体調だけでなく、気候などによっても、キツさが異なる場合もあります。「今回は、ちょっとキツイかも」と感じたら、いったんストップし、調子のいいときに仕切り直すのも、成功への近道。自分のコンディションをよく見ながら進めていきましょう。