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上品とは?共通する服装、見た目、性格、行動など

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

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1:上品の意味は?

まずは「上品」の正しい意味をつかみましょう。辞書には以下のように記載されています。

上品(読み)ジョウヒン

品格のあるさま。品のよいさま。また、味などの洗練されているさま。「上品な立ち居振る舞い」「上品な味」「上品に着こなす」⇔下品。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

つまり「上品」とは、「品がある」のという状態がさらに洗練された、上級な状態を表しているようです。

2:上品な芸能人、有名人といえば?5選

上品な芸能人、有名人といえば誰を思い浮かべるでしょうか。ここでは目指してみたい上品さを持つ芸能人を挙げてみました。

(1)北川景子

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「知的で上品なお嬢さま」というイメージが強い、北川景子さん。個性的な役柄を演じることも多いですが、トーク番組などで見せるキャラクターはとてもチャーミングですよね。

ハキハキとしていながらも、語気は強くなく穏やか。言葉遣いも優しく丁寧なのは、彼女が生粋の宝塚ファンであることにも起因するのかもしれません。笑顔もはつらつとした印象がありつつ、口元に手が添えられていたりと、さりげない所作からも、上品さが感じられます。

(2)松下奈緒

 

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女優であり、ピアニスト、作曲家、歌手でもある松下奈緒さん。各分野で広く活躍されていますね。長身ながら、シャンと背筋を伸ばしている姿は、気品あふれる雰囲気を放っています。

また、特技のひとつに靴磨きを挙げています。持ち物のメンテナンスをきちんとすることはもちろん、足元まで気を抜かず美しく整えることが、上品さを醸し出しているのかもしれません。

(3)木村文乃

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お料理上手で知られる、木村文乃さん。整った食生活は、丁寧に自分と向き合って暮らしている証といえるでしょう。自分と向き合う時間や心のゆとりから生まれる、あたたかな上品さを感じることができます。

また、話し方は穏やかでゆったり。しかしそれだけでなく、自分の考えや思いはしっかりと主張する気品ある芯の強さも感じられます。

(4)井川遥

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しっとりとたおやかな印象の井川遥さん。「癒し系」と称されていたこともあり、ゆったり穏やかな印象が強いかと思います。イメージどおりの艶やかな役柄からエキセントリックな役柄まで、さまざまな役を演じていますが、どの役にも漂う気品がありますよね。

子どもの話をされるときも、やわらかい笑顔で言葉を丁寧に選びながら話している印象で、母としての上品さも感じられます。

(5)石田ゆり子

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思わず「女史」とつけたくなるような、穏やかな上品さをたたえているのが、石田ゆり子さん。ほわっとした笑顔はとてもチャーミングですね。言葉遣いも丁寧で穏やか、物腰もやわらかくて立ち居振る舞いも洗練されています。

お洋服も幅広く、ドレスや和装だけでなく、カジュアルな装いも素敵に着こなしています。石田ゆり子さんのように歳を重ねたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

3:上品なイメージをつくるには…服装などのファッションブランド5選

上品なイメージを外見からつくってくれるのがお洋服。選び方ひとつで大きく印象が変わりますよね。幅広い年代で上品なイメージをつくれるファッションブランドを、5つご紹介します。

(1)Theory

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シンプルで洗練された美しさといえば「Theory」。幅広い年代で着ることができる、ベーシックなデザイン、色使い。ボディラインを美しく見せるパターンで、着るだけで背筋が伸びるような気がするブランドです。

レディースはビジネススタイルのイメージも強いですが、カジュアルな素材のワンピース、ざっくりと羽織れるシャツなども展開しています。しかし総じて凛としたエレガントさをたたえています。

(2)LOUNIE

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「LOUNIE」の良さは、なんといってもディテールの美しさでしょう。パンツもジャケットも、シーンを選ばずきちんと見えるように仕立てられています。オフィスでもお呼ばれでも、品のあるしなやかな美しさをまとうことができるでしょう。

また、マスタードイエローやオレンジ、グリーンなど、少し難しく思える色が抜群に鮮やかなのも特徴です。

(3)Au BANNISTER

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シューズブランドの「Au BANNISTER」には、ベーシックなものから個性的なものまで幅広く、控えめでありながらも存在感を放つ、バランス感覚抜群なシューズが展開されています。

上品さを演出するのに欠かせないのは、何といっても足元。昔から「おしゃれは足元から」といわれるほど。足元まで、抜かりなく美しくありたいですね。

(4)FRAY I.D

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個性的なデザインを上品にまとめ上げるのが、「FRAY I.D」のいいところ。ぱっと見た感じでは奇抜な形に見えますが、実際に着てみると布の落ち感がものすごく美しく、上品なのです。

ベーシックな形、カラーのお洋服ももちろん素敵ですが、ビビッドな色使いで大胆な揺れの出るブラウスやワンピースなども、優雅でスマートな印象に仕上げてくれます。

(5)SNIDEL

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ベージュやアイスグレー、ホワイト、ブラックなど落ち着いたカラー展開はもちろん、「SNIDEL」はビビッドなオレンジやくすんだピンク、やわらかなラベンダーなどのカラーも清潔感があってさわやか。そしてどれも体のラインに美しく添うようなデザインでつくられています。

それでいてスカートのフレアはゆったりと取られているものが多く、歩くたびに穏やかに揺れるスカートが、優雅さを演出してくれます。

4:上品な人に共通する話し方・言葉遣い3つ

「わかりやすい上品さ」第1位!といっても差し支えない、話し方や言葉遣い。上品な人の話し方の特徴を。3つ挙げてみました。

(1)ゆったりした口調

ゆったりとした口調には、気持ちのゆとりからくる気品が感じられますよね。早口で「聞いて、聞いて」とまくしたてるように話すよりも、焦らずとも聞いてもらえるという余裕と、相手への信用も感じることができます。

また、文芸の世界で「行間を読む」といわれるように、会話にも「間合い」があります。目に見えない空気を楽しむ余裕もまた、雅な気品を感じさせますね。

(2)丁寧な言葉遣い

上品さというのは、空気感にはもちろん、言葉にも宿ります。流行り言葉や省略語も、コミュニケーションにおいては便利なものなので、悪いものではありません。けれど、それが映えるのも正しい日本語を使いこなせてこそでしょう。

また、正しい日本語を丁寧に使いこなす人には、スムーズに会話ができそうな安心感もありますよね。品位とともに、知性も感じられます。

(3)しっかりとした意思表示

上品な人は、相手の話をしっかりと聞いて受け止め、自分の意見をきちんと返すことをします。丁寧でゆったりとした語り口の中にも、筋の通った意思を感じさせるのも、気位の高さのなせる業。上品さは表に出る言葉だけで繕われたものではありません。

自身の中に賛否の考えをもっており、相手を尊重しながらもきちんと自分の意思を伝える=品位を守る意識が、上品さに磨きをかけています。

5:上品な人に共通する所作・行動3つ

上品な人の所作は、やはり洗練されたものがありますよね。洗練された所作や、それにつながる行動を、3つ見ていきましょう。

(1)姿勢がいい

いい姿勢は、美しさだけでなく品の良さも感じさせます。姿勢を正すと視野が広がり、また、前向きな心理状態をつくるともいわれています。

安定した心理状態が余裕を生み出し、上品さとして表れているといえるでしょう。

(2)マナーを心得ている

上品な人は、例えば食事のマナーでは、基本的な箸の持ち方、器の取り方、食卓に肘をつかないなどは当然に心得ています。和洋問わず美しく、不快感を与えることなく食事ができることは、上品と評されるでしょう。

他にも、あいさつや感謝の気持ちなど、生活において、他者との心地よい関係を築くためのマナーも広く心得て使いこなしています。

(3)落ち着いている

品の良さは、余裕から醸し出されるといって差し支えないでしょう。そのため、上品さを感じる人は、動きに落ち着きがあります。常に時間や気持ちに余裕をもっているため、慌てたり急いたりせず、確実にことを運んでいきます。

6:上品な人に共通する性格3つ

上品さや気品は内からにじみ出てくるのも確か。では、上品な人に共通する性格はどのようなものでしょうか。特徴的なものを、3つ挙げてみました。

(1)寛容さ

上品な人には「器の大きい人=寛容な人」といった印象が強くあります。不要にイライラしたり、人を攻撃したり、好戦的な態度を取る上品な人と呼べません。

自他に対する寛容な心が、内からにじみ出る上品さにつながっているといえるでしょう。

(2)前向き

上品な人は、過去にとらわれずいつも前向きです。「上品な人とは?」と問われたら、陰鬱なイメージの人より、さわやかな雰囲気の人が浮かぶのではないでしょうか。

どんな人も、外見や所作に内面が表れるのは同じです。失敗を経験ととらえ、省みたあとはそれを活かして前に進む気持ちは、気位の高さからくるものでしょう。

(3)芯がある

上品な人は穏やかで寛容なだけでなく、「自分がどうあるべきか」という明確な指針をもっています。それを守るように生活しているため、節度を保っていられるのでしょう。

「自分がどうあるべきか」という理想像を強くもっているその背景には、土台となる信念や芯の強さがあります。その人としての美しさが、洗練された美しさにつながっているのかもしれません。

7:「上品」「上品な」を英語でいうと?

英語で「上品」は、このように表します。

上品な 〔洗練された〕refined;〔優雅な〕elegant

出典:プログレッシブ和英中辞典(小学館)

上記以外にも、「polished(洗練された、磨き上げられた)」などと表現することができます。また、実際に文章にする場合は、以下のように使用できます。

上品な言葉遣いをする
use refined language/be refined in one’s speech

態度も趣味も上品な人
a person of polished manners and good taste

上品な服装をしている
She is dressed elegantly [in good taste].

出典:プログレッシブ和英中辞典(小学館)

また「There is attractiveness in elegance.(上品さには魅力がある)」「a polished gentleman.(上品な紳士)」というようにも使われます。

8:まとめ

誰しも一度は憧れを抱くであろう、上品な人。その上品さは一朝一夕で身につくものではありません。しかし、生活の中で意識し、習慣化をしていくことで、少しずつ近づくことはできそうです。

話し方や所作など、真似できることから取り入れて、上品な人を目指してみましょう。